
こんばんは。
蒸し蒸ししますね。
まさに、「梅雨」です。
冷たいものばかり飲み、汗ばかりかいて、日々追い詰められています。
そんな中ですが、急きょ、会社の私の大好きな上司のお父さんが亡くなって、朝から、告別式で、辻堂まで行く事になりました。
田端までバスを、そして山手線で東京駅へ、
そこから東海道線で約1時間・・・。
なんだか小旅行みたい…というと失礼かもしれないけど、こういう事ないとなかなか鎌倉方面には行かないものですね。
営業で回っている頃は、こっち方面もたまには行ったのですが…。
冬の喪服しかなく、暑く思いながらも、それを着て、告別式へ。
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なんだか今日は物悲しかった。
「長い事病気だったからね・・・肝臓ガンで、余命は少なかったし」と淡々と上司さんはいつもの調子で言ってたけど、やはり肉親の死は、いざそうなると重い。
奥さんを紹介してもらったが、優しそうな、小柄な人だった。
いつもおだやかな上司さんは、最期のあいさつで泣いていた。
私はそういう姿を初めて見た。
上司さんの父さん、私の母と同い年の、昭和5年生まれでした。
そう思うと、自分もこういう日は遠くないね。
色々感じた1日だった。
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こういうリアルな現実を突きつけられる日に聴く音楽は、やはり、ロバート・ワイアットの「生きる歓び(At Last I Am Free)」しかないだろう。
At Last I Am Free = 最期に私は自由である・・
これを聴きながら、今夜は、酒を飲みましょう。
「クックーランド」以来、まだ新譜は出てないのかな?
坂本龍一に「世界で一番悲しい声」と言わせたロバート・ワイアット…
20代前半の頃、毎夜のようにロバート・ワイアットを聴き、自分を慰めていました。
それを知って納得したというか、ショックというか・・・とにかく、これだけ人の琴線に触れる声の持ち主というのもいないと思います。
この「At Last I Am Free」は、是非自分の葬式にはかけて欲しいほど、運命の1曲です。
随分、この曲に、自分も癒された気がします。
リクエストに応えて、何とか歌詞を手に入れたいと思います。
しばし、お待ちください。
期待して、お待ちしてます。