山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

薬師岳キャンプ2日目

2015-08-12 21:45:34 | 北アルプス
8月11日(火) 有峰湖折立から薬師平キャンプ場2日目 赤木岳ピストン 下山
                       行動時間 7時間30分 天気 晴れのち曇り

昨夜 小屋で聞いた天気予報だと今日は曇りだったがなんとか星が見えて午前中は良さそうなので今日も2時半に起きて行動

テント泊ならではの行動
小屋泊まりだとこんな早くは行動出来ないだろう。

薬師岳だと山頂まで2時間半以上登らないと朝日は望めないが北ノ俣岳方面だと太郎山からずーっと、日の出ポイントが続く
出来れば1時間頑張って稜線に出れば正面に日の出が見れるのでオススメポイントです。


水晶岳の稜線から日の出が出そうです~


山の稜線しか見えなかったが日が出はじめると北ノ俣岳のカール状の草原に光が当たり山の大きさが分かる瞬間


槍ヶ岳も見えてぐるっとアルプス


山で求めるもの?!
日常で体験出来ない瞬間を感じる、まだ見たことがない絶景を求めて!?


下界に居たら見れない景色
いつまだと下から上を見るけど山では逆です。


赤木岳ではトンガリ山兄弟がいい角度で見れます。(^。^)
(御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳)


もう満足!黒部五郎岳は昨年登ったのでここで引き返そうと 岩場で休憩して居たらちょろちょろと顔を出して来たので写真撮ったるぞーと思ったが難しい(*^^*)動きが早いんです!


あとはゆっくりお花畑を見ながらキャンプ場へ戻ります。


日本じゃないみたいですよね~
日本以外の山登った事無いですがね~


標高2600mにあるお花畑


8時過ぎにテン場に戻り昨日たくさんあったテントはみんな撤収して少ない。
登山道も人が居らず静かだと思ったら脚立を持つ人が・・・
今日も福島和可菜さん撮影クルーに遭遇
声掛けて~けど仕事中だし写真一緒に撮って下さいと言えずクールを装う(≧∇≦)
今日は薬師小屋に泊まるんだろう。
一緒に泊まりて~(*^^*)


登る時には気が付かなかったが五光岩から剱岳が見えるだ~と振り返り下る。


暑い下りで足にくる石畳みの登山道(≧∇≦)
巨大杉もあり気分を変えてくれる。

今回縦走でなく、ピストンで山を登ったが行きと帰りで景色が違って見えて飽きずに往復出来ました。

やっけたい薬師岳も登ったので今度くる時は縦走して高天ヶ原の温泉へ入りにいきたと思います。

薬師岳キャンプ1日目

2015-08-12 11:04:43 | 北アルプス
8月10日(月) 有峰湖折立から薬師平キャンプ薬師岳ピストン キャンプ泊
                       行動時間 8時間30分 天気 晴れのち曇り

アルプスの100名山で登っていないのは薬師岳と常念岳今回どうしてもやっつけておきたい。
縦走すると日程がキツキツになりそうなので、薬師平でキャンプして考えるか?と出発まで悩む。

日曜日の朝早く出発しようと思ったが、痛恨の寝坊(≧∇≦)

岐阜県の神岡から東谷線から入り折立に到着したのは12時半過ぎだったが、これがラッキーな事に路上駐車までして大混雑だが近くの駐車場が空いてすんなり停めれました。
頑張ればキャンプ場まで行けると思うが暑いしキャンプ場も満員御礼だと思うので日曜日の入山は諦め下でのんびりした。

折立は電波が受信出来ず時間も持て余っているので身体慣らしに少し登って電波を探したら受信出来ました(^O^)v

朝2時半に起床して3時過ぎに出発
昨日夜に駐車場で剱岳から来た叔父さんと一緒に出発
見た目は60歳以上だが昨日も早月尾根日帰り、そして今日は薬師岳日帰り凄いパワーだ~
三角点に辿り着く前に離れて行っちゃいました(*^^*)


愛知から遠いイメージで敬遠していましたが、距離で300kmくらい、白馬と変わらんと思うと少し来やすくなるかな?


