「 かのねのね♪ 」
とメールを送ったら、
「 かのねのカノンね 」 とお返事を下さるノリの良いMAOちゃん。
フルコンサートグランド西野二胡の初号器『 かのねI 』の里親MAOちゃんから
レポート第一弾+αが届きました!
ご本人の許可をいただき、部分抜粋ですが皆様にもこれからも時々
『 かのねI 』の成長の様子をお届けしますね。
なにしろ実験器、どんな変化を見せてくれるか楽しみです。
( あ、ワタクシ事ですが、既にピンピン元気に工房復帰しております )
【 ※ 事のイキサツは、こちら☆ 】
『 こんにちは!
ほぉさんの体調はいかがですか?ブログやfacebookで見まして、とても心配しておりました。。どうぞお大事になさってくださいねとお伝え下さい。
そして、『かのねI』ちゃんのレポートを少し送らせていただきたいと思います。
お借り受けさせていただいて、およそ2週間が経ちましたが、少しずつ変化が出てきております☆
元々出る高音部、音量はそのままで音が濃密になってきたこと、そして同時に低音部に関してもこっくりと濃い音が出てきました。西野さんに二胡の作りの凄さと木材自体の良さとそしてその音というのでしょうか、6Bの鉛筆の濃さと柔らかさのようで、これが更にどんどん濃密になってきている感じです。
ちょうど4日目くらいから10日目くらいまで、たまに内部で音がビーンと二重に聞こえる時があり、不思議な共鳴をしていた時があったのですが、10日目を過ぎた時に急に無くなり音が一気に濃密になってきました。それと同時に、外弦の#F~G付近で音が裏返りそうな感じがビーンという共鳴と共に現れていたのも消失、音量はむしろ増しているくらいなので、弾き込んで新機構も少し馴染んできたのかしら?と感じています☆
それに楽器自体の鳴り方が物凄くて、棹から左肩、台から左足の甲まで伝わってきます。私の身体自体も鳴っているんじゃないかと思うくらいです。
そして、日本センチュリーのバイオリニストの方にもかのねちゃんの音を聴いて頂く機会もあって、前の二胡と全然違う、音が波で来るみたい、とおっしゃっていたのと、バイオリンと一緒に弾いても余裕で音が突き抜けていく、20人ほど人が居る中でむしろ少し離れてもかのねちゃんの方が聞こえていたようです☆
まだ出来たらいいね、という段階ではありますが、バイオリン、チェロ、ピアノ、そしてかのねちゃんでカルテットという構想もしています。メンコン(注: 1)やってみようなんて言っているので、この辺りもまた面白いお知らせができたらいいな、と思います!
まだまだこれからの変化が楽しみでたまりません。やっぱり楽器によって自分の知らなかった引き出しも開けてくれるものなんだと実感しています。
引き続き、がんがんと弾いてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します!
Mao 』
『 西野さま
まさに、成長期の楽器、そして鳴る楽器ほど一時的に裏返り音が出てくるイメージだったので、これはガンガン鳴らそう!と弾いていると、結構あっという間に裏返り音がなくなって、音も濃くなって、これからの変化が一段と楽しみになってきました。
かのねと人工皮の組み合わせ、すごく合いそうなイメージです!
これからの梅雨時期の音も興味があるので、そのくらいの時期に一度持ち寄って、両方のかのねちゃんを弾き比べてみたりしても面白そうですよね☆
低音に関して、たしかに弾き込むことでどんどんと深みが増していて、今のところは高音部の鳴り方の変化に増して低音部、中音部の変化の方が大きく変わってきた手応えです。
まだまだ今から梅雨時期を明けるまでに出来るだけたくさん鳴らして変化を見ていきますね!
そして、CG調弦、やってます!(注: 2)今の千斤の位置でも相当鳴るので、動かすとより鳴るだろうなという感じはあります。
あと、AE調弦もやってみようかなと思います。
ここ最近、梅雨の走りのような天候の悪い日が続いていたので、ちょうど弾き込むにはある意味では良い環境だったかもしれません。
これから本格的な梅雨の時期が私も楽しみです!
Mao 』
(注: 1)メンコン
= かの有名なメンデルスゾーン作曲 バイオリン協奏曲のことを日本の音楽愛好家達はこの愛称で呼びます。対して有名なチャイコンとは、チャイコフスキー作曲 バイオリン協奏曲の愛称です。
(注: 2)
最初のレポートメールへの返信の中で西野は「CGでも弾ける楽器だからテストしてみて」と書きました。
とメールを送ったら、
「 かのねのカノンね 」 とお返事を下さるノリの良いMAOちゃん。
フルコンサートグランド西野二胡の初号器『 かのねI 』の里親MAOちゃんから
レポート第一弾+αが届きました!
