山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

五竜・鹿島槍・針ノ木岳縦走(1日目)

2011-08-14 10:47:05 | 北アルプス
8月11日(木) 唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~針ノ木岳縦走 2泊3日 テント泊
        1日目 扇沢~(自転車)信濃大町駅~白馬駅~(徒歩)ゴンドラ・リフト~唐松テン場
        行動時間 自転車35分、電車37分、歩行3時間半 天気 晴れ後曇り

連休でないとなかなか電車を使って山旅(縦走)が出来ないと
今回、終点に車を置いて登り口まで自転車と電車を使い移動

重い荷物を担いで自転車ではちょっとと思い駅で荷物を預かってくれないかと、
先に車で信濃大町駅に寄り駅員に聞くと、観光案内所で一時預かってくれると聞き
テント泊のザックを無料で預かってもらう。

これなら扇沢から駅まで17km弱、しかも半分以上は下りなので
問題なく移動、35分くらいで到着。
バスの料金1330円、35分の時刻表からバスと変わらないで
移動が出来た。



駅と一緒の観光案内所
快く名前も聞かずに荷物を預かってくれました。
12時5分発 南小谷行き 普通電車に乗り白馬へ



JR大糸線はNHKの朝ドラ「おひさま」列車が走るとあって
ポスターがいっぱい張っていました。
舞台は安曇野、撮影は塩尻の奈良井宿でおこなったみたいですが
信州って感じが好きですね。
普通列車は1時間から2時間に1本なので乗り遅れると
エライ目に山へ登る時間がなくなるので入念なチェックが必要
自転車は駅の横に自転車置き場があり3日間、問題なく置けた。



白馬駅から八方ゴンドラ方面のバスが出ていたが
バス停をウロウロして時刻表を見ていたらバスが行ってしまい
歩いてゴンドラ乗り場まで・・・
結果、歩いても30分くらいだし、バス料金が500円なので
歩いても問題なかった。(ビール代に変わる)



ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方尾根の頂上到着は14時くらい。
なんとか唐松岳のテン場まで行けそう。
16時くらいになると雲行きが怪しくなり、雨もパラパラ
大雨にならずに17時前に到着

ここのテン場は段々畑になっていてかなり下りないと
張れる場所がなく妥協し2張り張ってあるすぐ横に張る。

500mlのビールを持ってきたのでプシューと開け
荷物を軽く

明日に備えて19時過ぎに寝る。
夜何度か外を見たが雲の切れ間から星空が見えたので明日の天気に期待

つづく


連休フライングで南岳~涸沢岳(大キレット縦走)2日目

2010-08-07 07:44:32 | 北アルプス
8月6日(金) 新穂高~南岳~北穂高~涸沢岳~白出沢~新穂高 1泊2日 テント泊
        2日目 行動時間 7時間10分

夜中に目が覚めてテントの通気口から夜空を見上げると満天の星空
よしよし朝は展望が良さそうだともう一度寝て朝3時半過ぎにトイレに起きると
テント場はもう起きている人がチラホラ私も撤収、朝ご飯準備をすると日の出時間が
近くなったので南岳小屋の正面?常念平へ徒歩1分で日の出を待つ

<夜明け前の槍ヶ岳>


やっと槍が見れました。

<山頂直下の北穂小屋>


理想の山小屋、山頂直下の小屋はすぐに山頂へ立てる。
一度泊まってみたいものだー

<大キレット全貌>


日の出待ちをしているとお腹の調子が悪くなりトイレへ駆け込み戻るとちょうど日の出
だった。

事件はその時に起こった!

