今までの二胡と言うのは弾いてすぐに音が出てきません。
これは二つの意味があります。
一つには、新しく買った楽器が、なかなか思うような音色になってこない。
そしてもう一つは、弓を弾いた時に直ぐに音にならずに少し遅れて音が出る。
この最初の、新しい楽器がすぐに思うような音にならないというのはこれはどんな楽器でも同じことが言えます。
ヴァイオリンんども駒を替えただけでも、さいしょはなんだかがーがー言う感じがします。
弾き始めて、一時間ぐらいそして、1週間ぐらい経つと、元の音に戻ってきます。
ましてや楽器自体が新しいと、これはもう良い音だなと言う感じになって来るには、2,3ケ月かかります。
二胡の場合は、もっとかかります、たぶん楽器にもよりますが、プロの方が言うには2年ぐらいかかると言う方もいます。
それは木自体が硬いからです。
全体に振動し始めるのに硬いために時間がかかるようなのです。
ですから、二胡の材料としては比較的やわらかい、花梨や、老紅木などは半年ぐらいもすればとても良い音になってきます。
そして、弦を弾いた時に直ぐに音になりにくい。
これも同じく、木が硬いからです。直ぐに振動しないか、あるいは、
弓の毛の弾力を十分生かした時にしか木自体が振動しないからかもしれません。
先生方が弾き始める時に、音の頭がパンっと強く立ち上がるのに気が付きますね。
私達初心者ですとどうしても少し遅れて、ぅんワーーーンと言う形の音に無いりゃすいです。
弓の真ん中あたりの毛が良い弾力になっているからでしょう。
そして木の構造自体が、鳴りにくい形だからでもあります。
中国などでも最近はこの辺が改良されて、大分弾き易い楽器と言うのが出てき始めましたし。
高音も比較的よく出るようになってき始めました。
伝統楽器だからこれで良い、という感覚から、他のヨーロッパの楽器などと同じく弾き易い楽器が求められてきたのかもしれません。
考えてみてください。
日本では二胡の愛好家の平均年齢がたぶん、50歳代だと思うのです。
光舜堂には比較的、若い行動的なお客様がいらっしゃいます。
若いといっても、その平均は、40才台でしょう。
どうやら子育ても終わり、さて何か楽しい楽器でも弾いてみようかなと言う女性の方が圧倒的に多いのです。
殆どのカルチャーセンターでも、そうでしょうね、60歳代の方が一番多いように見受けられます。
このブログを読んでいる方々には分かりにくいかもしれません。
ネットで検索してこのブログを読みはじめるには、60歳代の方はたぶんかなり少ないのです。
さて、二胡を弾くというのは運動の一種です。
まあ、楽器は全て同じですね。
手や指などが子供のころから訓練されていないとプロにはなりきれないし、又思うようにも動きません。
その点でも体操やバレーなどおなじ事です。
それでは、大人になってからプロになれないかというとそうでもありません。
カラオケなど行くと別に音楽教育など受けたことが無い人でも、かなり上手に歌うことの出来る人も多いです。
その音楽的な要素さえ持っていれば、大人になってからでも十分音楽を楽しむ程度には行けると思います。
ただ二胡の場合、民族楽器としてそのまま入ってきてしまっていますから、楽器自体の弾き易さと言うのは無いです。
本来ならば体の使い方としてはヴァイオリンを大人になってから覚えるよりは相当優しいはずです。
身体の使い方に無理が無いですから。
その点では、チェロ等の弾き方にも共通した物があります。
弦に弓を載せて静かに、弦の振動を感じながら、弓を動かせばよいのですから。
日常身体を使う方法、あるいは子供たちと、ボール投げやお手玉などやったりあるいはあるったりすることの延長線上にあると思います。
たぶんみなさんも、いつか二胡を弾く演奏家の姿を見てこれならできそうと、はじめた方も多いのではないでしょうか。
初めて見たはいいが、さて、