三角点までの急登、先行のテント泊の登山者に追いつ、抜かれつ休憩の差で太郎小屋に到着した(*^^*)
太郎小屋までの登りは、夜明け前に限ります。
三角点より上は日中は暑いです。


久しぶりの北アルプス景色があるとテンション上がります(^O^)/

太郎小屋まで4時間ちょっとで到着
6時半過ぎに薬師峠のキャンプ場に着きテント入れ替えでベストポジション獲得
ちゃちゃとテントを張って薬師岳を目指します。


荷軽になって機動力UP
山がデカイだけに薬師峠から薬師平まで結構ありますが軽快に登ります。


薬師小屋到着すぐ着くと思ったが長かった(≧∇≦)
山頂直下と言って小屋
ここに泊まれば夕日、朝日が綺麗だろうな~
身体が動かなくなったらお世話になろう。


なんとか雲が上がる前に山頂到着


立山から縦走して来た人に、写真を撮ってもらいのんびり下ります。


高天ヶ原へ下りる水晶岳からの温泉沢を勉強
今度こそ縦走して高天ヶ原の温泉に入るぞっと(*^^*)


テントに午前中に到着して持参したワインとラーメン食べ昼寝
ベストポジションのテン場から混雑している人達を見物(*^^*)
14時にこの混み合いなので昨日遅く来なくて正解でした。


夜ごはんも早めに済ませて暇をもてあそび太郎小屋へ散策
なんか雲が切れて来たので、太郎山へ


下は雲海もしかしてもしかすると今日は・・


諦めていましたが、奇跡的に西側のエリアだけ雲が切れています。


薬師岳から降りるとき夕日を見るならここだと思って来たら奇跡が生まれました。


太郎小屋には元自衛官の肩書き?プロのトレイルランナーでタレントの福島和可菜さんが取材で来ていて(今年二度目の再会(*^^*))
1時間前から陣取っていた山頂を分け渡す(^。^)

綺麗な夕日と可愛い和可菜さんとのコラボ写真で1日目を締めくくった(*^^*)

蓮華温泉から朝日小屋ピストン

2014-10-13 09:41:20 | 北アルプス
10月11日(土)~12日(日) 朝日岳(1泊2日) 蓮華温泉から朝日小屋 メンバー3人
天気 晴れ
行動時間 1日目 7時間50分 二日目 5時間50分

この連休は2泊3日で荒川岳~赤石岳を職場の人とのんびり行こうとしたが台風が接近しているので1泊2日に短縮し小屋泊まりを楽しめる北アルプスの朝日小屋に変更した。

出発前に4時間家で仮眠し23時に家を出発仮眠をしたので快調に運転し蓮華温泉に4時間半に到着した。

駐車場は意外とガラガラやっぱ諦めた人が多いのか?でも山は行って見ないとわからない。
土曜日は快晴の予感の朝^_^


予約を小屋にしたら早出の6時には出発して下さいとのことで予定通り出発!

霜が降りていて木道はツルっる

今回は久しぶりの3人での登山
しかも小屋泊まり軽荷ですこぶる快調
しかし40代、50代、60代と年の差10歳
最年長をサポートしつつムチ打って登らせる(*^_^*)

今回でここの景色が一番お気に入り
ニュージーランド?海外の様な景色が・・・新婚旅行を思い出す。

紅葉はもう遅かったけど、五輪尾根でギリギリ見納めと言うところでしょうか?!

木道は整備されて、トータル何キロ引かれているのか?と思う。

コースタイム8:10の登り北アルプスには珍しい健脚コース蓮華温泉から一度下ってからの1本山を巻いて稜線を辿り山頂へ

吹上のコルで昼くらいになり食事
オイオイ、ここで横になるか?と体調不良を訴え水も食事も要らないというが温かいお茶を飲ませると少し元気回復

無事3人で到着(写真は1人ですが)
昼過ぎても雲はなく安定している天気
ここまで来たら頭の中は小屋に到着しビールを飲むことだけ(*^_^*)

部屋は個室で5人部屋
着いたらもうすでに2人組が入っており、あとは私達の3人で布団は1人一枚でゆったり今夜は寝れます。

外は寒いので自炊室夕食前の乾杯
山小屋の食事とは思えない品揃いの食事
ワインを注文したが、今日は小屋閉め前日でお酒、焼酎、ワインのサービスがあり飲んべ~には飲み放題状態だった。

夕食時間と重なって夕焼けは見逃したが富山湾の黄昏は感じる。

山小屋のおかみさんは食事の前にいろいろ登山アドバイスをくれたり指導してくれて好印象でした。

今日は雨にやられても下りるだけと思っていましたが、2日目も好天
剱岳に朝日が当たる。ワクワクする1日の始まり

遠くの山々に薄いかすみが掛かり水墨画のような景色が・・・

2日目も好天という事で、ピストンではなく雪倉岳から鉱山道で下りる計画も夜立てたが、最年長から無理の返事からのんびりピストン!
でも登りと下りでは景色が違って見えました。
帰りに見つけた、クマ、リスの岩!?(*^_^*)
見えるでしょうか?