カメラを持ちながら移動したら靴ひもを踏んでしまい転倒
大したことはなかったが、カー、カメラが・・・
ズームしている時に手を突いた時にレンズを強打してしまい破損
オートフォーカスが出来なくなる。
手で回して手動でピントを合わせて苦肉の策の写真がこれ

<夜明けの北穂高岳>


テントで移動用で靴ひもを上まで締めず真ん中くらいで結んでいた為、紐が長く
それを踏んでしまったのが原因、ときどきあったがこんな結果になるとは
まさにハインリッヒの法則
危ないと気が付いた時に、靴ひもを踏まないようにしておけば・・・

これから大キレットを歩くときに、気を付けて歩けという警告か
濡れたテントを撤収して6時前にテン場を出発した。
昨日の午後からはほとんどガスていたし予報でも今日は一時雨
早めに危険部を通過したいが、朝一番も昨日のガスで岩がまだ濡れていて
油断できない状況だった。

<大キレット降下開始>


降下開始直後、ライチョウの親子が見送ってくれて
急ぐ気持ちを抑えてくれて平常心にしてくれた。

<キレット折り返し>


大キレットの中盤くらいの岩越えが一番危険を感じた。
ミスったら、つかんだ岩がもろかったら真っ逆さまに滑落する所だー

<正面に笠ヶ岳>


カメラのズームが出来ないがなんとか写真は撮れる。

<もうすぐ北穂高>


まだあんなに高い所に小屋があるがもう少しだー
北穂高から来た人は私が通る時に来た人は5人だけ
やっぱりそんなに人が通るルートではないなー
2時間ほどで小屋へ到着、ガスでまわりはなにも見えないので
頂上の写真もなく水分補給ですぐに歩きはじめる。

展望がなくて今日は岩稜を登る楽しさで十分と自分に言い聞かせ進む。

<涸沢岳手前>


北穂高から涸沢までもなかなかの岩稜続く
大キレットほどの緊張感ではないが手と足をフルに活用して3点支持に
気を付ける。足場、持つ手の岩にも気を付ける。

ふと気が付くと取り付きの岩場にたくさんの花々が
いつもは気にも止めないが、見て咲いているなーくらいだが
なんかキレイ

<パシッと1枚>

<パシッと2枚>


ガスも一瞬切れてカールの全貌が・・・

<涸沢カール>


涸沢カールもいつ見ても素晴らしい。
その前へ穂高がドンとそして雪渓、なかなか見れ景色ではない。
山は何度来ても新しい発見がある。

涸沢岳のハシゴ、鎖場もなかなか厳しいものがあるがなんとか登りきり

<涸沢岳頂上>


頂上へ到着した。
大大満足の岩稜縦走だった。
ここで満足したので、奥穂高、ジャンダルムも歩く事を視野に入れていたが
今回はパスして白出沢を下山する事に!

<残雪がある白出沢>


山スキーで行って見たいので下見を兼ねての下山
穂高山荘から上部は石畳のような岩で歩きやすい。
高度をどんどん下げていく。

<荷継沢との分岐>


沢下って行くと荷継沢とぶつかる。
そこから右側へ渡り登山道へ入る。
先行していた人が白出大滝の方へ下って行ったので声を掛けて呼び止める。

沢を下りて行くと道らしきものが見えるので先読みしてルートは確認して歩きたい。

<鉱石沢との合流>


沢を真っすぐ下りれれば楽だが夏は山越えをして高巻きして
沢下部まで下りてくる。

<重太郎橋>


増水時渡れない所か
下部は雪渓がまだ5m以上ありそうで万年雪か?

<遠くに穂高>


白出沢長かったが、変化に富んで面白い登山道だった。
登りも一度チャレンジしたいところだ。
林道付近まで来るとまた暑い世界へ逆戻り
しかし奥の手(MTB)をデポしているので林道まで来れば・・・
カギを忘れたのでパクられてないか心配だったがあった。またスペアのタイヤと空気入れも
忘れたのでパンクしてないかー 大丈夫後は一気に駐車場へ
白出沢の分岐から15分で駐車場へ到着 さすが機動力あります。

あとは温泉しか頭になく今日は平湯の神の湯へ

<貸し切り状態の露天風呂>


まだここには来たことがなかったのでやって来たが
露天風呂しかなく洗い場は、温泉と天然水のみ
私はこんな秘境的な露天風呂は好きだが、山から下りて来て内風呂がないと
困る人にはおすすめ出来ないところかな・・・

温泉もいろりろ入って見るのも経験、遠出しての楽しみの一つだから

思った以上に早く下山出来たので、高速も平日料金なので夕方まで下道で距離を稼いだで
帰宅 超大型連休なのに山へ1泊2日しか行けなかったが、充実の山行だった。

北海道へ帰省する前にまだどこか行けそうなので今度はどこへ行こうか?

