【カシャリ!庭園めぐりの旅】 東京都江戸川区「江戸川平成庭園」は四季の美しさをいろどる築山池泉廻遊式庭園
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 東京都江戸川区「江戸川平成庭園」は四季の美しさをいろどる築山池泉廻遊式庭園
江戸川平成庭園は、東京都江戸川区行船公園内にある、平成元年に作庭された池を囲む緑豊かな「築山池泉廻遊式庭園(つきやまちせんかいゆうしき)」です。池の畔には源心庵(げんしんあん)・林泉亭(りんせんてい)・つつじ亭があります。池畔を回る散策路では、サクラ・ツツジ・ハナショウブ・モミジなど、四季折々に移り変わる自然の美しさを身近に感じられます。
■ アクセス
地下鉄東京メトロ東西線 西葛西駅より徒歩15分
〒134-0081 東京都江戸川区北葛西3丁目2-1
東京メトロ東西線の西葛西駅から
徒歩で15分強のところにある行船公園は
複合公園で、動物園や江戸川平成庭園があります。
区民だけではなく、広く開放されていて、
いずれも無料で入園できます。
「行船公園」(ぎょうせんこうえん)は、明治から昭和初期にかけて、
東京府議長や衆議院議員を務めた
政治家・田中源により寄贈された敷地に開園され、
現在は、江戸川区立の公園となっています。
門を入ると広く開けた広場になっています。
右手が動物園、その奥が江戸川平成庭園です。
庭園の向かいに水草の池があり、
その奥が釣り堀になっています。
「行船」の名は、田中源の屋号にちなんだものです。
噴水の奥に桜庭があり
私が訪れた10月下旬というのに紅葉が始まっていました。
庭園の南隣(下)が動物園です。
公園の北側に位置する「江戸川平成庭園」は、平成元年に整備された敷地面積1万2千平方メートルの池泉回遊式庭園です。数寄屋造りの和風建築「源心庵」や林泉亭やつつじ亭の四阿(あづまや)があります。
湧水が流れ込んでいる主池は、江戸時代に東京湾の水を引き込んでいた潮入り式庭園にならって、池の水位が上下するような工夫がなされています。
庭園と同時にオープンした「源心庵」は、地元の方の茶会、句会、華道など和のイベントで利用されています。建物が池泉にせり出している一方で、玄関前にある枯山水庭園がとてもかっこいいです。
庭園には桜もあり、「つつじ亭」前のツツジ、花菖蒲、秋には紅葉、冬には雪吊りと四季通じて楽しめる庭園です。
源心庵まの枯山水庭園
源心庵を半周囲んで流れるせせらぎは
「これぞ日本庭園」という風情を醸し出しています
せせらぎの流れ込む先に堰堤があり
そこから流れ込むのが主池です
その先にせり出している数寄屋造りの建物が
源心庵です
数寄屋造りの和風建築「源心庵」
庭園と同時にオープンした「源心庵」は、
地元の方の茶会、句会、華道など和のイベントで利用されています。
建物が池泉にせり出していす数寄屋造りで
端正さに重厚さを感じます。
■ 源心庵
純日本建狐の数寄屋造りで、226平方メートル(68坪)の広さをもち、月見台が大きく池へ張り出した浮見堂の形式で建てられています。
外装は京じゅらく色の吹き付け壁、屋根は銅板葺きで、ゆるやかな波を表現し、「むくり」のついた入母屋となっています。
池泉を眺望する和室や立礼席は、本格的な茶会など、日本文化の伝統を受け継ぐ催しの場としてご利用出来ます。(案内板より)
つつじ亭
「つつじ亭」からは主池を見下ろせます。
つつじ亭前のツツジ、花菖蒲、
秋には紅葉、冬には雪吊りと四季通じて楽しめる庭園です。
林泉亭
池を廻遊して、一息
すぐ近くにある、二段に落ち込む大滝の音を聞きながら
疲れを癒やせます
大滝
東京都江戸川区 江戸川平成庭園(行船公園)築山池泉廻遊式庭園
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上記の庭園をユーチューブで紹介しています。
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】インデックス
写真集・映像集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています