二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

相当嬉しかったこと!CDMは遠鳴りするのか??

2022-05-16 18:11:42 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
このところ、というか、この一週間、CDMへの皮の張替えのお問合せが続いています。
何かあったのかなと??考えていたところ、あるFBの記事を見たり、あるいは知人からのお知らせで、鳴尾牧子さんが、中友好50周年記念「平和の祭典」兵庫県立芸術文化センター大ホール(2001席)での西野二胡のCDMを弾かれたのだそうです。それも生音で!
私が聞いたことのある、生音での演奏会の一番多い席数が、上野の文化会館小ホール500席で、チョウカイビンさんの演奏です。さすがに選び抜かれた8角形の二胡でしたから、一番後ろの席にまで音は届いていました。周りはコンクリートの壁でしたし。
しかし、2000席の会場で生音の二胡の演奏というのは、かなりうしろの人は相当聞きにくかったのではないかと思います。
もしかしたら、音を試した時には十分後ろまで音が届いたのかもしれません、しかし一階だけでも1000席以上あるのでしょうから、その間を音が通ってくるときに、相当吸収されてしまうでしょうね。
皆さんも、お自宅の寝室(ベッドルーム)などで二胡を弾くとあまり響かないので良い音に聞こえない、そこでリビングや、キッチン、一番良いのはお風呂場で演奏すると、なんとも音が気持ちよく響いてくれるのを感じたことがあると思います。それくらいに布地は音を吸収してしまいます。
そんな環境の中で鳴尾さんの楽器はかなりうしろの席にまで音が届いていた。ということで、CDMのせいなのかと考えた方がお問合せしてきたようです。
勿論他にもあったのではないかとは思いますが、何しろ私は聞きに行っていないので、お客様からの評判だけですが
しかし、楽器の遠鳴りというのは、楽器全体の問題です。
どんな木を使っているのか?
どんな構造になっているのか?
そして弓は、さらに言うと松脂は?
因みに、鳴尾さんの使っている二胡の木は、胴がブラジリアンローズウッドのハカランダ。
これはギターの人たちが絶賛するブラジリアンローズの内でも特別よく鳴ると言われる木です。
そして棹は真黒黒檀。弓は福音弓の煌風イタリア産の馬毛。
勿論松脂は、ベルリンの高橋さんもこの松脂は遠鳴りするとおっしゃっている光舜松脂の25です。
楽器の一つの評価基準として、遠鳴りするというのはあります。
しかし、今の時代普通なら4,5百席を超えたら普通pAを使うと思うのです。ましてやほかに伴奏の楽器があって、ピアノにしろチェロなどにしろ、例えば楊琴などにしろ、みな二胡より音は大きいですから。
だとしたら単に音が大きく出るということより、楽器の良さというのがあるのではないでしょうか。
それには一つには、音色。それなら、CDMだと、自負していますが、それでも、単に音が大きいというより遠鳴りがする楽器、その遠鳴りがすることでの響きの良さというのは、捨てがたいですかね。
以前、ある教室の発表会で初心者の方が弾いたのですが、その方の西野二胡だけが一番後ろの我々の咳にまで聞こえてきていました。
その時のほぉさんの大喜びを思い出します。きっと今回の「平和の祭典」兵庫県立芸術文化センター大ホールも密かに聞きに行って喜んでいたのでしょう。
と、私まで、うれしくなりました。

工房光舜堂西野和宏&ほぉ






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中友好50周年記念「平和の祭典」兵庫県立芸術文化センター大ホール

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