連休フライングで南岳~涸沢岳(大キレット縦走)1日目

2010-08-06 22:04:33 | 北アルプス
8月5日(木) 新穂高~南岳~北穂高~涸沢岳~白出沢~新穂高 1泊2日 テント泊
        1日目 行動時間 7時間5分

連休に休みを付けて超大型連休の私だが、家の都合で1泊2日でしか山へ行けず・・・
不満はあるが行けないよりましなので、槍ヶ岳~奥穂高縦走の計画だったが1日削って
南岳から大キレット、北穂から涸沢の岩稜を縦走

大キレットと北穂高岳は今回初の所なので歩くだけで十分、天気が悪くても
行った感で満足するルートとした。

寝不足で夜7時過ぎに家を出て渋滞に巻き込まれ、新穂高まで走れずにひるがの高原で
力尽きて朝まで寝てしまい、新穂高到着は朝6時半
駐車場も空いてなく邪魔にならない路肩に止める。
準備は家でして来たので、到着してすぐに出発

<林道から見える杓子岳と笠ヶ岳>


ここからのの景色はいつ見ても良い。
GWの時は雪がたくさんあったがさすがにもうない。

連休前なので私だけかと思ったら、駐車場も車いっぱいだし山へ行く人も
結構いるじゃありませんか。みんなも山へ行く為に休みを取っているのかー
いい事ですよね。

1泊2日なので裏技(MTB)白出沢まで林道を1時間ショートカットし
夏場は人の目が気になったが、明日帰るのでと心の底で叫び許してと・・・

白出沢から槍平までの間で女性に一人抜かれたが、気にしない初日は
いつも体調が悪いので無理しない。1日目は体を山へ慣らすと言い聞かせる。

<槍平小屋からの登り>


12時前まで新穂高からずーっと日陰で歩きやすかったが・・・
稜線へ出ると日差しがまぶしい。

<稜線から新穂高方面>


日差しが当たる時間になると天の助けか雲が出始めて、時折太陽が雲に隠れて
暑さをしのげた。

<最後の登り>


ガーミンの地図は旧道の沢を登るルートになっていたが南岳新道は1999年に
出来たと案内されていた。沢を登ると残雪が有るし落石の危険もあるので
尾根ルートが出来たのか?
最後のガレ場はほんと死んでいたがテン場へ到着してビールを買ったらー




あんな感じのつまみと景色を見ながら気持ち良くなり
昼の14時にビール、昼寝と贅沢な休みの過ごし方を満喫

パスタにラーメン、海藻サラダとトマト持って来たもの食べて
日の入りを待つが雲が切れる気配なし

<南岳の頂上>


こんな感じで誰も居なく待つこと30分諦めて
下りるとライチョウが現れて少し楽しませてくれた。

さて明日はどんな1日になるのか? つづきはまた明日






  

梅雨明け 猿倉~唐松岳縦走(3日目)

2010-07-20 09:45:11 | 北アルプス
7月18日(月) 猿倉~不帰嶮~唐松岳~八方(3日目)テント泊 御来光編
           行動時間 2時間弱

斜めの場所で寝心地が悪かっがなんとか朝まで寝れて疲れが少し抜けたか。
昨日スルーした唐松岳へ登って御来光を見にカメラのみ持って山頂へ

4時20分くらいに到着して赤く染まる空を待つ

<戸隠、黒姫山から日の出か?>


山を滝のように落ちていく雲海
山頂からの日の出は今回の山行で初めて見れるので待ち遠しい。

<剱岳上空も>


みんな日の出方向を見ているが剱岳方面も凄い事になっている。
快晴より多少薄い雲がある方が空は染まり易い。

<五竜岳にも日が差す>


さすが百名山、どっしりとしたたたずまい。
白馬岳から唐松岳まで山を繋いだので次回はあの山へ行こう。

<記念写真1>

<記念写真2>

<記念写真3>


唐松岳はゴンドラ、リフトで登ってくる人が多いので団体さんが多く
後を歩くことになるとエライ時間がかかる事もなるべく後は歩きたくない。

<昨日の回想>


凄いところを歩いて来たもんだー
天狗ノ大下り、不帰ノ1峰、不帰ノ2峰、不帰ノ3峰なんど登って下った事か・・・
一人ならともかく誰かと行く時は、テント泊の8時間以上の行動は楽に行くなら
考えようだなーと反省 良く歩いてくれた。