それからドツボにはまります。
これは二つの意味があります。
一つには、新しく買った楽器が、なかなか思うような音色になってこない。
そしてもう一つは、弓を弾いた時に直ぐに音にならずに少し遅れて音が出る。
この最初の、新しい楽器がすぐに思うような音にならないというのはこれはどんな楽器でも同じことが言えます。
ヴァイオリンんども駒を替えただけでも、さいしょはなんだかがーがー言う感じがします。
弾き始めて、一時間ぐらいそして、1週間ぐらい経つと、元の音に戻ってきます。
ましてや楽器自体が新しいと、これはもう良い音だなと言う感じになって来るには、2,3ケ月かかります。
二胡の場合は、もっとかかります、たぶん楽器にもよりますが、プロの方が言うには2年ぐらいかかると言う方もいます。
それは木自体が硬いからです。
全体に振動し始めるのに硬いために時間がかかるようなのです。
ですから、二胡の材料としては比較的やわらかい、花梨や、老紅木などは半年ぐらいもすればとても良い音になってきます。
そして、弦を弾いた時に直ぐに音になりにくい。
これも同じく、木が硬いからです。直ぐに振動しないか、あるいは、
弓の毛の弾力を十分生かした時にしか木自体が振動しないからかもしれません。
先生方が弾き始める時に、音の頭がパンっと強く立ち上がるのに気が付きますね。
私達初心者ですとどうしても少し遅れて、ぅんワーーーンと言う形の音に無いりゃすいです。
弓の真ん中あたりの毛が良い弾力になっているからでしょう。
そして木の構造自体が、鳴りにくい形だからでもあります。
中国などでも最近はこの辺が改良されて、大分弾き易い楽器と言うのが出てき始めましたし。
高音も比較的よく出るようになってき始めました。
伝統楽器だからこれで良い、という感覚から、他のヨーロッパの楽器などと同じく弾き易い楽器が求められてきたのかもしれません。
考えてみてください。
日本では二胡の愛好家の平均年齢がたぶん、50歳代だと思うのです。
光舜堂には比較的、若い行動的なお客様がいらっしゃいます。
若いといっても、その平均は、40才台でしょう。
どうやら子育ても終わり、さて何か楽しい楽器でも弾いてみようかなと言う女性の方が圧倒的に多いのです。
殆どのカルチャーセンターでも、そうでしょうね、60歳代の方が一番多いように見受けられます。
このブログを読んでいる方々には分かりにくいかもしれません。
ネットで検索してこのブログを読みはじめるには、60歳代の方はたぶんかなり少ないのです。
さて、二胡を弾くというのは運動の一種です。
まあ、楽器は全て同じですね。
手や指などが子供のころから訓練されていないとプロにはなりきれないし、又思うようにも動きません。
その点でも体操やバレーなどおなじ事です。
それでは、大人になってからプロになれないかというとそうでもありません。
カラオケなど行くと別に音楽教育など受けたことが無い人でも、かなり上手に歌うことの出来る人も多いです。
その音楽的な要素さえ持っていれば、大人になってからでも十分音楽を楽しむ程度には行けると思います。
ただ二胡の場合、民族楽器としてそのまま入ってきてしまっていますから、楽器自体の弾き易さと言うのは無いです。
本来ならば体の使い方としてはヴァイオリンを大人になってから覚えるよりは相当優しいはずです。
身体の使い方に無理が無いですから。
その点では、チェロ等の弾き方にも共通した物があります。
弦に弓を載せて静かに、弦の振動を感じながら、弓を動かせばよいのですから。
日常身体を使う方法、あるいは子供たちと、ボール投げやお手玉などやったりあるいはあるったりすることの延長線上にあると思います。
たぶんみなさんも、いつか二胡を弾く演奏家の姿を見てこれならできそうと、はじめた方も多いのではないでしょうか。
初めて見たはいいが、さて、
それからドツボにはまります。