言うまでもなく、駒は非常に大切。
二胡の音調整ではある意味万能薬と言える。
みなさん勿論御存じだろうが、
現在の中国製の楽器では、雑音はあるのが当たり前という考え方が有る。
ある意味、二個は、雑音が出やすい、多角形という形をもっている。
そして、そのヨーロッパの楽器なら、雑音と言われてしまう、だみ声ならぬだみ音の良さが
二胡、と言えなくもない。
が、丁寧に、吟味された作りの二胡ならば、演奏に、差しすぁりのあるような、雑音は出ないはず。
現に、演奏家たちや、先生方の持っている二胡には違和感のあるような雑音は無い。
私も、フェルトを抜いてもちゃんと鳴る楽器にいくつかは出会っている。
(次の機会に雑音のことは書かなければ、)
既に皆さんのお持ちの楽器の中には、雑音で困っている人も、
少なくは無いと思う。そこで。
≪駒は、相性が合えば、雑音を消すことができる。≫
一つには、駒の種類を変えてみる。
勿論皆さん、さんざんやっていることだろう。
良いところまでいくんだけど、でもという駒に出会ったとき。
駒を少し、低くくすると、かなりのところまで、雑音が消えることが多い。
特に、第2ポジションの薬指あるいは、小指のあたりの雑音。
これは、駒の底を、紙やすりの200番くらいで少しづつ削っていくと、無くなる、
高さに出会うことが良くある。
原因は、皮がまだ張ったばかりで(作ってから1,2年)まだ新しい場合、
皮と駒がなじんでいなくて、弾き方の斑、によって弾んでしまうことによる。
自分が弾くと、雑音が有るが、先生が弾くと雑音が出ない、などという時。
この時に、駒の底を少し削る。
すると、雑音の無い高さに出会う。
≪気をつけなければいけないこと≫
駒を削る時、硬い真っ平らなものの上で削らないこと。
平らな板の上に、晒しか、タオルの薄いものを敷いて、その上に紙やすりを置く、
そして、駒を、回転させながら、削る。
すると、駒の底が、軽くおわん状に削れる、力入れすぎないこと。
≪削りすぎた時は≫
勿論普段やらないことだから失敗もあるだろう。
それも怖くて、駒削りなんかとんでもないという人も多いはず。
削りすぎ怖くない。
治せるから。
� 駒を削った時に、紙やすりの上の削りくずを、取っておくこと。
その削りくずを、ホワイトボンドで練り込み、駒の底に塗る。
駒の底へホワイトボンドを塗っておき、集めた削りくずをふりかけ、
押して固めても良い。
駒の種類によっては、アロンアルファーの方が良い場合もある。
紫檀や黒檀等の硬い駒の場合。
� そうは言っても、削りくずが紙やすりに食い込んで取れない場合もある。
その場合、お線香を粉になるまで叩いて崩し、これを、上記と同じように駒に塗る。
これは、昔から、カンナの台と刃物の間の調整に使われてきた。
お線香の粉ともち米(ボンドでも可)を練り合わせるて駒の裏に塗る。
不思議と、木との相性が良く、粉の量の調整で、柔らかくもなり硬くもなる。
この方法があれば、みんな、削りすぎは、怖くは無い。
駒が高いと、皮を押しすぎ、出なくても良い音が出る、それが雑音になる、
だから弾き込んでいくに従って雑音が出なくなるのもある。
あるいは、何年か使っていて、ある日弦を変えたりしたときに、
急に雑音が出てきたりする場合もある。
これは駒の場合もあるが、木と皮の緩みという場合が多い。
この時には、光舜堂二胡クリニックへ、御来院ください。
二胡の音調整ではある意味万能薬と言える。
みなさん勿論御存じだろうが、
現在の中国製の楽器では、雑音はあるのが当たり前という考え方が有る。
ある意味、二個は、雑音が出やすい、多角形という形をもっている。
そして、そのヨーロッパの楽器なら、雑音と言われてしまう、だみ声ならぬだみ音の良さが
二胡、と言えなくもない。
が、丁寧に、吟味された作りの二胡ならば、演奏に、差しすぁりのあるような、雑音は出ないはず。
現に、演奏家たちや、先生方の持っている二胡には違和感のあるような雑音は無い。
私も、フェルトを抜いてもちゃんと鳴る楽器にいくつかは出会っている。
(次の機会に雑音のことは書かなければ、)
既に皆さんのお持ちの楽器の中には、雑音で困っている人も、
少なくは無いと思う。そこで。
≪駒は、相性が合えば、雑音を消すことができる。≫
一つには、駒の種類を変えてみる。
勿論皆さん、さんざんやっていることだろう。
良いところまでいくんだけど、でもという駒に出会ったとき。
駒を少し、低くくすると、かなりのところまで、雑音が消えることが多い。
特に、第2ポジションの薬指あるいは、小指のあたりの雑音。
これは、駒の底を、紙やすりの200番くらいで少しづつ削っていくと、無くなる、
高さに出会うことが良くある。
原因は、皮がまだ張ったばかりで(作ってから1,2年)まだ新しい場合、
皮と駒がなじんでいなくて、弾き方の斑、によって弾んでしまうことによる。
自分が弾くと、雑音が有るが、先生が弾くと雑音が出ない、などという時。
この時に、駒の底を少し削る。
すると、雑音の無い高さに出会う。
≪気をつけなければいけないこと≫
駒を削る時、硬い真っ平らなものの上で削らないこと。
平らな板の上に、晒しか、タオルの薄いものを敷いて、その上に紙やすりを置く、
そして、駒を、回転させながら、削る。
すると、駒の底が、軽くおわん状に削れる、力入れすぎないこと。
≪削りすぎた時は≫
勿論普段やらないことだから失敗もあるだろう。
それも怖くて、駒削りなんかとんでもないという人も多いはず。
削りすぎ怖くない。
治せるから。
� 駒を削った時に、紙やすりの上の削りくずを、取っておくこと。
その削りくずを、ホワイトボンドで練り込み、駒の底に塗る。
駒の底へホワイトボンドを塗っておき、集めた削りくずをふりかけ、
押して固めても良い。
駒の種類によっては、アロンアルファーの方が良い場合もある。
紫檀や黒檀等の硬い駒の場合。
� そうは言っても、削りくずが紙やすりに食い込んで取れない場合もある。
その場合、お線香を粉になるまで叩いて崩し、これを、上記と同じように駒に塗る。
これは、昔から、カンナの台と刃物の間の調整に使われてきた。
お線香の粉ともち米(ボンドでも可)を練り合わせるて駒の裏に塗る。
不思議と、木との相性が良く、粉の量の調整で、柔らかくもなり硬くもなる。
この方法があれば、みんな、削りすぎは、怖くは無い。
駒が高いと、皮を押しすぎ、出なくても良い音が出る、それが雑音になる、
だから弾き込んでいくに従って雑音が出なくなるのもある。
あるいは、何年か使っていて、ある日弦を変えたりしたときに、
急に雑音が出てきたりする場合もある。
これは駒の場合もあるが、木と皮の緩みという場合が多い。
この時には、光舜堂二胡クリニックへ、御来院ください。