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叔父が映画館の映写技師をしていた関係で、子供の頃から映画館が遊び場だった。
読書には『乱読』という言葉があるが、映画の場合は何と…『乱見』
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叔父の顔で映画館はフリーパス、とにかく邦画洋画の別なく手当たり次第に映画を観た。
特にアメリカやフランスの映画は、私を夢のような幻想世界へ誘ってくれた。
青春時代を彩ってくれた『風と共に去りぬ』や『誰がために鐘は鳴る』、『カサブランカ』
『哀愁』、『荒野の決闘』、『ローマの休日』、『太陽がいっぱい』…あぁ懐かしい。
そしてアメリカン・ニューシネマの時代が来て『明日に向かって撃て』や『スティング』は、
それまでのアメリカ映画とは一線を画する活劇もので、ギャングや詐欺師グループが
縦横無尽に暴れまわる愉快痛快なドラマ仕立てだった。1969年に製作された『明日に
向かって撃て』は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが初共演して大ヒット。
アウトロー男二人の友情と連帯を、時に美しく、時にコミカルに、詩情豊かに描いていた。
そして今でも語り草になっているラストシーン。壮絶な銃音の中へ二人が飛び出してゆく…。
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1973年の『スティング』も、お二人さん最高
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コンビ再現。何とも格好いい二人が繰り広げる復讐詐欺事件。
何度DVDを観ても面白く刺激的な映画で、この年のアカデミー賞7部門を獲得した。
ポール・ニューマンは2年前2008年9月26日に亡くなり、甘い二枚目だったレッドフォードも
めっきり年老いたが、私の記憶の中では今でも素敵なヒーローとして悪戯っぽい瞳のまま
若々しく格好良く生き続けている。