ケアーを聴いたら、同じ1983年11月1日に掛かったボックス・オブ・トーイズも聴きたくなる。
ケアーはシングル3枚だったけどボックス・オブ・トーイズはたったシングル2枚しか無い。
その2枚中の1枚「I'm Thinking Of You Now」が好きだったが、当時は幸宏のオールナイトニッポンから録音したガサガサのAMラジオの音のみ。我慢してそのカセットテープで満足させていたが、その後かなり経ってyoutubeによってクリアーな音で聴くことが出来るようになった。
メロディの良い1曲は、個人的に勝手に「叙情派テクノ」と自分の中で分類していて、そこには大好きなチャイナ・クライシスが位置している。
そうそう、ボックス・オブ・トーイズは、オーボエの音といい、やたらチャイナ・クライシスに似ているな、と思っていた。
それもそのはず・・・このレコードを出しているインディペンデント・レーベル「イネビタブル」にはかつてチャイナ・クライシスが在籍していたのである。といっても、それはデビュー曲である「アフリカン&ホワイト」の頃のこと。
ちなみにこのイネビタブルには、ピート・バーンズ率いるデッド・オア・アライヴやワー!(・ヒート)なども所属していた。
みんな「卒業」して、大きなレーベルからレコードを出すことになっていった。
じゃあ、ボックス・オブ・トーイズはどうなったのか?は私はよく知らない。バンド名を変えたり、他で活動をしていったのかもしれないが。
まあ、「I'm Thinking Of You Now」が聴ければ、自分はそれでもう満足だけども。
■Box Of Toys「I'm Thinking Of You Now」1983■
PS:スカイツリーは昨日11月11日はクリスマスカラー。
翌日の今夜はワインレッドな感じ。