黄連解毒湯は食べすぎ飲みすぎの傾向があり、比較的体力があって、顔色が赤めで、イライラしやすい傾向の方に使います。
胃腸が働き過ぎた結果として、東洋医学的な意味合いでの熱気が発生いたします。この熱気はカゼをひいて起きる熱ではなく、体にこもった熱と解釈されます。その熱気が至ったところで各種の疾患が起きている状態に使うのがこの漢方薬です。
黄連解毒湯は、黄連、黄芩、黄柏、山梔子が配合されています。どれも苦味の強い漢方薬で構成されております。この苦味が清熱作用と言って、体にこもった熱を下げる効能を発揮することになります。
病名列挙:
胃炎、二日酔、不眠症、いらいら、のぼせ、精神不安、ノイローゼ 、めまい、どうき、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみなどの治療に使用されます。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/