胃ガンの早期発見のために受ける検査には、バリウムを飲んでX線撮影をする検査と胃カメラの検査があります。
胃カメラ検査のガン発見率は、バリウム検査よりも1000倍も高いといわれているのに、未だバリウム検査は行われています。
私はどうもバリウムを飲むのが気持ちが悪く、色々理由を付けて断り結局一度もバリウム検査を受けたことはありません。
胃ガンは粘膜の表面から進行していくのですが、バリウム検査で見つけることができるのは早期胃ガンの中でも「粘膜下層」といって表面よりも深くまで進行してしまったガンです。胃カメラは粘膜の表面に胃ガンが生じた段階で発見することができます。
バリウム検査で胃ガンの疑いがあると診断された場合にも、二次検査として胃カメラでの確認を行うことになり、二度手間になってなってしまうため初めから胃カメラを行った方が良いことは明らかです。
このバリウム検査が続いている理由は、厚生労働省が定めているガン検診の指針に、未だにバリウム検査が含まれていることが原因のようです。国のガン対策は死亡率をエビデンスとしており、そのデータがバリウム検査を受けた人のものしかないからです。
1~3年以内にバリウム検査を受けた人の死亡率が、受けなかった人に比べて60%減少したというデータがあります(平成27年度)。このバリウム検査は約80年前、胃ガンのメカニズムが分かる以前に開発された古い検査で、日々進化する胃カメラの精度にかなうはずもありません。
それでも経費・人件費を考えると、胃カメラ検査は医師しか行うことができませんが、バリウム検査は医師のほかレントゲン技師も行うことができます。コスト削減のため、通常の健診や多くの医療機関ではバリウム検査のみを行っているわけです。
バリウム検査はこの数十年大きく進歩したといえることはなく、バリウム剤が少し飲みやすくなった程度のマイナーチェンジしかしていません。
胃カメラであればバリウムよりもはるかに正確に、早期のガンを発見することができ、胃ガンの発見率は1000倍も高いというデータがあるほどです。最近は胃ガンの原因はピロリ菌であり、これを除菌すれば胃ガンを発症することはないといわれています。
このためかは疑わしいところはありますが、事実胃ガンの死亡率は年々減少しています。バリウム検査の必要性はほとんどなくなっているといえますが、日本の体質からいって健診でバリウム検査が亡くなることはなさそうな気がします。
こういった無駄な医療を削減することも、課題のひとつといえるでしょう。
胃カメラ検査のガン発見率は、バリウム検査よりも1000倍も高いといわれているのに、未だバリウム検査は行われています。
私はどうもバリウムを飲むのが気持ちが悪く、色々理由を付けて断り結局一度もバリウム検査を受けたことはありません。
胃ガンは粘膜の表面から進行していくのですが、バリウム検査で見つけることができるのは早期胃ガンの中でも「粘膜下層」といって表面よりも深くまで進行してしまったガンです。胃カメラは粘膜の表面に胃ガンが生じた段階で発見することができます。
バリウム検査で胃ガンの疑いがあると診断された場合にも、二次検査として胃カメラでの確認を行うことになり、二度手間になってなってしまうため初めから胃カメラを行った方が良いことは明らかです。
このバリウム検査が続いている理由は、厚生労働省が定めているガン検診の指針に、未だにバリウム検査が含まれていることが原因のようです。国のガン対策は死亡率をエビデンスとしており、そのデータがバリウム検査を受けた人のものしかないからです。
1~3年以内にバリウム検査を受けた人の死亡率が、受けなかった人に比べて60%減少したというデータがあります(平成27年度)。このバリウム検査は約80年前、胃ガンのメカニズムが分かる以前に開発された古い検査で、日々進化する胃カメラの精度にかなうはずもありません。
それでも経費・人件費を考えると、胃カメラ検査は医師しか行うことができませんが、バリウム検査は医師のほかレントゲン技師も行うことができます。コスト削減のため、通常の健診や多くの医療機関ではバリウム検査のみを行っているわけです。
バリウム検査はこの数十年大きく進歩したといえることはなく、バリウム剤が少し飲みやすくなった程度のマイナーチェンジしかしていません。
胃カメラであればバリウムよりもはるかに正確に、早期のガンを発見することができ、胃ガンの発見率は1000倍も高いというデータがあるほどです。最近は胃ガンの原因はピロリ菌であり、これを除菌すれば胃ガンを発症することはないといわれています。
このためかは疑わしいところはありますが、事実胃ガンの死亡率は年々減少しています。バリウム検査の必要性はほとんどなくなっているといえますが、日本の体質からいって健診でバリウム検査が亡くなることはなさそうな気がします。
こういった無駄な医療を削減することも、課題のひとつといえるでしょう。
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