昼前に蓮華温泉に到着
小屋で注文した弁当を食べ露天風呂巡り
初めて入りましたが、駐車場から気軽に来れるので昼間は夫婦で来てご主人だけ入り奥様は見学という人が多いのかな?!
前者が居ると入りにくいですね。
黄金の湯ではちょうど上がられたので露天風呂いただきました。

4カ所露天風呂が有りますが上は硫黄の匂いがするで最後に下の露天風呂に入ると透明で匂いが気にならないのかな!

久しぶりの山小屋泊して、仲間との登山!のんびり話しながら登るのもいいですが、猿倉から朝日小屋泊まり栂海新道を1日で親不知へ下りる女子が気になり私もやってみたくなる。

体力があるうちはガッツリ歩く山行をチャレンジしたいです。

久しぶりの夏山北アルプス(黒部五郎岳)

2014-08-15 14:55:10 | 北アルプス
8月12日(火)~14日(木) 北アルプス 新穂高~三俣~黒部五郎岳 2泊3日 テント泊 
 2日目 三俣山荘(テン場)~黒部五郎岳ピストン 行動時間 7時間 天気 晴れのち雲

2日目の行動をどこにしようか?
朝まで悩んだが黒部五郎岳にして準備をする。

iphoneの充電ケーブルが切れて充電出来ず自力で起きたが
5時前に出発できた。

途中 大学生と思われるワンダーフォゲール部に抜かれるも
今日は一日たっぷり時間はあるのでのんびり歩く!


昨日の天候を思うとなんという日だーと思うくらい良好!


ここの雪渓渡とき昨日の雨と今朝の冷え込みカッチコチの氷で
緊張したが何のか無事に渡りきり薬師岳ドーン見える。


今日、黒部五郎岳を登ったら次はあそこやなと考えつつ黒部五郎岳へ


なにせ今日は荷が軽いので快適登山です。
黒部五郎岳の印象はカールがデカい、カールから見上げる五郎は圧巻でした。


千畳敷カールにも似ているがスケールはけた違い。


カールに転がっているゴロゴロ石が不思議で
何度も足を止めて見いってしまいます。


周りに人が居ないので自然の中の私
大自然に一人きりの気持ちがなんとも充実


この景色が見れたら満足
薬師岳、剣岳、後立山連峰来てよかったと思う瞬間


山頂に入れ替わり二人(太郎小屋から登山者)
なかなか山頂に一人ってないよねと話し写真を撮ってもらう。


登りはカールから来たので、帰りは稜線道へ
カールの中よりお花がいっぱい咲いている感じ


登山道は○、×はあるけど結構危なそうなところにも
鎖や足場はなし!緊張し楽しいです。


これぞアルプスという感じの景色でしょー
水晶岳も良かったけど黒部五郎岳もまた素晴らしい。
今度は誰か連れて来ないとなー


黒部五郎小舎に下りたらヘリが来るので小屋に待機してくださいと
言われヘリ待ち

ヘリが近いと思いつつみんな写真を撮っていたのでつられて撮っちゃいました。

テン場を5時前に出発し、のんびり歩いて7時間
昼過ぎに戻り、午後の時間をマッタリ過ごし明日下山を決意

持ってきた食料を減らすためラーメン、シーチキンマヨキュウリ、ナスの炒めものに
どて丼からのフルーツポンチと気持ち悪くなるくらい食べまた長ーい夜を過ごし
下山しました。

3日目のレポートはテント撤収からシシウド平までまた雨で写真なし
しかもデポしていたMTBのタイヤ切れていてパンク替えの
チューブがあったけどタイヤからはみ出て来てすぐにまたバースト

初めてパンクしたまま自転車に乗ったかな?
でもやっぱり早かったです。
初日に足が攣りそうになったけど、林道歩きが嫌いなので
MTBは有だなと思ったが、林道を歩いている登山者からの視線
パンクしている自転車に乗っている私は有か?無しか!?


久しぶりの夏山北アルプス(黒部五郎岳)

2014-08-15 14:08:11 | 北アルプス
8月12日(火)~14日(木) 北アルプス 新穂高~三俣~黒部五郎岳 2泊3日 テント泊 
 1日目 新穂高~双六~三俣山荘(テン場) 行動時間 9時間 天気 雨のち雲

連休初日に今年は仕事!さー行くぞと思ったら台風で出鼻をくじかれた感じ。台風一過を期待して行くも朝から大雨

新穂高駐車場は前日夜7時半に入るも深山荘の駐車場は満車で第一ロープウェイ鍋平園地駐車場へ

新穂高から左俣林道は自転車を使おうと思ってMTBを持って行ったのに30分の登山道で体力消耗!鏡平から登りで太ももにきてエライ目に・・・
今回3泊4日の予定で行ったが
(天気が悪いので早く下りた)
ザックの重さは26kgと久しぶりのテント泊で9時間は本当に体力の限界ギリギリだった。(*^_^*)

朝から汗だくの上にどしゃ降りの雨で汗と雨で全身びしょ濡れ
三俣山荘に着いても雨なら今日は小屋泊まりも考えたくらいだった。

トムラウシの遭遇事故は全身びしょ濡れで体力を奪われ力尽きたのか脳裏に過ぎった。

ただ今回は双六小屋でホットミルクを頼んだらびしょ濡れなのにストーブの有る食堂で休憩させてもらい、その後雨が上がり体力回復して無事に三俣山荘へ15時前に到着し明日へ休憩が十分出来た!


