山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

夏山 笠ヶ岳~双六岳~三俣蓮華岳 2日目

2008-08-02 09:25:44 | 岐阜県の山
7月31日(木) 2日目 笠ヶ岳~抜戸岳、弓折岳~双六小屋停滞 所要時間_4時間10分 キャンプ泊 単独



昨日8時過ぎに寝て、夜一度しか目が覚めずに爆睡し朝4時頃目覚ましなしで起床
着替えだけして笠ヶ岳山頂へ



二日目の朝 かすんでいるがまずまずの天気
今日はどんな一日が待っているか!?



山頂で日の出を待っている時、ちょこちょことはいまつからおこじょが!
10枚くらい撮った写真のベストショット
立ち止まったと思ったらすぐに走り出すのでデジカメで撮るのが難しい。
私の足元まで来てなにか食べの物を探していました。

<富士山と北岳か?>


富士山は見えないかと探したら、遠くに見えました。
左側の裾野が北岳か仙丈ヶ岳か?に隠れていますが位置的にも形的にも
富士山ですが!

<折戸岳付近から笠ヶ岳>


朝6時20分にテン場を出発
午後には雷雨かもの天気予報に先を急ぐが昨日の疲れが残り
右膝が痛くペースが上がらない。

<チングルマ>


昨日も歩いている所だが、ガスで何も見えず余裕がなかったので
はじめて通る所のように稜線を進む。

<秩父平付近から今日も見事な槍ヶ岳>


稜線が槍ヶ岳につながっていてパワーを感じる!
一番と言っているようなー

<大ノマ乗越付近から大ノマ岳>


雪渓を降りるとき2回もスリップをして危険を感じた。
雪渓下に水場があり冷たくておいしい水が飲めました。

<弓折岳付近から双六小屋>


ここまで小刻みにアップダウンを繰り返し疲れはピーク
体力が落ちているのを感じる。
小屋に10時30分に到着

今日はのんびりしようぜ!とMの私と、いやいや三俣山荘まで行こうぜのSの私が・・・

朝からジョッキで生ビールを飲んでいる人が、雲も出てきて稜線歩きは
もう歩くだけになってしまう。
明日の天気もイマイチの予報もあり今日は停滞
テントを張ってラーメンを食べていると雨がパラパラ
午後も雨が降ったり止んだりの天気に外に出れずに・・・

昼寝、デジカメ写真確認、地図確認、一応持ってきた1級板金参考書まで読んでも
時間がたっぷりあった一日
人恋しく思えた午後の昼下がり
充実した一日と思えばそうかもしれない。



夕方雨の切れ間を狙って樅沢岳を上がるがここでまた雨が降り出し引き返す。
まー明日に期待しよう。

夏山 笠ヶ岳~双六岳~三俣蓮華岳 1日目

2008-08-02 07:18:30 | 岐阜県の山
7月30日(水) 1日目 新穂高~笠ヶ岳(笠新道) 所要時間_7時間20分 キャンプ泊 単独



前日 仕事を終え食糧調達7時帰宅で準備、バタバタの8時出発
一人なので焦ることはないが性格でしょうか。

今回の忘れものはストック、手袋、防寒帽子何とか支障なくこなせたが反省

東海北陸道で新穂高に入り、途中ETC深夜割引まで時間があるので寝たら
3時45分まで寝てしまい新穂高に朝6時30分到着

(朝、車にエンジンを掛けた時、ナビが誕生日おめでとうございます。
 すっかり忘れていた誕生日!山登りが出来ることが誕生日プレゼント。)

無料駐車場はいっぱいで空いてるスペースに何とか停めたが車のお腹が擦っていた。



快晴! 最高に気分が良い朝の出だし林道入口付近で無風状態のなかゆっくり
空中を浮遊するワタみたいなものが・・・まっくろ黒すけならぬ、真白しろすけ?
木の花の胞子か!? 見る物何でも敏感に受け止めワクワクの出発

<左俣谷林道から穴毛谷の山>


林道から穴毛谷のこの景色を見てまずは笠新道から笠ヶ岳に登ることに!
笠新道は急登でテント泊の荷物を荷揚げするのはエラそう!
4月からほとんど体を鍛えていないので体力が持つか心配、弱気な自分を
やる気にさせてくれた。

<笠新道から槍ヶ岳、穂高>


もうひとつ。私をやる気にさせてくれた人
紅一点 一人でこの笠新道を登る彼女、抜きつ抜かれつで杓子平まで
3時間あまり結局ブチ抜かれたが、苦しい登り供に行動をしていると
親近感が出てきて仲間意識が湧いてくる。

<杓子平>


アルプスの少女 ハイジがいそうな杓子平 
羊が居れば誰もが信じる景色
11時頃から山に雲がかかりはじめる。
夏山の昼間はどうしても雲が掛かってしまうことが多い。
(早出、早着きで行動せれば問題ない。)

<杓子平の雷鳥>


ヒツジは居なかったが雷鳥の親子が・・・
今回の登山は、最多ライチョウ発見記録 14羽確認(成鳥・・・6羽 雛・・・12羽)
のんびり登っていた証拠でしょうか?

<笠ヶ岳と小屋>


テント場は小屋から5分の下がった所にあり、水は雪渓したの沢から!
今のところ問題なく汲めそうですが、秋には枯れそうな水場でした。

午後6時ごろには雲も切れははじめ穂高の頭が見えてきました。
明日の朝の天気は快晴間違いなしのはず。

<小屋横の峰から黒部五郎岳>


山頂付近にいないと見れない景色

<小屋横の峰からの夕日>


初日に笠ヶ岳にして良かったー
夕日が見れるテン場はいいですね。
槍ヶ岳、奥穂高に登ったらぜひぜひ笠ヶ岳にも登ってみてください。

華やかさはないが、名峰を登るより眺めるほうが私は好きですかね。