弾き込み始めてから、2年ぐらいすると、十分にもう全体がよくなり始めます。
ホントの二胡の音が聞こえてくるようになりますね。
そして5、6年すると、この鳴りが、風の音のような感じで、聞こえ始めます。
それこそ、CDで聞く先生方の音に近づくのでしょう。
このころには皮はかなり柔らかくなっています。
駒のあたり、だけが柔らかくなるのではなく、あるいは何処か一部が柔らかくなるのではなく、全体が見た目にもフワっという感じにも見えます。
何処か一部だけが軟らかくなったとしたら、それは弾き込みの間違いか、
あるいは皮の張りの異常だと思います。
木の乾燥度の変化というのも考えられます。
この時には、高音が出なくなります、第3ポジションからいきなり音がでなくなるのです。
これはかなりよく見かける症状です。
不思議な事に、二胡のプロたち、特に販売にも従事している人たちの中に、
このことが分からないのか、気がつかないふりをしているのか、という人たちも沢山います。
買い換えというのを考えているのでしょうか?
と、、また話が飛びました。
このあたりから、6.7年弾き込み、低音が十分に鳴るようになってから、
二胡の楽器としてのピークは5,6年は続くのではないでしょうか。
そして、大変残念ではありますが、12、3年、あるいは楽器によっては、もう少し長く17、8年たつとある日、ぱたっと今までの音がしなくなります。
これはいたしかたないですね。皮の寿命でしょう。
ただし木の方は十分育っています。
ですから皮を張りかえれば、最初に育てた時より早く、半年ぐらいでは元の音になってきます。
皮を張り替えると音色は変わるかと良く聞かれますが、最初の皮と同じくらいの厚みの物を使いさえすれば、それほどの変化はありません。
張り替えたばかりは多少違和感が有ります。聞きな慣れた音ではないですから。
しかし半年ぐらいで、元に戻るようです。
この項続く
ホントの二胡の音が聞こえてくるようになりますね。
そして5、6年すると、この鳴りが、風の音のような感じで、聞こえ始めます。
それこそ、CDで聞く先生方の音に近づくのでしょう。
このころには皮はかなり柔らかくなっています。
駒のあたり、だけが柔らかくなるのではなく、あるいは何処か一部が柔らかくなるのではなく、全体が見た目にもフワっという感じにも見えます。
何処か一部だけが軟らかくなったとしたら、それは弾き込みの間違いか、
あるいは皮の張りの異常だと思います。
木の乾燥度の変化というのも考えられます。
この時には、高音が出なくなります、第3ポジションからいきなり音がでなくなるのです。
これはかなりよく見かける症状です。
不思議な事に、二胡のプロたち、特に販売にも従事している人たちの中に、
このことが分からないのか、気がつかないふりをしているのか、という人たちも沢山います。
買い換えというのを考えているのでしょうか?
と、、また話が飛びました。
このあたりから、6.7年弾き込み、低音が十分に鳴るようになってから、
二胡の楽器としてのピークは5,6年は続くのではないでしょうか。
そして、大変残念ではありますが、12、3年、あるいは楽器によっては、もう少し長く17、8年たつとある日、ぱたっと今までの音がしなくなります。
これはいたしかたないですね。皮の寿命でしょう。
ただし木の方は十分育っています。
ですから皮を張りかえれば、最初に育てた時より早く、半年ぐらいでは元の音になってきます。
皮を張り替えると音色は変わるかと良く聞かれますが、最初の皮と同じくらいの厚みの物を使いさえすれば、それほどの変化はありません。
張り替えたばかりは多少違和感が有ります。聞きな慣れた音ではないですから。
しかし半年ぐらいで、元に戻るようです。
この項続く
目から鱗・の工房便りを楽しみに読んでいます。
続きを読むのが楽しみです。
二胡の、色々な事が、分かってきたところです。
先日も皮を二匹分ダメにしたところです。
尻尾の方の良いところだけでも10台分、
これは勉強代ですね。
30数年皮を扱ってきた方でも、見ただけではまだ、と、おっしゃっていました。
でもだから面白いのですね。
読んでいただける人がいると、こうやって分かるのは嬉しいことです。
ありがとうございました。