経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径 

2022-03-22 14:20:46 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

 

  【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径  

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

■ 洛北 らくほく

 洛北とは、大まかには京都の北の郊外を指します。京都市街地の北部から北山までの一帯のことですが、その範囲は明確なものではありません。

 

 一般には、北大路以北の修学院,上賀茂,鷹ヶ峰,岩倉,八瀬,大原,鞍馬,比叡山などをさすことが多いようです。

 今日では、近郊農村から市街地化してきていて住宅地区に変貌しています。

 

■ アクセス

 

 京都駅からは、京都バス17番ルートに乗りますと1時間強で終点大原バス停に着きます。地下鉄で国際会議場まで行き、そこからバスに乗りますと、京都市街地の道路混雑による渋滞でイライラせずに行くことができます。
 

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径  

 

 

私は、京都駅からバスで、終点大原バス停のひとつ手前の梅の宮前バス停で下車しました。

バス停で降りると、進行方向左手に早生川が流れ、その先には田園風景が見渡せます。

 

■■ 大原女の小径 ■■

 

大原バス停から道を渡って続く参道を「大原女の小径(おはらめのこみち)」といいます。

 

 

小径の両側、建物の影に何気なくたたずんでいますので、

見落としてしまいそうです。

最初は、石灯籠に目が行ってカシャリとしたのですが、

燈籠の向かって左に可愛い石像を見つけました。

それからは道の両端にも注意して歩くようにしました。

 

 

石像は、可愛いかおをしたお地蔵さんです。

 

 

おかっぱ頭の髪形が

やや上向きの顔を引き立てています。

 

 

寝そべった姿には、つい、こちらの顔がほころんでしまいます。

 

 

大原女の製造かと思いきやちょっと異なった雰囲気です。

 

 

漬物屋さんの樽の前にも、きゃらぶきの中に立っています。

漬物に使う何かでしょうか、備えられていました。

 

 

 

参道のお土産屋さんのそばにも見つけました。

 

 

最後に見つけたのは、三千院への参道登り口の階段下にある

正座した、おかっぱ頭の石像です。

 

石段を登って、三千院を右手に見ながら

律川にかかる朱色の橋の方向に進みました。

 

 

このあとは、「大原散策と後鳥羽天皇大原陵」に

続きますので、是非、この続きもお楽しみ下さい。

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

2022-03-22 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

 

    【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

 

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

メモ

■       今日のおすすめ

  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』
       (ジム・コリンズ、ビル・ラジアー著 土方奈美訳 日経BP)

メモ 

■ 書名「ZERO」の持つ意味は『起点・原点』(はじめに)

 

 著者コリンズは、永続性のある偉大な企業を目指す起業家や中小企業のリーダーのためにロードマップを示すことを目的に、恩師ビル・ラジーと共著で1992年「Beyond Entrepreneurship(ビヨンド・アントレプレナーシップ)」を発刊します。その後、偉大な企業を動かす要因について探求し、ビジョナリー・カンパニー・シリーズとして、『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則(1995年)』『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則(2001年)』『ビジョナリー・カンパニー③ 衰退の5段階(2010年)』『ビジョナリー・カンパニー④ 自分の意志で偉大になる(2012)年』を発刊します。

 

 ‟ビジョナリー”の辞書的意味は‟先見性や未来志向”ですが、「ビジョナリー・カンパニー・シリーズ」では‟永続する偉大な企業”と定義しています。‟永続する偉大な企業”は、「➀時代を超える生存の原則」では‟数十年にわたって存続する企業18社”、「②飛躍の法則」では‟良い企業から偉大な企業への飛躍を遂げた企業11社”、「③衰退の5段階」では‟偉大さを獲得した後、衰退した企業11社”、「④自分の意志で偉大になる」では‟不確実性の中で並外れた(10倍以上)成果を出した「10X型企業」7社”です。‟永続する偉大な企業”と同じ機会・状況にありながら「成果を上げられなかった企業」を‟比較対象企業”として選別し、「偉大な企業と比較対象企業の違いは何か」を、「“一対(いっつい)”比較法」により歴史的・実証的・体系的に、問い続けました。(注1の「スライド18~22」参照)

