昔、土曜日の23:00~23:30まで、東京12チャンネルに「日立サウンドブレイク」という番組があって、毎週楽しみにしていた。
当時は、まだヴィデオデッキが高価で、持っている家も少なかったので、自分は、ヴィデオデッキを持っている友人に頼み込んで、テープを渡して撮ってもらっていた。
その友人が忘れたり、都合の付かないときは撮れなかったが、1983~1984年頃のものは、10回分程度は持っている。
ただ、そのテープもかなり傷んでしまっているので、状態は悪いのだが。
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この「日立サウンドブレイク」が素晴らしかったのは、1回ごとにテーマを設け、各々のディレクターに任せて、映像と音楽を繋げたところにあった。また、番組の前後に入る日立のCMも素晴らしい雰囲気を作り出していた。
80年代には、BGVや環境ビデオが生まれたが、その中でも上質なものだった。
誰しも、音楽を聴くと映像を脳に描き出すものだが、それぞれのディレクターが描き出す、その映像と音楽の結びつきに、高校生の自分は刺激された。
80年代は、音楽と映像をいかにして結びつけるかの実験場でありましたが、その断片がここに見て取れます。
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このYOUTUBEにアップされた人に感謝。
今日、「サウンドブレイク」で検索したら、自分がヴィデオでも持っている回が、かなりキレイな状態でアップされていました。
ディレクターの油井昌由樹さんは、当時、自称「夕焼け評論家」として素晴らしいコラムを読んだ記憶がある人です。
<曲目>
①Gazebo 「love in your eyes」
②大貫妙子「夏に恋する女たち」
*後半部は、次の回に続けます。