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全仏オープンテニス2回戦

2019-06-01 10:31:28 | テニス
全仏オープンテニスも2回戦が無事終了しましたが、こういった簡単なはずの試合に良いカードがいくつも出てきました。

グランドスラムという多くの選手が出場する大会の醍醐味かもしれません。男子は西岡と錦織が2回戦に進出しましたが、西岡は第8シードの198cmの長身のデルポトロと対戦となりました。

実力的には西岡がとても歯のたつ相手ではないのですが、予想外の展開となりました。1セット目の途中でデルポトロが膝を痛めてしまい、やや動きが悪くなったのに乗じて、西岡が7-5で取ることができました。

しかしその後4-6、2-6で取られ後がなくなりましたが、4セットはタイブレークで7-6と西岡がとりファイナルセットにもつれ込みました。ここで西岡も力尽きたのか2-6で惜しい敗戦となりました。

錦織はツォンガとの対戦となりましたが、彼は怪我でランクを落としているものの、トップテンの力を持つ強豪です。それでもストローク戦になると錦織やや優位の展開でしたので、それほど心配していませんでした。

ところが1セットはちょっとした錦織のミスにつけ込み、4-6でツォンガに取られてしまいました。それでも2セットからは錦織の調子も上がり、6-4、6-4、6-4と3セットを連取し、無事3回戦進出を決めました。

この試合では錦織の鋭いストロークも戻り、ミスも少なく安定した錦織がやっと戻ってきたような良い試合となりました。

女子の奈良くるみは、元女王のセレナ・ウイリアムスとの対戦となりました。この試合は見ていませんが、彼女の強打に奈良はついていけなかったようで、3-6、2-6のストレートで敗退しました。

さて現女王の大坂なおみはアザレンカとの対戦となりました。彼女は赤ちゃんを産んで欠場し、ランクは下がっていますが過去グランドスラムを2回優勝している強豪の復活です。

試合が始まるとアザレンカは得意のバックを中心に、安定したショットを打ち込んできますが、大坂はネットにかかるはオーバーするはで全く勝負になりません。あっという間に1-5となり、1回戦に続いて簡単にセットを取られるかと思いました。

ところがここにきてやっと大阪らしい鋭いショットが決まるようになってきました。しかしこの大差に追いつくことはできず、4-6で取られてしまいました。

2セットは1ポイントが重い良い試合となりました。大坂も安定したアザレンカのショットにうまく対応し、明らかにミスが減ってきました。一進一退の攻防の末、7-5で2セットは大坂が取りまたもやファイナルセットに入りました。

ここにきてアザレンカのショットが確実に返してはいるのですが、いわゆる厳しい攻めが減ってきたように感じました。このわずかな差を大阪が突き、6-3で取り苦しい試合をものにしました。

初戦に続きはらはらしながらの観戦でしたが、3回戦からは少しは女王らしい試合をして欲しいものです。

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