 

 著者コリンズは、「シリーズ①②③④」では異なった視点から‟永続する偉大な企業”とは何かの問いをして来ました。1周を終えて、新たに積み重なった資料とスタート時点のオリジナル版とを統合・整合し、起業家と中小企業のリーダーの「偉大な企業を生み出す」お手伝いをすべく、「ビヨンド・アントレプレナーシップ」のバージョンアップ版として、ビジョナリー・カンパニー・シリーズの『起点・原点』とする意図をもって、「ビジョナリー・カンパニー『ZERO』」の発刊に踏み切ったのです。

 

 更に『ZERO』の素晴らしいところは、オリジナル版の文章はグレー・ページ、新たに書き加えた部分はホワイト・ページになっており(ページ数もほぼ倍)、オリジナル版と、新たに加えた「(ドッラーカーの思想を引き継ぐ)永続するマネジメント思想」が明確に判ることです。

 

 ジム・コリンズは、「➀時代を超える生存の原則」を機にドラッカーと対面の関係を持ち、恩師として仰ぎ、「経営学の父」であるピーター・ドラッカーの思想を引継ぐと共に実証性により強化し、ドラッカーと共に「経営学の『起点・原点』」となったのです。(ジム・コリンズH/P〈下記URL〉「ピーター・ドラッカーから学んだ10の教訓」を参照下さい。)

 

  https://www.jimcollins.com/article_topics/articles/Ten-Lessons-I-Learned-from-Peter-Drucker.html#articletop

メモ

■「ZERO」で新たに加えられた“章”‟新たな視点“の注目点

 

【偉大な企業を創るための「地図」】

 

 「シリーズ①、②、③、④」で異なった視点から論じてきたテーマを纏め、枠組みとして組み立てたのが、『偉大な企業を創るための「地図」』です。起業家が新たな企業を立ち上げるとき、既存の企業が苦境に立ち再起するとき、現在の会社を偉大な企業に育てたいと思っておられる経営者に貴重なヒントを与えてくれると思います。是非「ZERO」と「シリーズ①、②、③、④」をお読み下さい。(注1参照)

 

【ビジョンの構成要素】

 多くの企業になじみの深い「ミッション・ビジョン・バリュー」を「ビジョン」1本にし、「ビジョン」を「コアバリュー」「パーパス」「BHAG( Big Hairy Audacious Goals‟社運を賭けた大胆な目標”)」の3つにします。「コアバリュー」を“(時代を超える)会社の指針となる原則、会社を導く哲学”、「パーパス」を‟(100年間に亘って会社の指針となる)組織が存在する根本的な理由”とします。オリジナル版では「ミッション(明確なゴールと具体的期限のある目標)」と表現していたものを、“シリーズ①時代を超える生存の原則”から「BHAG(社運を賭けた大胆な目標)」に取換えます。「BHAG」に取換えたのは、‟人の心を揺さぶり、意欲を掻き立て、容易に理解できる、聞き手が神髄を理解し夢中になってくれる「(理想的な時間軸を10~25年とする)社運を賭けた大胆な目標」”を良しとしたのです。

 

 どうですか。「ミッション・ビジョン・バリュー」に変えて、迫力があって有効性が高い「コリンズ式ビジョン」を使ってみませんか。(注2参照)

 

【業務手順書を作るなら「SMaCレシピ」で】

 

 10X型企業のサウスウエスト航空を偉大な企業にしたのは「SMaCレシピ」です。私たちが業務手順書を作るときには、通り一遍ではなく、「SMaCレシピ」を参考にするとより有効性を高くすることができます。

 

