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海外旅行の思い出フランス3

2016-03-21 10:59:28 | 旅行
パリというとやはりルーブル美術館が素晴らしかった思い出があります。

私はそれほど絵が好きなわけではなく、自分で書いたりもしませんが、海外の美術館はいくつか行っています。例えばワシントンでは国立美術館に行きましたし、ニューヨークでは近代美術館に行ったりしました。私の場合はいつもあまり時間がない中での観光ですので、ゆっくり美術館を見る時間があまりありません。そういった素人でもすごいと感心したのがルーブルでした。

最初にフランスに行った時もルーブルに入ったのですが、あまり時間がなくそれこそ有名な「モナリザ」や「ミロのビーナス」を探して広い館内をうろついて終わりでした。そのときの感じとして、ここはゆっくり見てみたいという印象でした。そこで次に行ったときに、ある程度時間の余裕を作り、じっくりと鑑賞しました。

本当に広い館内で、どれが有名な絵なのかなどほとんどわかりませんが、良い絵の前には数人模写?している人がいますので、そういった絵を中心に見ていきました。確かにそういった絵や彫刻は昔美術の教科書など見たことがあるようなものばかりでした。このルーブルは何げなく置いてあるという感じで、触ったりできないように何かあるというのは、「モナリザ」ぐらいで、大部分が単に壁などにかけてあるだけでした。

ここで驚いたのは、展示室ではなく通路の壁に非常に大きな絵が展示してあるというよりは、おいてあるという感じで並んでいました。そのうちの1枚の絵の前にやはり数人描いている人がいました。それを見上げてみると、私も何度も見たことのあるドラクロワの絵で名前はわかりませんが、女性が旗を持って民衆を率いるという有名な絵でした。

これは本などでよく見ていたのですが、本物がこんなに大きいとは本当に驚きでした。縦横がおそらく3mぐらいはありそうで、描かれている人物が等身大ぐらいありました。当然ですがこれだけ大きいとすごい迫力があり、通路の反対側からしばらく眺めていました。この辺りが本物の良さなのかもしれません。

この時は4時間ぐらいうろうろしたのですが、これはかなり疲れることです。そこで館のつなぎのような階段で座って一休みしたのですが、その前に置かれている彫刻がなんとかのニケというこれも有名なものが、展示してあるというより仮置き的になっていました。これもしばらく眺めていましたが、これも予想より大きなもので、芸術などよくわからない私でも何となく威圧感を感じた記憶があります。

このようにルーブルを堪能しましたが、やはりこういったところは、ある程度詳しい人に案内してもらわないと、いろいろ見落としてしまうようです。

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