双六からの巻き道
疲れた体だったがこの景色に励まされた!


テント場に到着したくらいは曇っていたが槍も見えアルプスを堪能


日没には太陽も顔を出し夕日を見に散歩


明日は天気が良くなる様に夕日に願い


消灯準備
12日でもテントは多いと思ったが翌日はこの1.5倍は張っていた!


久しぶりのテント泊で肩こりと膝痛で1時間半後位に目が覚め何度も起きて熟睡出来ず長い夜を過ごした。

明日はどこ行こうか朝まで悩んでいた。
続く...


夏山第二弾(槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳)2日目

2012-08-13 09:52:38 | 北アルプス
8月9日(木) 北アルプス 槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳 3泊4日 テント泊 
 2日目 槍ヶ岳山荘(テン場)~西鎌尾根~双六小屋~三俣山荘 行動時間 1時間+6時間25分 天気 晴れ

初日、疲れ過ぎて槍へ登っていないので、早朝(4時)暗いうちからヘッドライトを付けて
槍を登る。(30分くらい)
ブラジルでスカイダイビングをしてからどうも高い所が苦手に!
まー下を見ないように上だけ見て山頂へ

山頂には3番手で、寒いのを我慢して日の出待ちで空の変化を楽しむ。

カメラもキレイに撮れているけど、実際はもっとキレイな景色でしたよ。



昨日の夕日に負けないくらいの日の出
初めに槍に来て本当に良かったと思った。



山頂で日の出を見る為に、集まった人達



日の出前から寒さ限界だった御来光を拝んで私は速攻で降りる。
また最初のハシゴが岩とすき間がないので、靴の掛る面積が狭く怖いのである。



テントに戻り朝食を食べて撤収準備
テントから荷物を全部出して、最後のペグを外した時
風で私のテントが槍沢方面へ20m飛ばされる。
(写真を撮る余裕なし)

あちゃーと思いつつまだ大丈夫とテント回収へ
取りに行っている時もテントは落下、最後ここを落ちたら回収不可能という所で
なんとか回収成功

戻った時に、若い人にお疲れ様ですと言われ苦笑い。
稜線でのテント撤収は気を付けけないとね。(気が緩んでいました反省)

ザックに荷物を詰め込み、朝7時前に槍ヶ岳山荘出発
お初の西鎌尾根です。



2時間半くらいで歩けるかなと思ったけど甘く、樅沢岳の登り返しがキツかった。
(双六まで3時間45分かかった)



途中休憩で一人撮りで気を紛らわす。
ダブル槍・・・ 私の槍の方が高いぞー



三俣山荘まだ遠いけど、まだ11時前なのでのんびり行ける。
先は急がず、山を楽しむ。だってこんなにいい天気なんだから
テン場に付いたら景色が見れなくなってしまう。



双六には外国人も多く、日本の夏山を楽しんでいるようだった。
三俣蓮華岳は荷物が重いので当然、巻き道を選択
沢を巻いて行く登山道は、何度か沢を渡るので水が豊富で
そのたび水を触れるのでいい!
水は人間を元気にするね。



そして三俣山荘に到着
ここのテン場はテントからすぐ水が調達でいきので最高な場所ですね。
槍ヶ岳では水を大切にするご飯しか食べれないが
ここではサトウのご飯やレトルトでも水使いたい放題
私は、海藻サラダやトマト、生野菜で元気を付けました。
赤ワインだって冷やせる。



この日も早めのテン場到着で涼しい場所でのんびりモード
テントでの夏山はこののんびりモード(ボーとする時間)がたまらんね。

夕方はちょろちょろ散策し気持ちのいい場所を探す。
明日はどうしようか悩みんだが、最終日に天気が悪そうなので
水晶岳で終わらせるか、高天ヶ原へ下りるか起きてから決める事にし
この日も暗くなったら寝る。

続く

夏山第二弾(槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳)3日目

2012-08-13 09:52:38 | 北アルプス
8月10日(金) 北アルプス 槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳 3泊4日 テント泊 
 3日目 三俣山荘(テン場)~鷲羽岳~水晶岳~岩苔乗越~三俣山荘~黒部巻き道~双六小屋(テン場)
  行動時間 6時間5分時間+3時間10分 天気 晴のち曇り

3日目、この日もまずまずの天気で、3時半に目が覚めパンと水を口にし
4時に鷲羽岳を目指しました。
(黒部源流を巻いて行くか悩んだけど)

5時頃が日の出なので、ちょうど頂上で日の出が見れるかなと思い!