 「針鼠の概念」により「BHAG」を作り、10X型スピリットにより「一貫性」「実証的創造力」「変化に対応するパラノイア」を満たす業務手順書「SMaC(Specific<具体的である>Methodical<整然としている>and<そして>Consistent<一貫している>)レシピ」を作り、「弾み車」効果を引き出し「BHAG」を達成します。

 

 詳しくは、「ZERO」と「シリーズ④自分の意志で偉大になる」をお読み下さい。(注3参照)

 

(注1) 簡単な説明資料『「偉大な企業を創るための地図」から学ぶ.pdf』をご覧ください。

   

(注2) 簡単な説明資料『コリンズ式「ビジョン・戦略・戦術」.pdf』をご覧ください。

   

(注3) 簡単な説明資料『ビジョナリー・カンパニー・シリーズの実例から学ぶ
     サウスウエスト航空の「SMaCレシピ」.pdf』をご覧ください。

   

メモ

■ ビジョナリー・カンパニー・シリーズは企業経営の教科書(むすび)

 

 シリーズは企業経営の教科書と思います。大著ですが是非お読みください。ただし、シリーズは①から④までと「ZERO」の全5冊でページ数は約2000頁です。2000頁全てを読むのが大変な方は「ZERO」を索引として、詳細は、シリーズ①~④で確認するのも賢い選択です。

 

メモ

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

メモ

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【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

2022-03-22 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

  【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

メモ

■       今日のおすすめ

  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』
       (ジム・コリンズ、ビル・ラジアー著 土方奈美訳 日経BP)

メモ 

■ 書名「ZERO」の持つ意味は『起点・原点』(はじめに)

 著者コリンズは、永続性のある偉大な企業を目指す起業家や中小企業のリーダーのためにロードマップを示すことを目的に、恩師ビル・ラジーと共著で1992年「Beyond Entrepreneurship(ビヨンド・アントレプレナーシップ)」を発刊します。その後、偉大な企業を動かす要因について探求し、ビジョナリー・カンパニー・シリーズとして、『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則(1995年)』『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則(2001年)』『ビジョナリー・カンパニー③ 衰退の5段階(2010年)』『ビジョナリー・カンパニー④ 自分の意志で偉大になる(2012)年』を発刊します。

 ‟ビジョナリー”の辞書的意味は‟先見性や未来志向”ですが、「ビジョナリー・カンパニー・シリーズ」では‟永続する偉大な企業”と定義しています。‟永続する偉大な企業”は、「➀時代を超える生存の原則」では‟数十年にわたって存続する企業18社”、「②飛躍の法則」では‟良い企業から偉大な企業への飛躍を遂げた企業11社”、「③衰退の5段階」では‟偉大さを獲得した後、衰退した企業11社”、「④自分の意志で偉大になる」では‟不確実性の中で並外れた(10倍以上)成果を出した「10X型企業」7社”です。‟永続する偉大な企業”と同じ機会・状況にありながら「成果を上げられなかった企業」を‟比較対象企業”として選別し、「偉大な企業と比較対象企業の違いは何か」を、「“一対(いっつい)”比較法」により歴史的・実証的・体系的に、問い続けました。(注1の「スライド18~22」参照)

 著者コリンズは、「シリーズ①②③④」では異なった視点から‟永続する偉大な企業”とは何かの問いをして来ました。1周を終えて、新たに積み重なった資料とスタート時点のオリジナル版とを統合・整合し、起業家と中小企業のリーダーの「偉大な企業を生み出す」お手伝いをすべく、「ビヨンド・アントレプレナーシップ」のバージョンアップ版として、ビジョナリー・カンパニー・シリーズの『起点・原点』とする意図をもって、「ビジョナリー・カンパニー『ZERO』」の発刊に踏み切ったのです。

 更に『ZERO』の素晴らしいところは、オリジナル版の文章はグレー・ページ、新たに書き加えた部分はホワイト・ページになっており(ページ数もほぼ倍)、オリジナル版と、新たに加えた「(ドッラーカーの思想を引き継ぐ)永続するマネジメント思想」が明確に判ることです。

