弾きにくい弓の、その不自由さが二胡に味わいのある音を響かせるのだと、まあ相当上手な人だとしたら、不自由なのを楽しんでいるのかもしれません。
私の父親は、変な道具つくりをしていまして、彫刻刀を使わず、鉄を斬る鋸刃を改造したりして、細かな刃物を作っていたりしました。
鉄用の鋸刃も一応は鋼ですから、もちろん木を削れなくはないです。しかし何しろ鉄を斬るための鋼ですから硬いのです。
硬い木を削るとすぐぼろぼろと刃こぼれします。
そんな鉄鋸の鋼を大変鋭角に研ぎあげて使っていましたが、それこそ、そのように研ぎあげる技術があるからこそ使える刃物になったのです。
二胡の弓でも同じかもしれません、竹を炙ったり削ったりして、いろいろ試している方もいらっしゃるようです。
やはり弾きにくいと思っているからなのでしょうか?より良い弓を探しているのかもしれません。
それも、二胡を弾く一つの楽しみなのかもしれません。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ
私の父親は、変な道具つくりをしていまして、彫刻刀を使わず、鉄を斬る鋸刃を改造したりして、細かな刃物を作っていたりしました。
鉄用の鋸刃も一応は鋼ですから、もちろん木を削れなくはないです。しかし何しろ鉄を斬るための鋼ですから硬いのです。
硬い木を削るとすぐぼろぼろと刃こぼれします。
そんな鉄鋸の鋼を大変鋭角に研ぎあげて使っていましたが、それこそ、そのように研ぎあげる技術があるからこそ使える刃物になったのです。
二胡の弓でも同じかもしれません、竹を炙ったり削ったりして、いろいろ試している方もいらっしゃるようです。
やはり弾きにくいと思っているからなのでしょうか?より良い弓を探しているのかもしれません。
それも、二胡を弾く一つの楽しみなのかもしれません。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