皮の張替えの、お問合せ。
これ様々理由があります。
しかし、やはり音が出にくくなった。
高音も内弦も。
見せていただくと、異常に、皮が緩んでいます。
変ですねここまで緩いのは、最近の。中国のある会社の楽器みたいですよ。
そうなのです、普通蛇皮というのは、パンと張っています。
それが、最近の楽器は、見るからに、皮のどこを押してもべこべことへこむのです。
新品ですよ。
まあ、それは置いておいて、
3,4年弾いただけの蛇皮がそんなことになるわけはないのです。
そこでお聞きすると、
「ともだちにいわれて、蛇皮にオイル塗ってしまいました。」
「冬場の乾燥時期に、鱗が立っていたので先生に聞いて、オイルを塗りました。その時には良い音になったのですが、最近雨が降ると、、、、」
「ある楽器屋さんがこれは蛇皮のために良いと売っているのを買って、塗ってみたのですよ、でも最近になって、、、、」
皆さん考えてください!
皮のコートや、ブルゾンなど、少し時間がたってゴワゴワしてきたときに、ワックスなりオイルをぬると、しっとりと柔らかく再生しますよね。
せっかくぴんと張ってある蛇皮にオイルを塗れば見た目はしっとりと、触っても柔らかくなったとしたら。
音はどうなると思いますか?
大体がオイルを塗って良いという楽器屋さんがあること自体が信じられません。
ましてやどんなオイルであろうと、油分でありさえすれば蛇皮は柔らかくなります。
二胡に蛇皮張るほうは,すごい匂いの中、ほぉさんに嫌がられる中、
その蛇の裏の脂肪と、皮に含まれる油分を苦労して適度に抜くのですよ。
そのまま張ったら何しろ蛇皮は生ものですから、ぶよぶよなのです。
それを適度に油分を抜いて(抜きすぎると音がカンカンになります)ぴったりと張れば伸びないだろうという限界まで張るから、
あの、二胡の音色になるのです。
この20年くらい前から、ほとんどの二胡の蛇皮には、最初からワックスの加工がしてあるはずなのです。
その方法こそ、二胡の蛇皮の終仕上げとして定着してきているはずなのです。
蛇皮は生のものです、それを何とか、良い状態にしてきているはずなのです。
そんなこともわからず、オイルを塗れ!あるいは販売!!!
確かにあまり塗りすぎないようにとも、あるいは塗りすぎは良くないとも言われますね。
でも塗りすぎない量というのは???
光舜堂に皮を張り替えるために二胡を持ってこられた方は、そんなには塗っていないという方も、
或いは、中には、2,3回、
中にはバターを塗ったという方まで、、、、
ほんと、少量といっても、料理のレシピの,酢を、少々、
少々というのは、どのくらいなのでしょうかね?
塗りすぎて皮がぶよぶよになったら、塗りすぎたあなたっが悪いというのでしょうか???
いくら注意したとしても、こればかりは人それぞれの感覚でしかありません。
悪くとれば、たぶんですよ、早く皮をダメにして次の楽器を購入させようというひそかな計画なのかもしれません。
最近のある中国の会社の蛇皮の張りかた、ぶよぶよ、それはさいしょは、というより最初から良い音色を響かせます。
でももって、2年、
何台、私はこのタイプのこの会社の楽器を蛇皮はりかえたことでしょう。
もちろん、その会社なりに、最初から良く鳴るためにと考えたのかもしれません。
或いは、蛇皮は2,3年のうちに張り替えるものであると、新しい主張をしているのかもしれません。
しかし日本の梅雨時は、強力ですからね。
中国に持って行って蛇皮張り替えてもらっても、お安くしときますといっても、7,8万はしてしまうのです。
それを2,3年おきに張り替えるなんて、日本人の二胡愛好家にはつらすぎますね。
まあ、蛇皮の時代ではいずれ無くなります。
とうぜんCDMになるでしょう。
でもこのCDMの作り方は、残しません。
もちろん西野二胡の作り方も残せません。
何故なら、材料を見る力がなければ、同じ形にしても同じようには鳴らないからです。
木の質によって、胴の厚みを変えなければいけないからですし。
CDMにしろ、中に使っている紙の一部は、小葉紫檀を材料にして紙を造っていますから、
その作り方次第で、あの蛇皮の音色を実現できるのです。
ですから作って張ってではないのです、
作って張って弾いてみて、削ってなのですよ。
なんにせよ良いものは手をかけなければいけないのですが、
二胡の蛇にしろ、張る人は、手をかけて手をかけて、三か月近くも手をかけてきているはずなのです。
はずなのです、当然そうでなければ後でゆがみます。
良い蛇皮を張るには、良い張り方をするには、濡らして乾くまで、その間ずーと手をかけているのです。
そしてワックスを熱をかけて塗ることにより仕上げてあるのです。
ですから、あえてその皮にオイルを塗るというのはその努力を皆棒に振ってしまう事になります。
そんな小手先の技考えるより、
皆さんが、たくさん手をかけて鳴らしていく以外にないのです。
これ様々理由があります。
しかし、やはり音が出にくくなった。
高音も内弦も。
見せていただくと、異常に、皮が緩んでいます。
変ですねここまで緩いのは、最近の。中国のある会社の楽器みたいですよ。
そうなのです、普通蛇皮というのは、パンと張っています。
それが、最近の楽器は、見るからに、皮のどこを押してもべこべことへこむのです。
新品ですよ。
まあ、それは置いておいて、
3,4年弾いただけの蛇皮がそんなことになるわけはないのです。
そこでお聞きすると、
「ともだちにいわれて、蛇皮にオイル塗ってしまいました。」
「冬場の乾燥時期に、鱗が立っていたので先生に聞いて、オイルを塗りました。その時には良い音になったのですが、最近雨が降ると、、、、」
「ある楽器屋さんがこれは蛇皮のために良いと売っているのを買って、塗ってみたのですよ、でも最近になって、、、、」
皆さん考えてください!