<五竜岳と鹿島槍方面>


朝は雲がなく良かったが月曜日は雲の出が早く9時くらいには
かなり雲が上がった。下界は気温が上昇かー下がりたくないが・・・
温泉の事だけを考えて下山

<白馬三山>


唐松岳から下山道、思っていたより長くルートは複雑
尾根歩きを想像していたが上部は登山そのもの
白馬三山(白馬、杓子、鑓ヶ岳)なかなかの共演だー

<やっとリフトへ>


八方池まで来ると観光客と登山者でいっぱい
木道は混雑しているので黙々と降りてリフトへ
99%の人はここからリフトで下りるだろうか?
こんな楽なものがあるのなら利用するしかない。

リフトは風を受けて空を飛んでいる感じで気持ち良かった。
ゴンドラは暑かった。

人が多いからか手荷物料金は取られず1400円で利用できた。

思っていた通り下界は気温が高くうんざり

温泉は倉下の湯で入り渋滞する前に高速へ乗り帰って来た。

なんだかんだ今年の梅雨はスッキリ明けて3連休に山へ行けて本当に良かった。
これで夏の連休までまた少し仕事を頑張れる気がした。

夏の連休はどこを縦走するか・・・

梅雨明け 猿倉~唐松岳縦走(2日目)

2010-07-19 20:48:19 | 北アルプス
7月18日(日) 猿倉~不帰嶮~唐松岳~八方(2日目)テント泊 不帰嶮編
           行動時間 9時間+α

昨日は少し飲み過ぎたと反省しながら、朝3時38分に目が覚めて
今日は長丁場なので早出しないと準備をしたが結局、6時前に鑓温泉を出発
もう少し早く出たかった。

昨日の疲れもあったが私は快調で、朝から快晴の天気についついピッチが速くなり
大出原を登りきるまでおいてけぼりにして稜線まで登りきってしまったが・・・

<鑓温泉上部の雪渓>


まだ5,6mはあるか?雪渓を横目に登山道を登る。
ここを過ぎるとストックはたたんでの表示があり、鎖場、岩場が少しつづく
(朝の準備体操程度だが)

花が咲いているが気持ちは稜線へ、剱岳が見えるかしか考えていなかったのか。

<大出原手前から富士山>


富士山もなんか近く感じた。おとといまで梅雨で雨が降っていたなんて考えられない
天気だ。ここ2,3年3連休に梅雨明けしたのは記憶にない。

<大出原>


稜線はすぐ近く、ここでも少し一緒に行った人を待つが来ないので上がって
剱岳を見ながら待とうとさらに登る。
鑓ヶ岳の分岐まで2時間10分で登る。

<鑓ヶ岳>


やっぱり稜線は眺めが良いなー 剱が見えないのでさらに登る。

<一人セルフタイマー写真>


ガスが出るのを心配したが今日はまだ大丈夫
水を飲んで稜線からガレ道を登ってくる人を確認するが、いっこうに登って来ない。
悪い事を考え始めて、昨日も足が攣りそうと言っていたので途中でもうへばってる?
30分くらい待っても来ないので、しびれを切らして稜線に荷物をデポして迎えに行く。

するとガレ場の下の方で助っ人ですかと昨日のトマトをくれた人が居てハイと言うと
すぐ下に私を確認して微笑みの見た事ある人が・・・
良かった元気に登っていた。ちょっと疲れているので荷物を代わりに担ぎ
稜線まで登る。
これでコースタイム3時間をキープ、まだ5時間35分あるので少し時間を稼げたか?
稜線からは二人で歩く。

