昨日は、みなさんにご心配のメールやメッセージなど頂きましてありがとうございます。
生まれてから、この方70年近く物を作る以外の生活というのをしたことが無く、
人との付き合いもとても少ないせいか、言葉と言う物に大変臆病になっています。
というより私が発した言葉の結果がよくわかっていない、それを人様がどうとらえるのか、
人によって大きな違いがあるという事は、日々ほぉさんにチェックしてもらうような状態です。
木や鉄そして陶器など、物と付き合うことだけで生きてきましたから、
事実を事実としてだけ考える頭になっているようです。
物たちは良いです、私自身を防御する必要はありません。
特に木と向き合っていると、感じられるのはその木の生きてきた環境と性質、
そして持っている音、その木その木一つ一つが、それぞれの音を持っている、
それはたぶん木の言葉なのかもしれません。
よく、言いますね、木工を長くやってくると、その木が語り掛けて来ると、
これは木だけのことではありません。
言葉という意味のある事ではないのかもしれませんが、
母親は、赤ちゃんの言葉にもならない声あるいは鳴き声で、会話が出来ているような気もします。
たぶんそうなのでしょう。
木は叩いてもこすっても、削っても、私が何かの働きかけをするときちっと答えます。
というより、その木の持っている言葉を理解しない限り、その木を活かすことはできません。
500年800年と生きてきた木を火人は切り倒すのです。
まだまだもっと生きて行けたかもしれないものをです。
でも、人の命などと違うところは、切られても、まだまだその生命活動を止めないところでしょう。
家具に作られれば、手や体を通じて、そして木目の美しさを通して、人に働きかけるくらいの力を持っています。
音にしたとしたらそれはさらにです。
音楽というはっきりとした、言語となって、人に感動を伝えます。
活きている形を変えて、楽器という形になったのなら、
折角なら、その最大の生命を引き出してやるというのが、
楽器造りの役割であり、
皆さん演奏する人の役割でもあるのです。
それには楽器自体今どんな状況か今日のゴキゲンは、
あるいは楽器を購入する時、この胡はどんな状態なのか知っておくのも演奏者にとって必要なことでしょう。
二胡の場合、
簡単にいうと、振動の強い駒に取り換えてみる事です。
振動の強い駒の代表は、松節それも、きちっと松の木目が水平に揃っている駒。
これは全体が、ばねになっているおt考えて良いです。
硬い部分と柔らかい部分が、積層されています。
松なら何でもよいかというとなかなかにそうはいきません。
北の地方の松は硬い所と柔らかい所の硬さの違いがあまりありません。
同じ樹種なら木は北の方に育ったものほど柔らかいのです。
ですから、南の方中国でもベトナムに近い所の松は全体に硬くなおかつ
本来少しは柔らかいはずの春材(夏材)がそこそこ硬さを持っていて弾みがあるのです。
これを突き詰めていくと、春材が厚ければ厚いほどその駒は強い鳴りをします。
ですから、若い木目の荒い松節の方が断然強い鳴りをします。
木目が細かいと、柔らかい部分が少ないからです。
ですから松節を買う時は、せっかくその強さを期待するしたらなるべく木目の荒い駒選んでください。
(こういう事を言うから嫌われるのかも、でも事実ですから)
それから強い駒の代表は彪駒ですね、(虎駒はもっと、フェルナンブーコはさらにです)
とにかく強い駒は皮をを強く振動させます。
その強い駒で強く弾いても弱く弾いても、その楽器の一番悪い状態が出てきます。
良い状態の楽器は、駒がいくら変わっても音色が変わるのと少し響きが変わるくらいです。
もしみなさんが、何か二胡の駒を変えると雑音など出てきたりする時には、
きちんと調整し直しさえすれば、どんな駒でも、ご機嫌よく歌ってくれます。
あるいはどこか修理しなければいけないことも、あります。
強い駒を使ってみて、あるいは駒を変えてみて、
