ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ガンのリスクを下げる晩酌の最後にお勧めの飲物

2024-10-20 10:34:29 | 
このブログでも書いていますが、私は毎日風呂から出ると主にウイスキーの水割りを飲んでから寝ています。どうもこの1杯で寝つきが良くなる気がしており、健康よりこちらを優先しています。

最近の研究で、夕食の時間が遅い人はガンのリスクが高まるという結果が報告されました。この結果はフランスの4万人以上を対象とした研究によるもので、1日の最後の食事を21時半以降に食べる人は、女性の乳ガンリスクが1.5倍、男性の前立ガンリスクが2.2倍高くなっていました。

遅い時間に夕食を食べたことで、睡眠や覚醒、体温や血圧、ホルモン分泌など身体の活動を24時間周期で調節している体内時計が乱れ、ホルモンの分泌量が変化しホルモン依存性ガンのリスクが高まったと考えられます。

また中国の研究では、夕食から2〜3時間以内に就寝する人は、4時間以上たってから就寝する人に比べて大腸ガンのリスクが2.5倍高くなっていました。

またアメリカの早期乳ガン患者を対象とした食事調査で、夕食後から朝食までの夜間の絶食時間が13時間未満の女性は、以上の女性と比べて再発率が36%、死亡率が21%高かったことが報告されています。

健康を維持する上で朝食は欠かせません。朝食を抜くと体重が増加しやすくなり、肥満のリスクを高め、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病につながり、心臓や血管の病気にかかりやすくなることが報告されています。

日本人を対象とした研究でも、朝食抜きのグループでは、ガンを含めたすべての死因による死亡リスクが、男性で43%、女性で34%増加し、特に循環器系の病気で死亡するリスクが高くなっていました。

ガンのリスクを高める危険因子として特に注意したいのが、ジュースやソーダなどの砂糖入りの飲料です。フランスの研究では、砂糖入りの飲料を1日100ml多く摂取するだけで、ガンの発症リスクが18%上昇したという報告もあります。

酒は多くのガンに関係していて、飲酒量が増えるにしたがってガンのリスクが増えるのは紛れもない事実です。そこで提案したいのが、食後の酒の1杯をコーヒーに置き換える方法です。

以前からコーヒーに含まれるポリフェノールは、生活習慣病やガンを防ぐと言われてきましたが、最近でもコーヒーによるガン予防効果については、国内外の多くの研究から明らかになっているのです。

なかでもコーヒーの摂取により、前立腺ガン、子宮体ガン、口腔ガン、皮膚ガンなどのリスクが低下することが確認されています。

とはいっても風呂上がりの水割りをコーヒーに変えるのはかなり抵抗があり、あまり実践できそうな気はしません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