日本でも新型コロナのワクチン接種は順調に進み、国民の半数近くの接種が完了しているようです。
藤田医科大学が、ワクチンの接種から3か月後に抗体の量が減少したという調査結果を報告しました。藤田医科大学は、ファイザー社製のワクチンを接種した大学の教職員209人を対象に、血液中のウイルスに対する抗体の量を調査しました。
1回目の接種から3か月後の抗体の量は、2回目の接種から14日後(たぶん最大の抗体量)と比べ、約4分の1にまで減少しました。年代別や男女別で抗体の量の平均値を比較したところ、年代・性別を問わず同様の減少がみられたとしています。
私はこの調査結果は当然のことと受け止めています。いわば食事をとっても数時間後には消化吸収されて、胃腸には何もなくなると同じようなものです。ただしこれは私の知っている免疫学に基づいていますので、現在は違う見方が出ているのかもしれません。
ワクチンを接種すると、入ってきたタンパク質(ウイルスの外套タンパク質)を異物とみなして対応する抗体を作り無毒化しようとします。
いったんこのシステムが出来上がると、次に同じタンパク質が入ってきたとき(2回目の接種)大量の抗体をすぐに作り出し、これで免疫システムが確立します。その後抗体価が高い状態でウイルスが侵入してくると、すぐに中和し排除してしまいますので、感染はしません。
感染しないというより発症しないという方が正しいのかもしれません。しかしウイルスが入ってこなければ、抗体は何の役にも立たない単なるタンパク質です。
ヒトの身体は役に立たないタンパク質を保存するような無駄なことはせず、すぐに分解してアミノ酸として他のタンパク質の原料としてしまいます。しかしこの異物に対してすぐに抗体を作るという、いわば設計図がB細胞に記憶され、これは一生消えることが無いというのが免疫です。
子供のころはしかや日本脳炎などのワクチンを接種すれば、一生発症することがないのと同様です。新型コロナウイルスも侵入して来れば、抗体はなくても直ちに生産されウイルスを排除できるというのが免疫システムでありワクチンの効果です。
つまりワクチン接種の目的は、感染を防ぐことではなく、感染してもすぐに作られる抗体により増殖を防ぎ、ひどい症状が出ずに治すことにあります。
確かに抗体価が高ければ、感染自身を防ぐことができるかもしれませんが、これはヒトの身体に無駄なこと(抗体を維持する)を強いているわけで、ワクチンの本来の目的ではないと思われます。
最近はブースター接種などという3回目の接種が話題になっていますが、これは本来のワクチンの趣旨から外れているといわざるを得ません。
藤田医科大学が、ワクチンの接種から3か月後に抗体の量が減少したという調査結果を報告しました。藤田医科大学は、ファイザー社製のワクチンを接種した大学の教職員209人を対象に、血液中のウイルスに対する抗体の量を調査しました。
1回目の接種から3か月後の抗体の量は、2回目の接種から14日後(たぶん最大の抗体量)と比べ、約4分の1にまで減少しました。年代別や男女別で抗体の量の平均値を比較したところ、年代・性別を問わず同様の減少がみられたとしています。
私はこの調査結果は当然のことと受け止めています。いわば食事をとっても数時間後には消化吸収されて、胃腸には何もなくなると同じようなものです。ただしこれは私の知っている免疫学に基づいていますので、現在は違う見方が出ているのかもしれません。
ワクチンを接種すると、入ってきたタンパク質(ウイルスの外套タンパク質)を異物とみなして対応する抗体を作り無毒化しようとします。
いったんこのシステムが出来上がると、次に同じタンパク質が入ってきたとき(2回目の接種)大量の抗体をすぐに作り出し、これで免疫システムが確立します。その後抗体価が高い状態でウイルスが侵入してくると、すぐに中和し排除してしまいますので、感染はしません。
感染しないというより発症しないという方が正しいのかもしれません。しかしウイルスが入ってこなければ、抗体は何の役にも立たない単なるタンパク質です。
ヒトの身体は役に立たないタンパク質を保存するような無駄なことはせず、すぐに分解してアミノ酸として他のタンパク質の原料としてしまいます。しかしこの異物に対してすぐに抗体を作るという、いわば設計図がB細胞に記憶され、これは一生消えることが無いというのが免疫です。
子供のころはしかや日本脳炎などのワクチンを接種すれば、一生発症することがないのと同様です。新型コロナウイルスも侵入して来れば、抗体はなくても直ちに生産されウイルスを排除できるというのが免疫システムでありワクチンの効果です。
つまりワクチン接種の目的は、感染を防ぐことではなく、感染してもすぐに作られる抗体により増殖を防ぎ、ひどい症状が出ずに治すことにあります。
確かに抗体価が高ければ、感染自身を防ぐことができるかもしれませんが、これはヒトの身体に無駄なこと(抗体を維持する)を強いているわけで、ワクチンの本来の目的ではないと思われます。
最近はブースター接種などという3回目の接種が話題になっていますが、これは本来のワクチンの趣旨から外れているといわざるを得ません。
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