ご本人の許可をいただき、部分抜粋ですが皆様にもこれからも時々
『 かのねI 』の成長の様子をお届けしますね。
なにしろ実験器、どんな変化を見せてくれるか楽しみです。
( あ、ワタクシ事ですが、既にピンピン元気に工房復帰しております )
【 ※ 事のイキサツは、こちら☆ 】
『 こんにちは!
ほぉさんの体調はいかがですか?ブログやfacebookで見まして、とても心配しておりました。。どうぞお大事になさってくださいねとお伝え下さい。
そして、『かのねI』ちゃんのレポートを少し送らせていただきたいと思います。
お借り受けさせていただいて、およそ2週間が経ちましたが、少しずつ変化が出てきております☆
元々出る高音部、音量はそのままで音が濃密になってきたこと、そして同時に低音部に関してもこっくりと濃い音が出てきました。西野さんに二胡の作りの凄さと木材自体の良さとそしてその音というのでしょうか、6Bの鉛筆の濃さと柔らかさのようで、これが更にどんどん濃密になってきている感じです。
ちょうど4日目くらいから10日目くらいまで、たまに内部で音がビーンと二重に聞こえる時があり、不思議な共鳴をしていた時があったのですが、10日目を過ぎた時に急に無くなり音が一気に濃密になってきました。それと同時に、外弦の#F~G付近で音が裏返りそうな感じがビーンという共鳴と共に現れていたのも消失、音量はむしろ増しているくらいなので、弾き込んで新機構も少し馴染んできたのかしら?と感じています☆
それに楽器自体の鳴り方が物凄くて、棹から左肩、台から左足の甲まで伝わってきます。私の身体自体も鳴っているんじゃないかと思うくらいです。
そして、日本センチュリーのバイオリニストの方にもかのねちゃんの音を聴いて頂く機会もあって、前の二胡と全然違う、音が波で来るみたい、とおっしゃっていたのと、バイオリンと一緒に弾いても余裕で音が突き抜けていく、20人ほど人が居る中でむしろ少し離れてもかのねちゃんの方が聞こえていたようです☆
まだ出来たらいいね、という段階ではありますが、バイオリン、チェロ、ピアノ、そしてかのねちゃんでカルテットという構想もしています。メンコン(注: 1)やってみようなんて言っているので、この辺りもまた面白いお知らせができたらいいな、と思います!
まだまだこれからの変化が楽しみでたまりません。やっぱり楽器によって自分の知らなかった引き出しも開けてくれるものなんだと実感しています。
引き続き、がんがんと弾いてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します!
Mao 』
『 西野さま
まさに、成長期の楽器、そして鳴る楽器ほど一時的に裏返り音が出てくるイメージだったので、これはガンガン鳴らそう!と弾いていると、結構あっという間に裏返り音がなくなって、音も濃くなって、これからの変化が一段と楽しみになってきました。
かのねと人工皮の組み合わせ、すごく合いそうなイメージです!
これからの梅雨時期の音も興味があるので、そのくらいの時期に一度持ち寄って、両方のかのねちゃんを弾き比べてみたりしても面白そうですよね☆
低音に関して、たしかに弾き込むことでどんどんと深みが増していて、今のところは高音部の鳴り方の変化に増して低音部、中音部の変化の方が大きく変わってきた手応えです。
まだまだ今から梅雨時期を明けるまでに出来るだけたくさん鳴らして変化を見ていきますね!
そして、CG調弦、やってます!(注: 2)今の千斤の位置でも相当鳴るので、動かすとより鳴るだろうなという感じはあります。
あと、AE調弦もやってみようかなと思います。
ここ最近、梅雨の走りのような天候の悪い日が続いていたので、ちょうど弾き込むにはある意味では良い環境だったかもしれません。
これから本格的な梅雨の時期が私も楽しみです!
Mao 』
(注: 1)メンコン
= かの有名なメンデルスゾーン作曲 バイオリン協奏曲のことを日本の音楽愛好家達はこの愛称で呼びます。対して有名なチャイコンとは、チャイコフスキー作曲 バイオリン協奏曲の愛称です。
(注: 2)
最初のレポートメールへの返信の中で西野は「CGでも弾ける楽器だからテストしてみて」と書きました。
ときどき「中国の方ですか?」と訊かれますが、日本人でございます。
名乗るほどの者では無い しがない鞄持ちですので、ここではいつも店番名として使わせていただいております。
今度、お店に伺いたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
2,3年前からですか! ありがとうございます☆
ご来店を楽しみにお待ちしておりますね。