 ジム・コリンズは、「➀時代を超える生存の原則」を機にドラッカーと対面の関係を持ち、恩師として仰ぎ、「経営学の父」であるピーター・ドラッカーの思想を引継ぐと共に実証性により強化し、ドラッカーと共に「経営学の『起点・原点』」となったのです。(ジム・コリンズH/P〈下記URL〉「ピーター・ドラッカーから学んだ10の教訓」を参照下さい。)

https://www.jimcollins.com/article_topics/articles/Ten-Lessons-I-Learned-from-Peter-Drucker.html#articletop

メモ

■「ZERO」で新たに加えられた“章”‟新たな視点“の注目点

【偉大な企業を創るための「地図」】

 「シリーズ①、②、③、④」で異なった視点から論じてきたテーマを纏め、枠組みとして組み立てたのが、『偉大な企業を創るための「地図」』です。起業家が新たな企業を立ち上げるとき、既存の企業が苦境に立ち再起するとき、現在の会社を偉大な企業に育てたいと思っておられる経営者に貴重なヒントを与えてくれると思います。是非「ZERO」と「シリーズ①、②、③、④」をお読み下さい。(注1参照)

【ビジョンの構成要素】

 多くの企業になじみの深い「ミッション・ビジョン・バリュー」を「ビジョン」1本にし、「ビジョン」を「コアバリュー」「パーパス」「BHAG( Big Hairy Audacious Goals‟社運を賭けた大胆な目標”)」の3つにします。「コアバリュー」を“(時代を超える)会社の指針となる原則、会社を導く哲学”、「パーパス」を‟(100年間に亘って会社の指針となる)組織が存在する根本的な理由”とします。オリジナル版では「ミッション(明確なゴールと具体的期限のある目標)」と表現していたものを、“シリーズ①時代を超える生存の原則”から「BHAG(社運を賭けた大胆な目標)」に取換えます。「BHAG」に取換えたのは、‟人の心を揺さぶり、意欲を掻き立て、容易に理解できる、聞き手が神髄を理解し夢中になってくれる「(理想的な時間軸を10~25年とする)社運を賭けた大胆な目標」”を良しとしたのです。

 どうですか。「ミッション・ビジョン・バリュー」に変えて、迫力があって有効性が高い「コリンズ式ビジョン」を使ってみませんか。(注2参照)

 

【業務手順書を作るなら「SMaCレシピ」で】

 10X型企業のサウスウエスト航空を偉大な企業にしたのは「SMaCレシピ」です。私たちが業務手順書を作るときには、通り一遍ではなく、「SMaCレシピ」を参考にするとより有効性を高くすることができます。

 「針鼠の概念」により「BHAG」を作り、10X型スピリットにより「一貫性」「実証的創造力」「変化に対応するパラノイア」を満たす業務手順書「SMaC(Specific<具体的である>Methodical<整然としている>and<そして>Consistent<一貫している>)レシピ」を作り、「弾み車」効果を引き出し「BHAG」を達成します。

 詳しくは、「ZERO」と「シリーズ④自分の意志で偉大になる」をお読み下さい。(注3参照)

  • 簡単な説明資料『「偉大な企業を創るための地図」から学ぶ.pdf』をご覧ください。
  • 簡単な説明資料『コリンズ式「ビジョン・戦略・戦術」.pdf』をご覧ください。
  • 簡単な説明資料『ビジョナリー・カンパニー・シリーズの実例から学ぶ
    サウスウエスト航空の「SMaCレシピ」.pdf』をご覧ください。

メモ

■ ビジョナリー・カンパニー・シリーズは企業経営の教科書(むすび)

 シリーズは企業経営の教科書と思います。大著ですが是非お読みください。ただし、シリーズは①から④までと「ZERO」の全5冊でページ数は約2000頁です。2000頁全てを読むのが大変な方は「ZERO」を索引として、詳細は、シリーズ①~④で確認するのも賢い選択です。