私と同じ時間に来る人は居なかった。(30分後くらいに2人いた)
三俣山荘からは槍ヶ岳が雲で隠れていたが稜線に出たら槍が見えてきました。
鷲羽池も良かったです。山の上にこないと見れない(隠れ池です)



3日間、朝はいつも雲がなくなり安定した天気に恵まれて
御来光を拝ましてもらい本当に心に残る夏山です。



4時55分山頂到着
鷲羽岳からの日の出は私が一人占め。
山頂は風が強く、すぐにカッパを着て水晶を目指しました。
下界からは考えられない寒さです。



鷲羽岳から尾根道を通るとワリモ岳も越えないといけないので
水晶岳へ行くには黒部源流の沢道を巻いて岩苔乗越で行くのが
最速だが朝は尾根道がおすすめですね。



岩苔乗越の分岐に2時間くらいで到着
荷軽なので尾根道でも苦にならない、なかなかのペースです。



今回も黒部五郎は遠かったけど、眺めるには最高です。
黒部5(ゴ)、6(ロー)ポ-ズ



来た道を振り返ると楽園へつづくような道
何人か水晶小屋からの登山者とすれ違ったが、私を追う人は居ない。
水晶も一人占めか?!と向かう。



三俣山荘から3時間15分で水晶岳到着
水晶小屋辺りでは5人くらい山頂に立っていたが、到着したくらいには
誰も居なくなっていて360°の大パノラマを人目を気にせず見たい放題



黒部湖方面も



立山も



まだ未踏の薬師岳も



雲ノ平、黒部五郎岳も
そして、笠ヶ岳、槍ヶ岳や穂高も見える大パノラマ
朝飯を食べずに来たので、山頂で行動食を食べしばし写真を撮りながら
山頂の眺めに浸ります。

帰ろうかという時に、三俣山荘からきた人が到着
昨日テン場で話した人だったので、お互い自分の写真を撮りあいながら
今日は双六まで移動するという事でまた後で会いましょうと山頂を後にします。



行きは素通りした水晶小屋に寄り
カッパを脱いで小休憩
ちっちゃくてかわいい小屋でここも一度泊まって見たい所です。
(体力に自信がなくなり小屋泊まり登山になったら泊まりたい)



三俣山荘へ帰りは、尾根道でなく黒部源流の沢を下り巻いて
テン場へ戻る。
水が豊富な登山道は、歩いていて気持ち良く楽しみながら
戻ってきました。

テント撤収しながら、遅い朝ご飯を食べて三俣山荘を11時半に出て
双六へ向かいます。



あまり早く双六に付くと、新穂高に下山したくなるので
今回行くのを諦めた、黒部五郎への巻き道で双六へ歩く。



遠廻りだけど黒部五郎を見ながら、歩けたので良かったです。



三俣蓮華岳への登り返しがあり、最後失敗したかなと思ったけど
まだ時間はたっぷりあるので大丈夫



行きはカール状の巻き道で三俣へ行ったので
帰りは稜線をと思ったが、午後にガスが出てきて稜線は視界が
悪くなったので途中から中道からダイレクトに双六へ



2時半くらいにテン場へ到着し最後の山泊を楽しむ。
双六に到着した頃は、一面ガスで明日の天気が心配
3日間続いた好天もここまでか?

明日から大型連休の人も多いと思うが一足早く来て今年は
本当にラッキーでした。

高天ヶ原温泉と黒部五郎へ今回行けなかったのは心残りでしたが
また来年以降に来る楽しみが出来たのでそれはそれで良かったかなと・・・

山へ来るとまた次の楽しみが出来て、尽きる事がなく次の目標にもなり
それがまた力になり毎日の生活も楽しく過ごせ、また我慢もできます。

これで今年の夏山は終わりかな寂しくなりますが、
充実した山行で思い出に残りました。

4日目は下山だけで新穂高まで4時間5分で下りたので割愛
(デジカメのバッテリーもなくなった。)

最後の林道で高校生の山岳部?みたいな生徒と会い、あんな思い荷物を持って
早歩き(スパルタ)な事としているんだと思いびっくり。
あれで山が嫌いにならないか心配だったが、生徒は苦しい事をイヤな顔をせず
引率先生の事を素直に聞いていたので大丈夫なのか。
あの頃はといつかはいい思い出に変わるのかなー