何か不具合のあるときには、まずは調整してみましょう。
生まれてから、この方70年近く物を作る以外の生活というのをしたことが無く、
人との付き合いもとても少ないせいか、言葉と言う物に大変臆病になっています。
というより私が発した言葉の結果がよくわかっていない、それを人様がどうとらえるのか、
人によって大きな違いがあるという事は、日々ほぉさんにチェックしてもらうような状態です。
木や鉄そして陶器など、物と付き合うことだけで生きてきましたから、
事実を事実としてだけ考える頭になっているようです。
物たちは良いです、私自身を防御する必要はありません。
特に木と向き合っていると、感じられるのはその木の生きてきた環境と性質、
そして持っている音、その木その木一つ一つが、それぞれの音を持っている、
それはたぶん木の言葉なのかもしれません。
よく、言いますね、木工を長くやってくると、その木が語り掛けて来ると、
これは木だけのことではありません。
言葉という意味のある事ではないのかもしれませんが、
母親は、赤ちゃんの言葉にもならない声あるいは鳴き声で、会話が出来ているような気もします。
たぶんそうなのでしょう。
木は叩いてもこすっても、削っても、私が何かの働きかけをするときちっと答えます。
というより、その木の持っている言葉を理解しない限り、その木を活かすことはできません。
500年800年と生きてきた木を火人は切り倒すのです。
まだまだもっと生きて行けたかもしれないものをです。
でも、人の命などと違うところは、切られても、まだまだその生命活動を止めないところでしょう。
家具に作られれば、手や体を通じて、そして木目の美しさを通して、人に働きかけるくらいの力を持っています。
音にしたとしたらそれはさらにです。
音楽というはっきりとした、言語となって、人に感動を伝えます。
活きている形を変えて、楽器という形になったのなら、
折角なら、その最大の生命を引き出してやるというのが、
楽器造りの役割であり、
皆さん演奏する人の役割でもあるのです。
それには楽器自体今どんな状況か今日のゴキゲンは、
あるいは楽器を購入する時、この胡はどんな状態なのか知っておくのも演奏者にとって必要なことでしょう。
二胡の場合、
簡単にいうと、振動の強い駒に取り換えてみる事です。
振動の強い駒の代表は、松節それも、きちっと松の木目が水平に揃っている駒。
これは全体が、ばねになっているおt考えて良いです。
硬い部分と柔らかい部分が、積層されています。
松なら何でもよいかというとなかなかにそうはいきません。
北の地方の松は硬い所と柔らかい所の硬さの違いがあまりありません。
同じ樹種なら木は北の方に育ったものほど柔らかいのです。
ですから、南の方中国でもベトナムに近い所の松は全体に硬くなおかつ
本来少しは柔らかいはずの春材(夏材)がそこそこ硬さを持っていて弾みがあるのです。
これを突き詰めていくと、春材が厚ければ厚いほどその駒は強い鳴りをします。
ですから、若い木目の荒い松節の方が断然強い鳴りをします。
木目が細かいと、柔らかい部分が少ないからです。
ですから松節を買う時は、せっかくその強さを期待するしたらなるべく木目の荒い駒選んでください。
(こういう事を言うから嫌われるのかも、でも事実ですから)
それから強い駒の代表は彪駒ですね、(虎駒はもっと、フェルナンブーコはさらにです)
とにかく強い駒は皮をを強く振動させます。
その強い駒で強く弾いても弱く弾いても、その楽器の一番悪い状態が出てきます。
良い状態の楽器は、駒がいくら変わっても音色が変わるのと少し響きが変わるくらいです。
もしみなさんが、何か二胡の駒を変えると雑音など出てきたりする時には、
きちんと調整し直しさえすれば、どんな駒でも、ご機嫌よく歌ってくれます。
あるいはどこか修理しなければいけないことも、あります。
強い駒を使ってみて、あるいは駒を変えてみて、
何か不具合のあるときには、まずは調整してみましょう。