<天狗山荘>


天狗山荘なんか、赤いイメージだったが小屋はこげ茶
トイレ休憩、水の確保 雪渓の雪解け水だが私はそのまま2L汲んで
飲み水にした。この水が後々救いの水になった。

<天狗ノ頭から鑓ヶ岳方面>


稜線に登ったら寒いかなと思ったら遮るものがなく、風もそれほどないので
暑く感じた。


<天狗ノ頭から唐松岳、五竜方面>


ここからが今日の核心部だー
唐松岳から来た人は、天狗ノ頭まで5時間半掛ったと言っていたので
私たちもまだそのくらい掛るのかと思うとまだ半分以上ある計算だー
考えても先に進まないので足を動かすことに。

<天狗ノ大下り>


こんな高い所に居るのにまたあんな下まで降りるのと感じの大下り
ここを逆に登るのも辛いものがあるが、単純なガレ場を降りるのは
足にも精神的にもやられる所だー
一番下った不帰のキレットで昼休憩して、一峰、二峰も備える。

一峰は遠くから見たらあんな狭い所歩くのと思うがまー普通に通過できるが
二峰は
<一峰から二峰の全体像>


下部は右から巻いて登り、中間部の割れ目をはしごで渡り
上部は左から巻いて二峰の山頂へ行く。


下部の登り                               中間部の渡り

先に登っている人を見ると早く自分も行きたくなる。
アドレナリンが出てテンションが高くなるがはしごを渡るときは
○玉がキューンとしぼむ感じがした。

ハードルを上げるために鎖は一度もつかまずに岩だけをつかんで
二峰を制覇した。減点ゼロ一人で自己満足していた。

上部を左に巻いてからは気温が上がり暑く汗だくになり
頂上に登った時はかなり体力を消耗していた。

後は還暦オジサンを待つのみ
後続に何人か抜かれていたが無事に二峰制覇 あとは歩くのみ

三峰で水が少なかったので天狗平で給水した水を少し分けて
ここまで来たので先にテン場まだ行き場所を確保しようと唐松岳山荘へ行ったが
もうすでにかなりのテントが張ってあり場所がない。

<テン場が狭い唐松岳>


ここを通過時はまだ場所があったが小屋へ到着したら、先を越された人らに
場所を確保されてしまい、立てる場所を悩んだが、一番近いが斜めの場所を確保
初めて斜めの場所にテントを立てたが、対応して一晩寝れた。

<テントの通気口からは>


テン場は斜めだが景色は最高の場所
夕日に沈む剱岳、夜の剱岳、星空の剱岳を望める場所でした。

つづく・・・


梅雨明け 猿倉~唐松岳縦走(1日目)

2010-07-19 19:26:53 | 北アルプス
7月17日(土) 猿倉~不帰嶮~唐松岳~八方(1日目)テント泊 温泉編
        行動時間 4時間半 

今回の3連休計画通り決行で猿倉から不帰嶮、唐松岳縦走へ行ってきました。

出発前の準備が全然出来ずにいつも大量の食料を準備するが今回は買出しへ行く時間が
なく、家にあるモノで済ましご飯はアルファ米にマルタイラーメンに多少のトッピング
角煮、鮪の角煮、昆布につまみのみという実に質素な食事にこれが軽量化になり
全然最近運動してないが動ける結果になったのか快調だった。

八方のバスターミナルから猿倉行きのバス9時45分に乗る予定だったので
朝早く出たかいがあり早めに到着しジャンプ台を見学 



下まで来たのは初めてだったかも、長野オリンピックのジャンプ陣の感動を少し
思い出した。
真近かで見るとデカイ、飛ぶと言うより落ちるだが普通の生活で空中で
何秒か飛んでいる事はないとでジャンプをしている人たちは
スゴイ体験をしていると思う。

行きのバスの中で爆睡して猿倉到着してすぐに出発
やっぱり最近動いていなので実に辛い出だしだった。
小日向を越えてから昼休憩と思ったが手前の水場で休憩した。
この時前を歩いていた御夫婦にトマトを貰いとてもおいしく食べた。
登山の時の野菜は本当に美味しい。次回はザックに潜まして置こう。