夏山第二弾(槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳)1日目

2012-08-12 14:58:49 | 北アルプス
8月8日(水) 北アルプス 槍ヶ岳~鷲羽岳~水晶岳 3泊4日 テント泊 
 1日目 新穂高~飛騨沢~槍ヶ岳山荘(テン場) 行動時間 8時間10分 天気 晴れ

夏山第二弾 どこに行こうか悩みに悩み
まだ制覇出来ていない、水晶岳を登りに行ってきました。

13連休と休みはたくさんあるけど、なかなか電車を使ってぐるっと
周るコースを辿ってみたいけど、ついつい車で行けるルートになってしまいます。

その前に、槍にでもと思い新穂高から右俣谷に入り長い飛騨沢を登って行きます。

この長い登りは写真が少ない為、割愛して記憶が戻った槍ヶ岳小屋の様子から報告

小屋には朝早かった事もあり、12時半過ぎに到着
飛騨沢は槍が見えてからが長ーい。

テン場はテントの大きさで指定されるのがマジと思ったが
後から来た人が張れないでは困るからしょうがないか?!

記憶が戻り景色を眺めていたらヘリの荷降ろし
ナイスキャッチ
人が多いので食料なんか毎日凄い量なんだろうなー



平日なのに8割くらいテン場は埋まってしまった。
さすがハイシーズンですな。
休みを取ってくる人は、私だけではないんだー関心



早々と夕御飯を済ませ、サンセット待ちしぼーっと過ごす。



昼過ぎに出ていたガスは消えて、雲海になり今日の日の入りは
凄い事が起きそうな気がしてワクワクして待つ



準備は整いました。



太陽さん行っちゃってください!



槍の山頂から日の入りを待つ人たちも数人



小屋の北側から40分前待ちで見物です。
体が冷え切ってきましたが我慢で19時前にその時は来ました。



来た―と沈んで行く時は、アフリカの草原に沈む太陽のように
楕円にも見えて久しぶりにじっくり見ました。

初めに槍に来てなかったら、見れなかった景色です。



ギャラリーもワーとため息!
私は写真を見てニンマリ

体が冷えたので、早々にテントへ戻りひと眠りしてしまい、
学生がプラねたリウムみたいの声で8時45分に目が覚めて
外へ出るとこれです!



真ん中の雲のように見えるのは天の川です。
デジカメの夜景モード凄いね。
ここまで撮れると写真面白い。
ミラーレスの一眼カメラ欲しくなるね。

続く

五竜・鹿島槍・針ノ木岳縦走(3日目)

2011-08-15 10:52:38 | 北アルプス
8月13日(土) 唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~針ノ木岳縦走 2泊3日 テント泊
    3日目 冷池小屋テン場~爺ヶ~岩小屋沢岳~鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木岳~扇沢
        行動時間 13時間半 天気 晴れ時々曇り

昨日の疲れがまだ残っているが今日も5時に出発
小屋で今日の天気を聞いたら、昼から雷雨の予報と一言
少し冷たい言い方、下山か針ノ木岳まで行くかは自分の判断しか
ないなーと思いとりあえず爺ヶ岳へ

昨日一緒だった、カメラ人は一足早く出発してた。

<冷乗越から冷池小屋>

小屋の上のテン場、離れ過ぎでした。
おかげでトイレは2回しか利用しなかった。
風当たりが少なくテン場は良かった。

<ガスって頂上が見えない爺ヶ岳>

まだ頭の中は下山?針ノ木岳?
判断できないままー爺ヶ岳中峰の山頂へ到着
南峰はパスし団体さんが登山道を封鎖

<団体さんの視線は・・・>

ガイドさん後ろから来ていますよの問いかけを無視して
道を譲ってくれません。

<お目当ての雷鳥>

視線のその先は雷鳥でした。
私も1枚写真を撮りましたがカメラ目線だと
良い写真だったのに

<なかなかの天気では>

少し高度を下げるとガスはなくなり
遠くの山々も見渡たせるじゃーないですか。
まだ朝の6時半なので今日の行動をここで判断
種池山荘を越えたらもう針ノ木まで行くしかない。
昼過ぎには針ノ木まで行けるのではと・・・

<鹿島槍ヶ岳>

標高2800mくらいの高い山にはガスが掛っているが
今日の大半は2600m付近後半に雨にやられても
良い覚悟で種池山荘を越える事に!

<種池山荘のテン場>

狭いが平らで最高のテン場ですね。
マナーが良いキャンパーだけなら楽園的な場所かな?

