山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

針ノ木雪渓(ヤマクボ沢)山スキー

2015-05-03 11:26:45 | 山スキー
5月2日(土) 針ノ木雪渓(ヤマクボ沢)山スキー 
                       行動時間 7時間 天気 晴れ

 

山遠征2日目好きな事が出来る
なんて贅沢な時間
感謝!そして存分に遊ばして貰う。

前日の中央アルプスから伊那谷を越え北アルプスへ移動し18時半くらいに扇沢無料駐車場に到着
半分くらい埋まっていたがこの時間はまだ余裕

車中泊の車の中はグチャだけどどこに何があるかは把握してある(*^^*)

21時前に就寝して4時前起床
5時に駐車場を出発

先行者は一人意外と少ない

雪はマイナスになっていないがザラメ雪は
締まっているので砂防ダムを越えて右岸に渡るまでつぼ足で進む。
針ノ木雪渓はこの時期初めてなので明るくなってから出発して状況が把握出来て良かった。



すぐに先行者に追いつくが、私も今日はのんびりモードで先を急がず登り上げる。



左岸からのデブリが気になるがいつくらいのものなのか?雪庇が崩れたものだと思うがこんなのに遭遇したらひとたまりも無いだろうなー



追い抜かされた山スキーヤー
淡々と登り上げる。
私はすぐに息が上がるのでだましだまし登る。



当初蓮華岳から大沢を滑る予定だったが、日が当たっても日陰はなかなか雪が緩まない
北斜面なのでガリガリは勘弁(*^^*)
その時ディアミールのビンディングを見ると後側がズレている。
あーブラックダイヤモンドの板今シーズン初使用!シーズン終了の時にビンディングのバネを緩めていたのを思い出しガーン(T_T)
ドライバーは昨日のMTBパンク交換キットの中で車に忘れた。



斜面が広く日当たりの良い安心なヤマクボ沢に変更にする。
先行の山スキーヤーも右に曲がり隠れた。
後続からもう一人山スキーヤーに追い付かれ話す。
ヤマクボ沢は取り付き意外と急斜面で途中でザックに付けつぼ足で登った方が効率が良かったと後悔するが体幹トレーニングと思いコルまで頑張った。



針ノ木岳の向かって左斜面を先行者は登るが私は最短と思われるコルに取り付き夏道を使い針ノ木岳を登った。
(夏道は雪無し)



正面の立山、剱岳を見るとテンション上がる。



高瀬ダムからの槍ヶ岳、前穂高岳がいい感じ



山頂でビンディングのバネ調整しようと1円玉を加工するも失敗、ザックにツールナイフがあったので先端を落としなんとか調整
レベル6まで出来た。(^。^)
登山者3人が山頂に到着して写真を撮って貰う



ヤマクボ沢で話したスキーヤーも少し遅れて到着 グダグダで山頂左斜面を登り上げたみたいだが、直下のルンゼから飛び込んだ。凄い!
私は安全パイでこの斜面を滑る。

あとは一気に雪渓を滑るが落石に足を取られいちゴケ(*^^*)頭から突っ込む
ヘルメットしてて良かった。
アウターウエアー着てて良かった。

登山者が右岸で休んでいると愛想を振りまいたら、砂防堰堤が目の前に(≧∇≦)
すぐ気づき回避したが真ん中行ったらとんでも無い事に~

蓮華大沢は次回という事で三大雪渓滑走終了
満足の山行

登り、滑走と一緒したスキーヤーは明日爺ヶ岳に登山とか。3連続山なんて羨ましい。
GW連休はハシゴが出来るので本当良い。



昼に下山してコンパスに下山届けを出し下道で帰路に(^。^)

アートライン、日本アルプスサラダ街道を繋いで日本の良き景色を見ながらドライブ
温泉に入りながら7時間のドライブになったが、いい季節なので車の運転も飽きない。

GW後半は天候がイマイチなので、家の事をして点数稼ぎ(*^^*)


中央アルプス黒川渓谷から山スキー

2015-05-03 00:18:28 | 山スキー
5月1日(金) 中央アルプス黒川渓谷から日帰り山スキー 
                       行動時間 10時間35分 天気 晴れ



GWに突入したが行くところが定まらず
今年は雪解けが早くいつもなら下からスキーで雪渓を登れるところも
雪がない所も予想され連休2日目になっても決まらない
やっと行き場をここ5年ぶりの黒川渓谷からMTBと山スキーで稜線を目指した。

前日に林道ゲートに到着
翌朝に備えてMTBを準備



朝3時出発で起床したが、結局3時17分
林道に3時間強掛かるので遅刻だー
でも行くしかない



このトンネルまで1時間25分
まあまあのタイム
トンネル内の湧き水で給水
このルート伊滝までたくさん水場があるので
出発時500mlのペットボトル2本あれば
何とかなると思う。(私は3本持って行ったが2Lは給水しました。)



伊勢滝の雨量計の辺りで雪がちらほら
日陰は結構雪が残っているが全体的に前回より少ない



薪ストーブもある避難小屋
綺麗で利用してみたいが、微妙な場所です。



林道から登山口に突入
微妙な積雪途切れている所はないが相当ルートを選びます。
途中小さな沢も現れますが、辛うじて雪が付いている程度でした。



やっと伊那前岳の架線沢
時間的にはここまで4時間40分
前回より40分遅れ、林間に戸惑ったのか?
はたまた私の体力低下?
後者でしょうね!



ぱっと見て稜線の雪が前回と全然違う。
岩肌が黒々しているのが分かります。
右岸へ渡らないといけないが川の雪が落ちており
渡る場所がありません。
仕方なくスキーを外して石飛びしました。



渡るポイントを逃すと大外回りしないと行けません。



右岸を渡り林をすり抜けるとドーン開けます。
正面の雪壁が目に入るが、そこまでもなかなか付きません。
我慢の登りが続く
雪壁の下に黄色のフライシートが落ちていました。
登り切ったところにテント本体が有り気になっていましたが
ブログ更新する時に検索したら4/22に男性が遭難していました。
遺留品て回収しないかな?



第一関門突破すると、またしても雪壁が現れます。
もう歩いても歩いても近づきません。
今日はたっぷり時間があるので、行動食を済ませ
踏ん張るしかありません。



やっと駒飼ノ池まで上り詰め天狗荘の屋根が見えました。
ここも雪が少ない。



5年前に比べると中央の岩の部分がほとんど見えません。
ここで登っていると2人ボーダーとスキーヤーが中岳から滑って来ました。
やっぱロープウェーには負けたかーと思いつつ
下から登ってこないと分からない景色があると
一人優越感に浸る



しかし黒川を登り上げ今日も木曽駒ヶ岳に登る元気がなく
天狗荘の上でOKとして登り上げた展望写真を撮ります。



富士山



空木岳
これだけ撮ったら証拠写真になるでしょー
7時間半掛けて登った価値ある写真です。
お金を出せば少し楽して見れますが・・・

写真を撮ったら滑走準備

登り返して来たさっき滑走した二人と少ししゃべり
一気に滑ります。

第二関門、第一関門もあっという間に滑走



このルートのシンボル的枯木?
ご立派です。

あとはうっとうしい林間と林道をつないで
ゲートに到着

山頂から伊勢滝は2時間10分、伊勢滝からゲートは30分



まずは初日ガッツリ山行をこなしました。
最近のサボり癖を一新出来ました。

恒例GW遠征2日目は針ノ木雪渓です。