元気を取り戻し小日向越えに成功し



水芭蕉の園へ・・・?あまり花の写真を撮らない私だが一面に咲いていたので
思わず撮ってしまった。花より団子派(花より景色派だから)



本日のメイン鑓沢が見えてガゼンやる気になったが、まだまだ先は長かった。



テント泊で重い荷物なのにあんな所をトラバースするのと思い、安全パイで
軽アイゼンを付けて通過したが実際はそれほど必要はなかった。



少し時間を押していると思ったがガイド通りの4時間30分でなんとか繋いだ。



テント、寝床の確保をしてから、持って来た350mlのビールで乾杯して
とりあえず温泉につかり、またビール、そして日本酒、最後にワインと
居心地のいい場所なのでこの日は飲み過ぎてしまう。
(夜中に大切なスポーツドリンクを大量に飲んでしまった)

そして極めつけに寝る前の足湯

夜の8時には寝る体制になりテントへ潜り込んだ。つづく・・・

秋山 槍ヶ岳2

2007-10-08 08:24:51 | 北アルプス


10月7日(日) 槍岳山荘テント泊から南岳経て新穂高下山(2日目)
       単独 歩行時間 7時間30分

絶好の岩影でのテント幕営だったので、風、露知らず!
さすがに10月にもなると朝は氷点下位まで気温が下がるので、寒くて目が
何回か目が覚めたが、上下ダウンインナー、シュラフ、シュラフカバーで
なんとかしのげた。(この時期寒さは大敵!)

昨日、槍の頂上を登っているのでテント撤収して5時30分過ぎに
大喰岳(おおばみだけ)を目指す!
朝日が当たる槍ヶ岳のイメージを写真に撮りたくて・・・

<早朝の槍ヶ岳>


大喰岳の登る途中で、日の出となった為こんな感じに!
撤収が少し遅すぎたか・・・
今日も視界十分!南岳まで稜線歩きを楽しむ事にする。
風があり気温が低いので、アウター上下着て革手袋、そしてフリース帽子でも寒い。

<稜線が続く、双六岳、三股蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平、黒部五郎岳>


山を知れば、知るほどまた行きたくる。
またいつか!山は逃げないからあせらずのんびり次の機会を狙って!

<中岳よりあのミニチュアと槍ヶ岳>


あの世界人類が平和でありますように!があるではないですか?
いったい誰が?日本語と何語か?ポルトガル語?

<中岳より残雪と殺生ヒュッテ>


稜線歩きは歩けば、歩くほど景色が変わりその先が見えてくるので
活力がどんどん出てきて進めます。

<天狗平分岐より光る屏風岩>


3000m級の山越え三つ目最後の南岳

<南岳より南岳小屋と北穂高>


今日の最大目的、北穂高岳を違う角度から眺める!
涸沢カールからは何度かあるが涸沢岳からの難所、長谷川ピークからの
難所がつづく

<小屋の南側から大キレット>


冬には素人には絶対行けそうにない。
両手にピッケルを持って行くのだろうか?
行けたら世界が変わりそう。

<南岳新道の西尾根>


この角度をいっきに下りる尾根歩き!景色がある時は気にならないが
森林の中へ入ると足にきているのに気づきます。
この眺めはお気に入りに追加したい感じ。

<尾根からの展望 飛騨沢>


本当に長い沢です。
これを歩いて来た私はすごい! 

<尾根からの展望 右俣谷>


新穂高ロープウェイへは、まだまだ長い道のりが・・・
ここまで来たら後は温泉!どこに入ろうか?

<穂高平の穂高牧場の牛君達>


歩行中は行動食しか取らない私だが、7時間も歩くとお腹が減ってくる
飛騨牛のステーキを想像するのは私だけ!

槍ヶ岳を登るには上高地から入るとバスがあるので規制されるところがあるが
新穂高からだと朝早く(暗いうち)でも可能なのでマイカー利用者には
便利だと思う。右俣谷を歩くコースも槍平小屋まではほぼフラットで歩きやすかった。

温泉は無料駐車場から歩いていける深山荘で入りました。
脱衣場は違うが中は混浴です。水着の女性が一人入っていました。
山から下りてきたら体を洗いたいが、シャワーなどはありません。
洗うことは可能です。

秋山 槍ヶ岳1

2007-10-07 20:41:39 | 北アルプス


10月6日(土) 新穂高から槍岳山荘テント泊(1日目)
         単独 歩行時間 7時間30分+槍ヶ岳往復

今回も何人かお誘いしたが、結局一人だがそんなの関係ねぇ!
天気も良さそうだし、行くしかないでしょ。お初槍ヶ岳です。
(この天気の日を待っていたかも!?)