<ハイキング気分>

日が当たる東斜面は暑くてたまらないが
西斜面は風が気持ち良く、森林限界を越えていないので
木陰で涼しい。
夫婦で歩く登山者と良くすれ違った。

<岩小屋沢山頂から>

残念、剱岳の山頂は雲の中だが
今日も結局なかなかの天気じゃん。
昨日よりコ-スタイムが短いのでゆっくり
汗をかかないように歩む。

<一人歩き>

今日も一人歩き
連休だが私と同じルートで廻っている人はいないので
時間差がありすれ違う人以外、人には会わず。

<北アルプス三大雪渓の針ノ木雪渓>

今日一番の目的
針ノ木雪渓を調査
山スキーを滑る為の下見です。
行こう行こうとまだ来れていない場所
縦走だから雪渓を正面からも確認出来ます。

<気になる内蔵助平>

今回の縦走、立山が正面にずーっと見えるが
気になる場所を発見、内蔵助平!
山が重なるようにある場所にぽっんと平らな場所があります。
自分の足で歩いてみたいなー

<赤沢岳から黒部湖>

黒部湖もこの角度から見るのは初めて!
さすが日本最大の水力発電ダム湖
訪れた事がある場所なので、前の記憶とリンクして
思いだす。

<猿の群れ>

遠くからスバリ岳手前に動く物体を発見
雷鳥にしては大きいし近づいてみるとサルでした。
こんな高山に猿がと思うが最近はたまに見ます。
ハイマツの実を食べていました。人慣れしてないので
近ずいたら逃げていきます。
エサは絶対与えないように!
餌をやると人を見ると食べ物をくれると思い
襲うようになります。

<スバリ岳周辺のコマクサ>

スバリ岳にはコマクサがまだ咲いていました。
周辺にたくさん咲いていてかわいらしいです。

<高度感があるスバリ岳>

新越山荘から4っのピークを越えるが
鳴沢・赤沢岳とはかくがひとつ上
岩稜を通る道でハイキング気分から山登りに変わる。

<針ノ木岳を越えたら>

スバリ岳を越えたら最後のピーク越え
針ノ木岳を残すのみ。
連日のハード山行で足もピーク
針ノ木岳を登らずに、ヤマクボ沢をトラバースしようと
本当に考えたが夏山なので登山道に沿って行きました。

<針ノ木岳から登山道>

最後のピークを越えたら気が楽になって
今日このまま扇沢まで下りようかなとも考えたら

<テン場がいっぱい>

針ノ木峠の手前で立ち入り禁止の場所にテントを張る女子が
今日は下のテン場がいっぱいなので小屋の人が
ここで張っても良いと言っていたそうで一緒にどうですか?と
誘っているようだったが、ここで頭の中には温泉と肉が浮かぶ。
もう扇沢へ下りよう!温泉だー

このまま下山したら途中でハンガーノックになりそうなので
針ノ木小屋でありったけの食材を入れてラーメンを食らう。
これで3時間は持つだろうと15時20分に雪渓を下りる。

<水だー>

この三日間で沢の水を見るのは初めて
水は人に力を与えるのを感じる。
顔を洗い、冷たさに浸る。
生き返る感じだー

<危険な雪渓>

針ノ木雪渓の地形を確認しながら下山
上部は雪解けが進み空洞になっているので
雪渓歩きは禁止で夏道の左岸をたかまきして進む。
雪渓に吹く風が涼しく気持ち良い。
雨もパラパラ降ってきたがひどくはない。

<大沢小屋>

やっと大沢小屋
あと1時間歩かないと!
夕方17時を越え行動時間12時間越え、初めての体験です。
連休でないとやりたくない行動
食い込む肩も限界、飲料水もなくなりあとは車へ戻る事だけ

車の音が聞こえて扇沢へ下りてきたことを確認
今日も限界ギリギリ、自分に勝って下りて来れた。

しばらく登山はお休み!二日酔いのもう酒はいい気分になった。

観光客が居なくなり静かな扇沢へ到着
私一人かと思ったら、カップルが同じく下山
駐車場まで山の話をして戻る。

山は涼しく、楽しいが無理しない計画が一番です。
一人だから出来たかも今回の縦走
自分の弱さ、強さが分かった登山だったかも

日常の生活がどれだけ便利で快適な事かも実感、
車に荷物を放り込んで、大町温泉郷の薬師の湯へ直行
体を2回洗いスッキリ

自転車を回収し帰路へ
途中意識が遠のいたので、仮眠をしフル高速で
帰る途中、またしても東海環状線の猿投山トンネル出口付近で
車の横転事故に遭遇、何かある場所だ!

夜中、家に付そのままベットへ

山では寒かったのに家はエアコンなしでは寝れない生活
もう少し山へいた方が良かったかも・・・

今は次の山の事を考えられるまで元気に回復
さー次はどこ行こうか?!

