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新型コロナ感染対策でマスクは不要か

2023-02-20 10:33:37 | 時事
新型コロナの感染対策として、マスクの着用はすっかり定着した感があります。

私は自宅ではつけていませんが、外出するときは必ずつけており、いわば財布や時計などのように必須のアイテムとなっています。これは私だけではなく、外に出たりスーパーなどに行ってもマスクを着けていない人はほとんどいないような気がします。

個人的には3年も続けていますので、もうすっかり習慣となっており別に外す必要はないと感じています。最近このマスクの規制を3月から個人の判断で着用するようになりました。

厚生労働省はマスク着用のガイドラインとして、人との距離が2メートル以内の場合を除き、屋外では季節を問わず原則不要としています。また屋内では距離を確保でき、図書館内など会話をほとんどしない場合にはマスクの着用の必要はないとしています。

また最近では政府の見解としても、屋内でのマスク着用は症状のある人に限定して、原則不要とすることを検討しているようです。私としては使い捨ての不織布マスクは、かなりの感染防御効果があるとされていますので、暑くて邪魔になるまでは使おうと思っています。

不織布とはフェルトのように繊維を組み合わせてシート状にしたもので、不織布マスクはこれを何枚か重ね合わせ、あるいは一枚を立体的に整形して作られています。

一方布マスクは不織布マスクに比べてフィルター能力が低く、ウイルスやウイルスが含まれた飛沫を十分に捕捉することはできません。またウレタンマスクも布マスクと同じように、不織布マスクに比べると効果はかなり低いようです。

不織布マスクの場合、繊維の隙間はウイルスより大きいのですが、不織布の線維を通過する間にブラウン運動をするウイルスが捕捉され、分子間の吸引力であるファンデルワース力によっても繊維に吸着されるので効果があるとされています。

マスク自体のフィルター効果が発揮されるためには、マスクと顔の間から流入する空気を極力抑え込む必要があり、マスクと顔をの間をなるべく密着させた方が良いようです。

現在では新型コロナの感染対策として、マスク着用には効果があるというはっきりとしたエビデンスが多数出ています。鼻腔が冷えるとウイルスなどへの抵抗力が下がるため、冬季にはマスク着用で冷たい空気の侵入を防ぐことも重要です。

マスク着用が習慣化している現在は、たぶん政府方針などに関わらずマスクをしている人は多くなると思われます。

いわゆる同調圧力などでつけたくない人もつけざるを得ないような環境は良くないと思っていますが、感染対策の基本としてマスクは効果があるのですから、無理に外す必要はないと思っています。

海外ではほとんどマスクをしている人がいないようですが、日本人はマスクにそれほど抵抗がないのかもしれません。


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