新穂高無料駐車場で前泊して5時間熟睡し朝5時40分出発
キャンプ道具担ぎの行動なので、のんびり自分のペースで歩き始める。

穂高平避難小屋は通り過ごし、最初の休憩場所は白出沢で取る。
気温が低いと汗が出ないので、快調に歩く。

<滝出沢の残雪>


単調な林道ながら、初めてのルートなので地形とか地名を地図で照らし
合わせながら歩き、南沢を渡る所で2回目の休憩
冬には山スキーでも来たいところなのでしっかり記憶してと・・・

<槍平小屋キャンプ場>


ここまではイマイチの天気でしたが、槍平小屋を越えて最後の水場を
過ぎたあたりから雲が切れてきて

<飛騨沢から抜戸岳と笠ヶ岳>


燃えるような赤の紅葉はないが、色好き始めている感じがする。
しかし葉をよく見ると、紅葉する前に枯れている葉が多くこのあたり
今年は残念!て感じがします。

<さらに高度をあげる>


このあたりに来ると、雲がどんどん切れてきてテンション上がりまくりで
写真撮りまくりで今日はいい日だーと自画自賛する。

<標高2500m台地>


槍ヶ岳山荘はすぐ目の前だが、ここからもうふた頑張りくらいある。

<双六岳方面>


日本海側に山の尾根はまだまだ続く!
これを見るとまた山登りの続き(私の山物語)がまたはじまってしまい次回に
なってしまうのです。そしてまた山に来てしまう。
(あの向こうにはまだ見たことのない景色が!絶景が!妄想か?わくわくするものが!)

最後のガレ場の登りを制覇して、1時に槍ヶ岳山荘に到着

<ズーム槍ヶ岳>


あんな所登れるのかー?!と思ったが意外と普通に皆登って行く。
人が多いと、怖さよりも登り待ち、降り待ちがイヤですね。

<登頂証拠写真>


山頂は狭いのに、たくさんの人で溢れ座る場所がないくらいでした。

テント場へ下山して一人で、荷揚げした500mlのビールで乾杯!(プハァー)

<1日目の終わり>


明日はどんな一日になるかな?・・・つづく


立山・室堂平~雷鳥沢散策

2007-09-27 11:32:10 | 北アルプス


9月24日(月) 家族旅行2日目 UPが遅いですが!
子供達お目当ての乗り物を長野から立山黒部アルペンルートで乗り継いで
やっと私のお目当て立山・室堂に到着

どんな景色か,わくわくして駅の外に出ると、山の稜線が見える。

<みくりが池から雄山>


室堂駅から地獄谷へ向いみくりが池でまず1ショット
みくりが池温泉下からもくもく噴煙をあげる地獄谷へ
硫黄の匂いが鼻をつきます。子供達はいいにおーいマヨネーズの匂い
らしい

<噴煙を上げる地獄谷>


下まで降りてくると鼻をつく匂いがし、火山ガスや噴出する蒸気を見ると
地獄谷の名前が付けられたのもわかる気がします。

<地獄谷から奥に進み雷鳥沢方面>


一部だけ芝生のように一面の緑が!
あそこだけはオアシスなのか?!

<雷鳥沢ヒュッテ上から雷鳥平>


雷鳥沢キャンプ場でのんびりキャンプしたいですね。
しかし9月末なのに全然紅葉してない、緑いっぱい!

<大観峰駅からの窓越しの虹>


ロープウェイ待ちをしていたら駅員さんが外を見てごらんのしぐさで
窓から外を見ると目線より下に虹が見えていました。
山ならでは、日常ではなかなか見れない景色が見れて良かったです。

今度は山スキーに来てみたいですね。