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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

robert wyatt 「at last i am free」'81

2008-11-28 22:07:57 | 音楽帳
robert wyatt - at last i am free


よく物事に生きづまるとき「殺される訳じゃないから」という言葉をなぐさめで言うヒトがあるが、あまり救いになるせりふではないと言える。

説得力に乏しい。

実際の刃物以上に、言葉は殺傷力が強い。
今、われわれ労働者が対峙しているのは、そういうストレスではないのか?

***

見えるものというのは大して怖くない。
見えないで進行しているものが怖いのだ。
まさにガンのように。

わたしは、得体しれない仕事場の空間の空気が、昔から嫌いである。

そこに群がるヒトも。

わたしは、臆病という病気なのだ。

***

被害妄想とは、害をこうむるという妄念に絡まれる状態のこと。

だが、害は実存する。
妄念と断定は出来ない。

そこでそれをどうふっきるか・別の思考パターンにスイッチするかだ。

***

先日、同僚のBくんが、急死した。

さぶい土浦まで通夜に行った。

居る人間の会話、奥さんの会話から、自分は類推するに、ウツの果ての自死だった。
Bくんは、スイッチを失っていた。

自分も、過去、スイッチを失い、追い詰められたことがあるので、理解は出来た。

***

眠れない・・・眠りたい・・・そう、彼は言っていたという。
奥さんは、お棺で眠る彼に「もう、ゆっくり眠れるね」と言った。

彼への鎮魂歌として、ロバート・ワイアットの「さいごに、わたしは自由である」。
この曲を贈る。
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