皮のコートや、ブルゾンなど、少し時間がたってゴワゴワしてきたときに、ワックスなりオイルをぬると、しっとりと柔らかく再生しますよね。
せっかくぴんと張ってある蛇皮にオイルを塗れば見た目はしっとりと、触っても柔らかくなったとしたら。
音はどうなると思いますか?
大体がオイルを塗って良いという楽器屋さんがあること自体が信じられません。
ましてやどんなオイルであろうと、油分でありさえすれば蛇皮は柔らかくなります。
二胡に蛇皮張るほうは,すごい匂いの中、ほぉさんに嫌がられる中、
その蛇の裏の脂肪と、皮に含まれる油分を苦労して適度に抜くのですよ。
そのまま張ったら何しろ蛇皮は生ものですから、ぶよぶよなのです。
それを適度に油分を抜いて(抜きすぎると音がカンカンになります)ぴったりと張れば伸びないだろうという限界まで張るから、
あの、二胡の音色になるのです。
この20年くらい前から、ほとんどの二胡の蛇皮には、最初からワックスの加工がしてあるはずなのです。
その方法こそ、二胡の蛇皮の終仕上げとして定着してきているはずなのです。
蛇皮は生のものです、それを何とか、良い状態にしてきているはずなのです。
そんなこともわからず、オイルを塗れ!あるいは販売!!!
確かにあまり塗りすぎないようにとも、あるいは塗りすぎは良くないとも言われますね。
でも塗りすぎない量というのは???
光舜堂に皮を張り替えるために二胡を持ってこられた方は、そんなには塗っていないという方も、
或いは、中には、2,3回、
中にはバターを塗ったという方まで、、、、
ほんと、少量といっても、料理のレシピの,酢を、少々、
少々というのは、どのくらいなのでしょうかね?
塗りすぎて皮がぶよぶよになったら、塗りすぎたあなたっが悪いというのでしょうか???
いくら注意したとしても、こればかりは人それぞれの感覚でしかありません。
悪くとれば、たぶんですよ、早く皮をダメにして次の楽器を購入させようというひそかな計画なのかもしれません。
最近のある中国の会社の蛇皮の張りかた、ぶよぶよ、それはさいしょは、というより最初から良い音色を響かせます。
でももって、2年、
何台、私はこのタイプのこの会社の楽器を蛇皮はりかえたことでしょう。
もちろん、その会社なりに、最初から良く鳴るためにと考えたのかもしれません。
或いは、蛇皮は2,3年のうちに張り替えるものであると、新しい主張をしているのかもしれません。
しかし日本の梅雨時は、強力ですからね。
中国に持って行って蛇皮張り替えてもらっても、お安くしときますといっても、7,8万はしてしまうのです。
それを2,3年おきに張り替えるなんて、日本人の二胡愛好家にはつらすぎますね。
まあ、蛇皮の時代ではいずれ無くなります。
とうぜんCDMになるでしょう。
でもこのCDMの作り方は、残しません。
もちろん西野二胡の作り方も残せません。
何故なら、材料を見る力がなければ、同じ形にしても同じようには鳴らないからです。
木の質によって、胴の厚みを変えなければいけないからですし。
CDMにしろ、中に使っている紙の一部は、小葉紫檀を材料にして紙を造っていますから、
その作り方次第で、あの蛇皮の音色を実現できるのです。
ですから作って張ってではないのです、
作って張って弾いてみて、削ってなのですよ。
なんにせよ良いものは手をかけなければいけないのですが、
二胡の蛇にしろ、張る人は、手をかけて手をかけて、三か月近くも手をかけてきているはずなのです。
はずなのです、当然そうでなければ後でゆがみます。
良い蛇皮を張るには、良い張り方をするには、濡らして乾くまで、その間ずーと手をかけているのです。
そしてワックスを熱をかけて塗ることにより仕上げてあるのです。
ですから、あえてその皮にオイルを塗るというのはその努力を皆棒に振ってしまう事になります。
そんな小手先の技考えるより、
皆さんが、たくさん手をかけて鳴らしていく以外にないのです。