 

メモ

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

2022-03-22 11:00:52 | 経営コンサルタントの本棚

 

    【経営コンサルタントのお勧め図書】 偉大な企業を創るための地図  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』

 

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

メモ

■       今日のおすすめ

  『ビジョナリー・カンパニー「ZERO」』
       (ジム・コリンズ、ビル・ラジアー著 土方奈美訳 日経BP)

メモ 

■ 書名「ZERO」の持つ意味は『起点・原点』(はじめに)

 

 著者コリンズは、永続性のある偉大な企業を目指す起業家や中小企業のリーダーのためにロードマップを示すことを目的に、恩師ビル・ラジーと共著で1992年「Beyond Entrepreneurship(ビヨンド・アントレプレナーシップ)」を発刊します。その後、偉大な企業を動かす要因について探求し、ビジョナリー・カンパニー・シリーズとして、『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則(1995年)』『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則(2001年)』『ビジョナリー・カンパニー③ 衰退の5段階(2010年)』『ビジョナリー・カンパニー④ 自分の意志で偉大になる(2012)年』を発刊します。

 

 ‟ビジョナリー”の辞書的意味は‟先見性や未来志向”ですが、「ビジョナリー・カンパニー・シリーズ」では‟永続する偉大な企業”と定義しています。‟永続する偉大な企業”は、「➀時代を超える生存の原則」では‟数十年にわたって存続する企業18社”、「②飛躍の法則」では‟良い企業から偉大な企業への飛躍を遂げた企業11社”、「③衰退の5段階」では‟偉大さを獲得した後、衰退した企業11社”、「④自分の意志で偉大になる」では‟不確実性の中で並外れた(10倍以上)成果を出した「10X型企業」7社”です。‟永続する偉大な企業”と同じ機会・状況にありながら「成果を上げられなかった企業」を‟比較対象企業”として選別し、「偉大な企業と比較対象企業の違いは何か」を、「“一対(いっつい)”比較法」により歴史的・実証的・体系的に、問い続けました。(注1の「スライド18~22」参照)

 

 著者コリンズは、「シリーズ①②③④」では異なった視点から‟永続する偉大な企業”とは何かの問いをして来ました。1周を終えて、新たに積み重なった資料とスタート時点のオリジナル版とを統合・整合し、起業家と中小企業のリーダーの「偉大な企業を生み出す」お手伝いをすべく、「ビヨンド・アントレプレナーシップ」のバージョンアップ版として、ビジョナリー・カンパニー・シリーズの『起点・原点』とする意図をもって、「ビジョナリー・カンパニー『ZERO』」の発刊に踏み切ったのです。

 

 更に『ZERO』の素晴らしいところは、オリジナル版の文章はグレー・ページ、新たに書き加えた部分はホワイト・ページになっており(ページ数もほぼ倍)、オリジナル版と、新たに加えた「(ドッラーカーの思想を引き継ぐ)永続するマネジメント思想」が明確に判ることです。

 

 ジム・コリンズは、「➀時代を超える生存の原則」を機にドラッカーと対面の関係を持ち、恩師として仰ぎ、「経営学の父」であるピーター・ドラッカーの思想を引継ぐと共に実証性により強化し、ドラッカーと共に「経営学の『起点・原点』」となったのです。(ジム・コリンズH/P〈下記URL〉「ピーター・ドラッカーから学んだ10の教訓」を参照下さい。)

 

  https://www.jimcollins.com/article_topics/articles/Ten-Lessons-I-Learned-from-Peter-Drucker.html#articletop

メモ

■「ZERO」で新たに加えられた“章”‟新たな視点“の注目点

 

【偉大な企業を創るための「地図」】

 