五竜・鹿島槍・針ノ木岳縦走(2日目)

2011-08-15 08:50:10 | 北アルプス
8月12日(金) 唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~針ノ木岳縦走 2泊3日 テント泊
        2日目 唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~冷池小屋テン場
        行動時間 10時間半 天気 晴れ時々曇り

久しぶりの縦走に気合いを入れて朝濡れたテントを撤収して
5時に唐松小屋を出発
昨日は風が強く、今朝はかなり寒く、カッパを着て丁度良いくらい。

秋の気配の天気

<小屋に別れ>

御来光の瞬間は見れなかったが朝日がきれいに雲海から
見えています。

<快晴な一日の始まり>

さー出発長い一日の始まりです。
なかなかスッキリした天気
風も強いので今日は一日良い天気な感じです。

<大黒岳から五竜岳>

重い荷物を担いでいきなりのクサリ場
両手を使い体がブレないように慎重に進む
唐松岳から五竜岳へ来る人は少ないようだ。

本当は五竜の遠見尾根を登って縦走するのが
ベターだったかもしれないが昨年の続きにこだわった
私の選択が歩行時間を増やしてしまった。

<唐松岳~五竜岳の中間地点から唐松方面>

振り返ると唐松岳と大黒岳
あーやっぱりこの間で10時間オーバーになってしまったなー
天気が良かったので歩き過ぎたという事でよしにしよう。

<五竜岳方面から五竜山荘>

五竜山荘まで約2時間、登りが少ないと
時間は稼げるがここからが本番です。
なだらかな尾根は終わりでここからは岩峰群がつづく
登山道に変化

<五竜岳から鹿島槍ヶ岳方面>

五竜岳山頂手前から鹿島槍ヶ岳方面
まだまだこんなに険しい道がつづくと思うと
気が遠くなるが行くしかない。

<五竜岳山頂から剱岳バック>

山頂では五竜山荘からピストン者が下りてきて静かだった。
夫婦の登山者に写真を一枚お願いして
剱岳バックで記念写真
おばちゃんなかなか上手く撮れています。
ありがとうございます!

<G5黒い岩峰>

遠くから見たらえーと岩峰だったが
私は両手を使って登る方が、荷物の荷重が分散して
肩の痛いのを忘れておもしろく登れる。

<北尾根ノ頭と雲の間>

やっぱり雲は出てきたがなんとか持ちこたえている天気。
西風が冷たく強いので上昇気流にならずに
安定している。この雲の境目をずーっと歩いていく。

<長いハシゴ場>

ここも遠くから見たらえーっという所だったが
無事クリア

<キレット小屋>

ここでやっと半分が過ぎたってところ
ここでは休憩もしないで先に進む

<八峰キレット>

今日2回目の地図上で危険箇所!
八峰キレット急な登下降、鎖・梯子の連続で
気が抜けない。
荷物が重たいので慎重にです。

<ちょっとひと休み>

緊張感がある岩肌に
チシマギキョウ
寄り添うようにみんなで強く咲いている。

私も強くならなければと先に進む

<鹿島槍ヶ岳山頂から剱岳バック>

山頂手前で心が折れて大休止が入りましたが
なんとか山頂にたどり着きました。
白馬岳や唐松岳と違い五竜岳・鹿島槍ヶ岳は登った感が
ありますね。

ガスっていたらもう山頂って感じだがある白馬岳だが
五竜岳は山頂下の岩峰をよじ登り登頂した達成感がたっぷりある。

鹿島槍ヶ岳は眺めも最高で剱岳が目の前
三ノ窓の雪渓が一直線に伸びる。
時間があったらのんびりコーヒでも飲みたいところ

<あとは下るだけだけど冷池小屋は遠し>

ここからが一番苦しかったかな?
山頂直下はガレ場で足にくるし、また長かった。
限界ギリギリでテン場に到着

冷池小屋からテン場がまた離れ過ぎで
5分くらい歩かないとトイレに行けない。

先に寝床を確保して小屋へ行き利用料金とビール調達に!
朝5時に出発して15時半よく頑張りました。

五竜から来たテント泊の人も何人か追い越して
みんなバテバテだった。
口をそろえてキツかったと!
お疲れ様でした。

<日没後に雲が切れたテン場>

16時くらいからテントが張れたので濡れていたテント、寝袋を干し
ラーメンを食べながら休息
もうヤバいかもと思う事もあったがなんとかコントロールでき
辿り着けて良かった。

日没後は寒くてダウンを出したが
テントの中は暖かく朝まで寝れた。

夜中に地震があり、地面にじかで寝ていたので地震の伝わり分かり
遠くでドスンと揺れ振動が伝わってきた感じだった。

明日はどうするか?

天気は昼から雷雨の予報があるし、すぐに下山するか
針ノ木まで頑張るか翌朝の天気で決める事にして就寝

つづく・・・