前回錦織がフルセットの大逆転で4回戦進出を書きましたが、全仏オープンも2週目に入り上位陣の厳しい戦いとなっています。
錦織の4回戦は地元フランスのペールとの対戦となりました。この選手は30位前後となっていますが、得意のバックハンドやドロップショットなどを駆使する「トリッキー」な選手として有名です。
1セットは錦織のうまいプレーで6-2と簡単にとることができました。2セットは1進1退の攻防が続き、タイブレークまでもつれこんでしまいました。これも錦織がリードしたのですが、ペールの無理な体勢からの強打が決まったりと8-10で取られてしまいました。
3セットは錦織の調子も上がり6-2と取ったのですが、ここで日没サスペンデットとなり次の日に持ち越しました。たぶん錦織は続けたかっと思いますが、1日置くとどう流れが変わるか難しくなります。
錦織リードで迎えた次の日の4セットは、ペールの意表を突くショットで錦織がほんろうされる展開となりました。それでも接戦となりまたもやタイブレークとなりました。錦織はマッチポイントを握る場面もありましたが、取り切れず8-10で落としてしまいました。
またもやファイナルセット突入ですが、ちょっとした錦織のミスで1-4とリードされてしまいました。これは負けたと思いながら観戦していましたが、ここから錦織の粘りが出て、7-5でまたもや逆転勝利しました。
これでベスト8ですが、錦織のいるボトムハーフは、ナダル、フェデラー、ワウリンカと超ベテランが残る展開となりました。錦織の準々決勝はこの内クレーキングのナダルとの対戦となりました。
ナダルは最も得意とするこのクレーコートで圧倒的な強さを見せ、ここまで3-0のストレートで勝ち上がってきました。本来グランドスラムは1日おきのゲームとなりますが、錦織は順延で2日に分けてしかも長時間戦い、3日連続の試合となってしまいました。
試合が始まると、錦織は疲れが見えるというわけではないのに、ナダルのストロークに翻弄されてしまいました。ナダルは強烈なスピンで知られていますが、強い回転が横にもかかっているようで、バウンドしてから微妙に曲がるようです。
錦織はこれに対応できずミスとなってしまい、1セットは1-6で取られてしまいました。ナダルのショットは厳しいコーナーに決まるわけでもなく、常に深いショットというわけではないのに、明らかに錦織は押されてしまい、2セットも1-6で取られました。
3セットに入り何とか錦織もこの機械のような正確なショットに対応できるようになってきましたが、ここにきて疲れが出てしまいました。ゲーム間でトレーナーにマッサージなどしてもらっていましたが、やはり動きがやや悪くなり3-6で取られベスト4進出はできませんでした。
それでも強いサーブがあるわけではない錦織が、鋭いショットだけで苦労しながらもここまで進出できたことは評価に値すると思っています。
錦織の4回戦は地元フランスのペールとの対戦となりました。この選手は30位前後となっていますが、得意のバックハンドやドロップショットなどを駆使する「トリッキー」な選手として有名です。
1セットは錦織のうまいプレーで6-2と簡単にとることができました。2セットは1進1退の攻防が続き、タイブレークまでもつれこんでしまいました。これも錦織がリードしたのですが、ペールの無理な体勢からの強打が決まったりと8-10で取られてしまいました。
3セットは錦織の調子も上がり6-2と取ったのですが、ここで日没サスペンデットとなり次の日に持ち越しました。たぶん錦織は続けたかっと思いますが、1日置くとどう流れが変わるか難しくなります。
錦織リードで迎えた次の日の4セットは、ペールの意表を突くショットで錦織がほんろうされる展開となりました。それでも接戦となりまたもやタイブレークとなりました。錦織はマッチポイントを握る場面もありましたが、取り切れず8-10で落としてしまいました。
またもやファイナルセット突入ですが、ちょっとした錦織のミスで1-4とリードされてしまいました。これは負けたと思いながら観戦していましたが、ここから錦織の粘りが出て、7-5でまたもや逆転勝利しました。
これでベスト8ですが、錦織のいるボトムハーフは、ナダル、フェデラー、ワウリンカと超ベテランが残る展開となりました。錦織の準々決勝はこの内クレーキングのナダルとの対戦となりました。
ナダルは最も得意とするこのクレーコートで圧倒的な強さを見せ、ここまで3-0のストレートで勝ち上がってきました。本来グランドスラムは1日おきのゲームとなりますが、錦織は順延で2日に分けてしかも長時間戦い、3日連続の試合となってしまいました。
試合が始まると、錦織は疲れが見えるというわけではないのに、ナダルのストロークに翻弄されてしまいました。ナダルは強烈なスピンで知られていますが、強い回転が横にもかかっているようで、バウンドしてから微妙に曲がるようです。
錦織はこれに対応できずミスとなってしまい、1セットは1-6で取られてしまいました。ナダルのショットは厳しいコーナーに決まるわけでもなく、常に深いショットというわけではないのに、明らかに錦織は押されてしまい、2セットも1-6で取られました。
3セットに入り何とか錦織もこの機械のような正確なショットに対応できるようになってきましたが、ここにきて疲れが出てしまいました。ゲーム間でトレーナーにマッサージなどしてもらっていましたが、やはり動きがやや悪くなり3-6で取られベスト4進出はできませんでした。
それでも強いサーブがあるわけではない錦織が、鋭いショットだけで苦労しながらもここまで進出できたことは評価に値すると思っています。