こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

音盤日誌:1982年2月13日付ビルボードチャート

2021-02-21 18:00:00 | 音楽帳
カーズのLP「シェイク・イット・アップ」が出た頃、アメリカのチャートはどうなっていたんだろうか?
と振り返るとこんな具合だった。。。

★1982年2月13日 ビルボードチャート★
1・堕ちた天使/J・ガイルズ・バンド
2・アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット/ダリル・ホール&ジョン・オーツ
3・ミスティ・ハート/クォーターフラッシュ
4・オープン・アームズ(翼をひろげて)/ジャーニー
5・ターン・ユア・ラヴ/ジョージ・ベンソン
6・シェイク・イット・アップ/カーズ
7・甘い出来事/ジュース・ニュートン
8・フィジカル/オリヴィア・ニュートン・ジョン
9・ガール・ライク・ユー/フォリナー
10・スイート・ドリームス/エア・サプライ

カーズはアルバムタイトル曲「シェイク・イット・アップ」で、初めてビルボードトップ10入り。
この2月13日時点のトップ10にはホール&オーツなどほかにも好きな曲があるが、一番印象深いのは、この頃登場したクォーターフラッシュの「ミスティ・ハート」だろう。
クォーターフラッシュはこの曲以外知らないのだけど、サックスがサビになったポップスが珍しく、その魅力に虜になった。「ミスティ・ハート」は魅力的で今でもよく聴く。



■Quarterflash 「Harden My Heart」1981■

雨の中、街角で泣きながら待っている
もう二度と、待つのはよすわ
あなたは私に誓ってくれた・・・、なのに全て嘘だったのね

自分から去って行くなんて、夢にも思っていなかったわ
でも、もうあなたに知らせる時なのね

私、もっと強い自分になるわ
涙をのみこんで
私、あなたをここに残して、出て行くわ

今までずっと、私は雨の中、待っていたわ
一度も味わうことのなかった感情を、ずっと待ちつづけていた
すぐ近くにあるように思えたけれど、いつも消えてしまう感情を・・・
ダーリン、野心的なあなたには、まるで気づかなかったでしょうね
でも、おしえてあげる、ニュースがあるのよ

私、もっと強い自分になるの
涙をのみこんで
もっと強い自分になるのよ・・・

***

この訳詞は、あの山本さゆりさんが行っている。
このクォーターフラッシュをめぐっては、ゲフィンレコードという設立したばかりのレコード会社が、ヴォーカル兼サックスの女性=リンディ・ロスを中心に据えたユニークなバンド形態に興味を持って、新人アーティストとして迎えたという。小倉エージさんも書いていたが、彼女の声や歌い方はパット・ベネターによく似ている。
コメント
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