ごっとさんのブログ

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私の目の話 老眼と近視

2017-04-10 10:44:05 | 健康・医療
私は現在遠近両用メガネをかけていますが、どうも老眼が進んだようで近くの物が見えにくくなりました。

この老眼というのは厄介なものではありますが、なかなか面白い部分もあります。老眼は目の中のレンズに相当する部分の厚みを調整する機能が衰え、ピント調節ができなくなるもので、近視のメカニズムとは無関係といわれています。しかし私の場合は密接な関係がありました。

私は30代のころから若干近視となりましたが、それほどひどいものではありませんでした。ぎりぎり車の免許が眼鏡なしで取れる程度でしたが、当時はカーナビなどなく、知らない土地へ行くと車の運転は道路標識だよりになります。ところがこの文字がかなり近くまで行かないと読めなくなりました。

そこで眼鏡を作り、車を運転するときはかけるようにしていました。それが若干進んだのか、やや乱視もありましたので眼鏡をかけていたほうがよくなり、常時かけるようになりました。

いつごろからだったか分かりませんが、やはり老眼が出てきて当初は眼鏡をはずす程度で対処できました。それでもだんだん細かいものが見えにくくなり、ホームセンターのようなところの一番弱い老眼鏡を買い、自宅と会社に置き、必要なときは使うようになりました。

多分10年ぐらい前ですが、当時私は4階のオフィスにいたのですが、7階の会議室に行ったところ、かなり景色が違って見えます。かなり離れたところビルの壁に書いてある文字を読もうとしたのですが、微妙によく見えません。その時偶然眼鏡をはずしたところ、なんと裸眼のほうがよく見えることに気づきました。

かなり前に作った近視用の眼鏡ですので、合わなくなったのだろうと、眼鏡屋に行って検査してもらったところ、全く合っていないとのことでした。そこで眼鏡のかけかえが面倒なので、遠近両用にしてもらいました。

それが今使っている眼鏡ですが、出来上がったものを取りに行ったとき、裸眼の視力を聞いたところなんと1.2まで良くなっているということでした。この辺りは眼鏡屋の陰謀のようなもので、作る前に近視が治っているとわかれば違っていたかもしれません。

こういった老眼が出てくることによって、一時的に近視が良くなりことはたまにあるようです。その後会社の健康診断などでの視力検査でも、ずっと1.2のままですので、一時的といってもかなり長く続くようです。ですから遠近両用といっても遠い方は若干乱視の矯正が入っているだけですが、使ってみると非常に便利です。

車の運転もかけているとカーナビが見やすいとか、常にかけていることが多くなっています。それでも10年ぐらいたちますので、もう一度検査をして作り直す必要が出てきたような気もしています。