ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ウインブルドンテニスの概況

2019-07-12 10:21:30 | テニス
先週からロンドンでウインブルドン(グランドスラム、芝コート)が開催されています。

いままで日本人選手の比較的詳しい試合経過を書いてきましたが、テニスブログのようになりますし、今回はやや面白くない展開となりましたので省略していました。

それでも4大大会であるウインブルドンに全く触れないというのは、テニスファンとしてはやや寂しい気もしますのでその概況を書いてみます。

まず女子では唯一の日本人選手として大坂なおみが第2シードで参戦し、期待していたのですが何と1回戦で敗退してしまいました。このところの負けパターンであるミスを連発し、いわば自滅してしまいました。

いくら芝が得意でないといっても、完敗してしまうようでは、テニスの技術というよりはメンタルな面の改善が必要なようです。女王としてのプレッシャーなどと言われていますが、もう少し精神面を鍛えないと、ある意味過酷なテニス界で良い成績は残せないような気もします。

男子は第8シードの錦織と西岡が本戦入りとなり、杉田と内山が予選を突破することができました。それでもウインブルドンの壁は高く、錦織を除いて簡単に敗退してしまいました。日本のテニスを考えると、錦織に続く若手が伸びてこないのが問題かもしれません。

今年のウインブルドンの特徴は、レジェンドと言っても良いような選手の強さが際立ったことでした。女子は15歳のアメリカのガウフという選手が、予選を勝ち上がり4回戦進出という活躍を見せましたが、元女王のハレプに敗れてしまいました。それでもこういった若い選手が良い試合をするというのは、今後の楽しみになりそうです。

ところが男子は期待されている若手のチチバス、メドベージェフ、ズベレフ、ティエムといったトップシードの選手が、早い段階でことごとく敗れてしまいました。

これで錦織もやや優位となり、本来3回戦からはシード勢同士が当たるはずが、4回戦までシード外の選手と当ることになり、比較的楽に準々決勝まで進むことができました。

準々決勝は芝の王者フェデラーでしたが、既に37歳になり錦織も体力的に問題なくここまで来ましたので良い試合を期待しました。1セットを良い動きで6-3で取りましたので、この調子を願ったのですが、フェデラーの上手いとしか言いようのない華麗なテニスでその後の3セットを取られてしまいました。

今回は何とベスト4がすべて30歳以上と、いつものナダル、ジョコビッチ、フェデラーという顔ぶれとなりました。これはラケットやシューズのようなものが良くなった以上に、スポーツ医学のような分野が進み、歳をとっても動けるからだを保つことができるようになったという事のような気がします。

それにしても10年前と同じ顔ぶれというのは、新たな若手に期待したいものです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