30年前に初めて使っていた二胡だそうです。
これが、和紙の人工皮CDMに変わります。
長くお付き合いのあるお客様が、もう8年ほど前に、中国から買って来た紫檀の二胡、折角の良い木なのに皮が、、
という事で、皮を張り替えさせていただいた方の、30年前に習い始めた時の楽器がこれです。
1月に毎年必ず調整に来られている方で、そろそろデンペンを張り替えようかと、代わりの楽器が欲しいと、ネオちゃんがつくったCDMの楽器をおかししました。
その楽器ネオちゃん号をお返しいただいた時に、この8角形をCDMに張り替えたいと。
そこで、恐る恐る、「ネオちゃんに張り空けさせて良いですか?」
昨年このネオちゃんが皮を張り替えるという事で、トラブルになったこともあったのです。
「自分の一番最初に使った楽器だから、ネオちゃんではなく西野さん張り替えてください」
その方は、以前からネオちゃんの事を褒めていて、何時かはネオちゃんの楽器を欲しいとまで言ってくれていたかただったのですが 、、、
いざネオちゃんが皮を張りかえる段になって、いきなり、「西野さんがやってください」
「いやいや最終的には、というか途中経過もきちっと光舜堂レベルになるよ。
まぁ、お客様の御希望ですから私がやりましたが、、
そんなことがありましたので、念のため「ネオちゃんにやってもらってよいですかこのCDM」
「もちろんですよ、このお借りしていた楽器もネオちゃんが作ったのだし、そのつもりで来たのですよ!!!西野さんの後を継ぐ人ですから」
正月からとても良い事がありました。
ほぉさんも喜んでいます。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