今年の1月以来開催されていなかったテニスの大会ですが、やっとニューヨークでウエスタンアンドサザンオープンが無観客で男女ともに開催されました。
この大会は全米オープンの前哨戦ですが、男子でいえばATP-1000のマスターズという大きな大会です。しかし錦織がコロナに感染して欠場し、日本人選手としては大坂なおみが唯一第4シードで出場しました。
コロナ対策としては、ボールボーイが通常の6人から3人に減らし、コート上に線審がいないという不思議な光景でした。試合中フォルトやアウトの声が聞こえますので、どこかにいるはずですが、テレビ画面を見る限りどこにいるのかわかりませんでした。
さて大阪は1回戦は免除され、2回戦からの出場ですが、相手はチェコのムホバという26位の選手でした。今回は長い休みの後の試合ですので、初戦が重要で予想外の結果が出るものです。実際第1シードと第2シードの選手は、初戦敗退してしまいました。
大坂の第1セットはサービスキープが続き、6-6のタイブレークとなりました。これはややミスの多い大阪を抑え、ムホバがこのセットを取りました。
今までですとこれを引きずりずるずると負けてしまうのですが、さすがに精神的にも成長したようで、2セットからは大坂の力強いショットが決まるようになり、2セットは6-4でとり、3セットは力の差が出てきて6-2で逆転勝利しました。
久しぶりのテニスの試合を見ましたが、やはり女子もよく拾って確実に返すテニスから、強打の打ち合いのテニスに代わってきたような気がします。
3回戦はウクライナの20歳の新鋭との戦いになりました。今まで見たことはありませんでしたが16シードになっており、強打で勝ち上がってきた選手のようでした。大坂はこういった早いストロークの方が好きなこともあり、安定したショット繰り出していました。
やはり若い方がミスも多く、大坂も得意のサーブが決まり、6-3、6-1と危なげなく勝ち上がりました。
準々決勝はエストニアの14シードのコンタペイトとの対決となりました。この選手は大坂の早いサーブやストロークに良く対応し、ドロップショットなども織り交ぜた多彩な攻撃を見せました。第1セットは大坂のサーブが入らず、そこにつけ込まれて4-6で取られてしまいました。
それでも2セットから立ち直る強さを見せ6-2で取りました。3セットはいきなりブレークされましたが追いつき、接戦となりました。タイブレークかと思っていた6-5のゲームをブレークし、何とか逆転勝ちとなりました。
この時点で大坂より上位の選手はすべて敗退しており、優勝の可能性が高くなってきました。ところがここで大坂が準決勝ボイコットの声明を出したのです。
現在ニューヨークでは黒人差別に抗議するデモなどの活動が活発になっており、NBAも試合をボイコットしたりしています。大坂も日本人ですが、一人の黒人女性としてこの抗議活動に参加するとしています。
テニスファンとしては残念ですが、この大会の大坂を見ていると、31日からの全米オープンに期待できそうです。
この大会は全米オープンの前哨戦ですが、男子でいえばATP-1000のマスターズという大きな大会です。しかし錦織がコロナに感染して欠場し、日本人選手としては大坂なおみが唯一第4シードで出場しました。
コロナ対策としては、ボールボーイが通常の6人から3人に減らし、コート上に線審がいないという不思議な光景でした。試合中フォルトやアウトの声が聞こえますので、どこかにいるはずですが、テレビ画面を見る限りどこにいるのかわかりませんでした。
さて大阪は1回戦は免除され、2回戦からの出場ですが、相手はチェコのムホバという26位の選手でした。今回は長い休みの後の試合ですので、初戦が重要で予想外の結果が出るものです。実際第1シードと第2シードの選手は、初戦敗退してしまいました。
大坂の第1セットはサービスキープが続き、6-6のタイブレークとなりました。これはややミスの多い大阪を抑え、ムホバがこのセットを取りました。
今までですとこれを引きずりずるずると負けてしまうのですが、さすがに精神的にも成長したようで、2セットからは大坂の力強いショットが決まるようになり、2セットは6-4でとり、3セットは力の差が出てきて6-2で逆転勝利しました。
久しぶりのテニスの試合を見ましたが、やはり女子もよく拾って確実に返すテニスから、強打の打ち合いのテニスに代わってきたような気がします。
3回戦はウクライナの20歳の新鋭との戦いになりました。今まで見たことはありませんでしたが16シードになっており、強打で勝ち上がってきた選手のようでした。大坂はこういった早いストロークの方が好きなこともあり、安定したショット繰り出していました。
やはり若い方がミスも多く、大坂も得意のサーブが決まり、6-3、6-1と危なげなく勝ち上がりました。
準々決勝はエストニアの14シードのコンタペイトとの対決となりました。この選手は大坂の早いサーブやストロークに良く対応し、ドロップショットなども織り交ぜた多彩な攻撃を見せました。第1セットは大坂のサーブが入らず、そこにつけ込まれて4-6で取られてしまいました。
それでも2セットから立ち直る強さを見せ6-2で取りました。3セットはいきなりブレークされましたが追いつき、接戦となりました。タイブレークかと思っていた6-5のゲームをブレークし、何とか逆転勝ちとなりました。
この時点で大坂より上位の選手はすべて敗退しており、優勝の可能性が高くなってきました。ところがここで大坂が準決勝ボイコットの声明を出したのです。
現在ニューヨークでは黒人差別に抗議するデモなどの活動が活発になっており、NBAも試合をボイコットしたりしています。大坂も日本人ですが、一人の黒人女性としてこの抗議活動に参加するとしています。
テニスファンとしては残念ですが、この大会の大坂を見ていると、31日からの全米オープンに期待できそうです。
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