 「シリーズ①、②、③、④」で異なった視点から論じてきたテーマを纏め、枠組みとして組み立てたのが、『偉大な企業を創るための「地図」』です。起業家が新たな企業を立ち上げるとき、既存の企業が苦境に立ち再起するとき、現在の会社を偉大な企業に育てたいと思っておられる経営者に貴重なヒントを与えてくれると思います。是非「ZERO」と「シリーズ①、②、③、④」をお読み下さい。(注1参照)

 

【ビジョンの構成要素】

 多くの企業になじみの深い「ミッション・ビジョン・バリュー」を「ビジョン」1本にし、「ビジョン」を「コアバリュー」「パーパス」「BHAG( Big Hairy Audacious Goals‟社運を賭けた大胆な目標”)」の3つにします。「コアバリュー」を“(時代を超える)会社の指針となる原則、会社を導く哲学”、「パーパス」を‟(100年間に亘って会社の指針となる)組織が存在する根本的な理由”とします。オリジナル版では「ミッション(明確なゴールと具体的期限のある目標)」と表現していたものを、“シリーズ①時代を超える生存の原則”から「BHAG(社運を賭けた大胆な目標)」に取換えます。「BHAG」に取換えたのは、‟人の心を揺さぶり、意欲を掻き立て、容易に理解できる、聞き手が神髄を理解し夢中になってくれる「(理想的な時間軸を10~25年とする)社運を賭けた大胆な目標」”を良しとしたのです。

 

 どうですか。「ミッション・ビジョン・バリュー」に変えて、迫力があって有効性が高い「コリンズ式ビジョン」を使ってみませんか。(注2参照)

 

【業務手順書を作るなら「SMaCレシピ」で】

 

 10X型企業のサウスウエスト航空を偉大な企業にしたのは「SMaCレシピ」です。私たちが業務手順書を作るときには、通り一遍ではなく、「SMaCレシピ」を参考にするとより有効性を高くすることができます。

 

 「針鼠の概念」により「BHAG」を作り、10X型スピリットにより「一貫性」「実証的創造力」「変化に対応するパラノイア」を満たす業務手順書「SMaC(Specific<具体的である>Methodical<整然としている>and<そして>Consistent<一貫している>)レシピ」を作り、「弾み車」効果を引き出し「BHAG」を達成します。

 

 詳しくは、「ZERO」と「シリーズ④自分の意志で偉大になる」をお読み下さい。(注3参照)

 

(注1) 簡単な説明資料『「偉大な企業を創るための地図」から学ぶ.pdf』をご覧ください。

      http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakai20220322visionallycompany1.pdf

(注2) 簡単な説明資料『コリンズ式「ビジョン・戦略・戦術」.pdf』をご覧ください。

      http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakai20220322visionallycompany2.pdf

(注3) 簡単な説明資料『ビジョナリー・カンパニー・シリーズの実例から学ぶ
     サウスウエスト航空の「SMaCレシピ」.pdf』をご覧ください。

      http://www.glomaconj.com/joho/blog/sakai20220322visionallycompany3.pdf

メモ

■ ビジョナリー・カンパニー・シリーズは企業経営の教科書(むすび)

 

 シリーズは企業経営の教科書と思います。大著ですが是非お読みください。ただし、シリーズは①から④までと「ZERO」の全5冊でページ数は約2000頁です。2000頁全てを読むのが大変な方は「ZERO」を索引として、詳細は、シリーズ①~④で確認するのも賢い選択です。

 

メモ

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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【話材】 昨日3/21のつぶやき コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

2022-03-22 07:28:18 | ブログでつぶやき

 

  【話材】 昨日3/21のつぶやき コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日も、複数のブログで、つぶやき済です。

    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/1c45c1c316ecf57df037354e62175100

傘

 昨日は、お彼岸のお中日でしたので、墓参りに行ってきました。

 頻繁にいける距離ではないのですが、従弟達が自分達の墓と共にわが家の墓も面倒を見てくれ、綺麗な花が飾られていました。

 ありがたいことです。

 

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇ 

>> もっと見る

 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

   ユーチューブで見

 

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