二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

2月19日(日)今年もまたミモザの季節になりました11:00~16:30

2017-02-21 08:30:08 | ○営業日の報告日記


二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
毎年この季節、光舜堂には西野家のお庭のミモザが登場します。
前日店主に「明日持ってくからね」と言われ、
さて今年は花器をどうしたものか、と工房内をキョロキョロ。
大きな花器。。。大きな花器。。。
バケツでドーンと来るのが分かっていたからです。
で、今年は、店主がクルミ材で作った何か、が壊れた部材。
工房の床には、ワタクシにとってはお宝、の不用品がいっぱい転がっています。
しかしこれは底が無くただの枠でしかなかったので、
ビニール袋にオアシスを詰めてぶっ刺しました。
生け花やアレンジメントの心得が無くとも、
花器とミモザそのもののパワーが勝ってますからOK、ですよね、ね?


さて、そんなミモザいっぱいの日曜日、
今週は超軽量オリジナル二胡ケースが連続で売れてビックリ!
いえ、今までも地味に売れ続ける大ヒット商品なのですが、
いきなり連続、は予想外で驚きました。
しかもそのうちのお一人はリピーター!!
「もう既にお持ちじゃないですか!」と言ったら、
「もう一つの二胡にもこれがいい」と。 (ありがとうございます)
また或る方は帰宅後、
「ランドセルに『天使の羽』っていうのがあるけれど、まさに天使の羽です」
と、ケースの軽さに感動してメールを下さいました!
ランドセルの話題とは、ミモザとともになんとも春らしいですね!



ところで先週初披露し2週目を迎えた『やまと二胡』のシマリスちゃん、
今週も連れて来ておりました。
北川先生直伝の『音のツボで音を起こす』という、
まさに”胡育てのツボ”による丁寧な育成の甲斐有って、
産声の奇声はどこへやら、着々と更なる美音へと育っております。
シマリスちゃんの凄いところは、
「まだまだこの先もどんどん良い音色になるに違いない!」
と感じさせるポテンシャル。
リグナムバイダさえ扱い易ければもっと製作するのですがねぇ。。。
まぁ、世界で一つだけ(ガーディアンエンジェル付き)の二胡、
というのも面白いからいいか。
桜咲く頃(?)嫁ぐ予定のシマリスちゃんは、目下花嫁修業中です♪


そして今週のニューフェイスは、
同じく『やまと二胡』のシャム柿&黒檀が初お目見え!
こちらはシマリスちゃんより見た目強そうなのに、音色に甘味があります。
ギャップ萌えするタイプ、ってやつでしょうか。
出来たてホヤホヤですからまだまだ新品の硬さはありますが、
優しい柔らかい音色の胡です。
3月中旬になったら金沢へ行ってしまいますが、
それはそれで孟菲さんが動画をアップしてくれるでしょうからお楽しみに!
どうしてもご自分で弾いてみたい方は今のうちです♪
そして、こちらは今後も製作します。



さてこの日はまた福音弓『東風』のご注文がありました。
お試し弾きにいらしたのはSさん、初来店の方でした。
試し弾きはご自分の楽器で実感していただくのですが、
弓を取り付けてあげようとしてひと目見た店主、
「うーん。。。この楽器まずは整えないと、駒も逆だよ」
そこで急遽調整をすることに。
駒を直しただけでガラッと音色が変わった事に驚くSさん。
「まだまだだよ」

そこから各部位を整えて、まずはご自分の弓で確認。
店主が「この弓は比較的良い弓のほうだよ」と言っていたのですが、
??? Sさん、なんだかフォームが ???
「もっとリラックスして、腕が自然に動く方向へ動かせばいいんですよ?」
それから福音弓に替えてみると、
ちょっとだけアドバイスしたらリラックスして弾けるように!
ところが元の弓に戻すとまたフォームが。。。
なんだか、元の弓だと妙に力を入れないと弾けなかったようです。
店主が見て比較的良い、という弓でも、
人によっては妙な癖が付くこともあるのだと驚きました。

ところで、
或るおエライ方が、「上手い人には弓はどんな物でも関係無い」
とおっしゃったそうですが、
そうですか。 どうぞ貴方はそう思っていらして下さい(ニッコリ)



ということで、今週もご来店ありがとうございました!

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