二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
今月25日にいよいよ発売予定の書籍『二胡の救急箱』、
いよいよ印刷に入ります! ということで、
重箱の隅を楊枝で洗うようにネチネチとチェックしていたワタクシも一転、
今度は販売促進部長として日々奔走しております。
さて既に”まとめ送り”のお申込みの皆様、ありがとうございます。
送り修理品の返送時に本も同送できるようにと日程を合わせて下さっている方々、
ありがとうございます。
25日のご来店予告下さった方々、ありがとうございます。
それから、売り切れてしまうかもしれないから、と、
告知前から二胡姫さんへお申し込みの方々、ありがとうございます!
既にお代を先に届けにご来店下さった方々、ありがとうございます!
しかし皆さま、そんな、すぐに売り切れたりしませんよ。
発売前なのに異例の反響が出てはいるそうですが、
いやいやしかし、だからこそ尚更謙虚に、
この販促部長ほぉは、販売促進活動を頑張らんとイカンのですよ。
ということで、販促グッズにステッカーを作ったら、うっ、、、可愛い!!
だがこの完全なる自己満足、もらって嬉しい人いるのかしら???
そんなコトにかまけていたら、しまった土曜日!
今週のご報告には話題がたくさん有ったのに。
ということで弓の直しと弦の直しと2話分。
まずは弓の直しのお話し。
そのお客様の弓は酷かったのです。。。
或る楽器店で特別に名人に依頼して作っているという触れ込みの物。
持っていらした楽器の音色が冗談のように酷かったのを調整で治したのですが、
弓がこれまた酷くてまだ酷い音。
いつものように緩み毛を見つけて数本カットして整えようと
、、、してもムリ!!
「あちゃーっ!この弓、元々から不良品だ。。。」
「ええ?!そうなんですか?!」
「はい、ホラ、とかしてもよじれてるでしょ?」
ショックを受けているお客様に、
「なんとか直しますから毛をかなり切ってもいいでしょうか?」
と聞き、ご承諾いただいてから毛をひねって、ガッツリ切って。
いつもならせいぜい多くても5本程度なのに、
この時ばかりは20本以上切ったと思います。
「ギョッとするほど沢山切りましたが、
私、日頃福音弓の毛のブレンダーしてますから全然問題無い量だって判ります。
この量ならまだまだ大丈夫だから安心してください」
「そうなんですね!」
しかしその弓で弾いた店主は、
「まだ駄目。一見整って見えるけど、元々のねじれの分が張りきれていない」
無理やり直したので、見た目には”よじれ”は無くなっても、
弓を手元まで引いてきた時に”張り”が狂っていた分たるんでしまうのです。
「じゃあもっと大胆に行きますよ?まだ毛量的には問題無いですから」
そう言って更に15本くらい、さっきは遠慮していた分をカット。
普段もこのくらい切ってしまいたい弓はたくさん来店するのですが、
持ち主さんにショックが大きかったり、
切っても切ってもキリが無いことが多いので控えているのですが、
お許しが出たのでザックリいきました。(ちょっとスカッとしました)
その甲斐あって別物のように美しい音色を奏で始めたその二胡、
元はとても高い値段だったそうで。。。
それにしても、自分で売った物を売りっぱなしで、
日頃からレッスンで酷い音を聴いていても何年も放置なんて、
或る意味、生徒さんの時間を奪っているとしか思えません。
その生徒さんが居づらくなってしまうから名前は言いませんが、
その方の直前にいらしていたお客様も偶然そこの被害者さんで、
とんでもない値段の二胡を皮張替え。。。
お二人で顔を見合わせ、「あなたもですか。。。」
本当に一人一人が正しい知識を持って反論できるようにならないと、
口が上手い酷い人はたくさんいるものです。。。
この日、とある名古屋の店に、音が好みでないと楽器は返品したのに、
そっちが酷い状態にして戻したからと言いがかりを言われ、
楽器を送っても返金されず、50万近くを返してもらえなかった(!!)
という方もいらっしゃいました。
消費者センターに相談しても、
「そういう事例は期間が長引き裁判費用等でもっとかかってしまうから、
取り返すのは不可能だろう」
と言われ、泣き寝入りだそうです。。。
これが、まだ現在の日本で起こっている事なんです。
本当に信頼できるか判らない店の通販で買う時の怖いところです。
状態が本当に酷くなったかなんて確かめようがない状態で
相手にいいように言われて終わってしまう。。。
ワタクシが見ていても、言葉巧みに上手く書いてあるな、と思う
二胡を取り扱う所のHPは巷にいっぱいあります。
誤字脱字も全然無くてウチより信用出来そうな文章の所から、
こういった被害が出ているのが現状です。。。
2に続く
今月25日にいよいよ発売予定の書籍『二胡の救急箱』、
いよいよ印刷に入ります! ということで、
重箱の隅を楊枝で洗うようにネチネチとチェックしていたワタクシも一転、
今度は販売促進部長として日々奔走しております。
さて既に”まとめ送り”のお申込みの皆様、ありがとうございます。
送り修理品の返送時に本も同送できるようにと日程を合わせて下さっている方々、
ありがとうございます。
25日のご来店予告下さった方々、ありがとうございます。
それから、売り切れてしまうかもしれないから、と、
告知前から二胡姫さんへお申し込みの方々、ありがとうございます!
既にお代を先に届けにご来店下さった方々、ありがとうございます!
しかし皆さま、そんな、すぐに売り切れたりしませんよ。
発売前なのに異例の反響が出てはいるそうですが、
いやいやしかし、だからこそ尚更謙虚に、
この販促部長ほぉは、販売促進活動を頑張らんとイカンのですよ。
ということで、販促グッズにステッカーを作ったら、うっ、、、可愛い!!
だがこの完全なる自己満足、もらって嬉しい人いるのかしら???
そんなコトにかまけていたら、しまった土曜日!
今週のご報告には話題がたくさん有ったのに。
ということで弓の直しと弦の直しと2話分。
まずは弓の直しのお話し。
そのお客様の弓は酷かったのです。。。
或る楽器店で特別に名人に依頼して作っているという触れ込みの物。
持っていらした楽器の音色が冗談のように酷かったのを調整で治したのですが、
弓がこれまた酷くてまだ酷い音。
いつものように緩み毛を見つけて数本カットして整えようと
、、、してもムリ!!
「あちゃーっ!この弓、元々から不良品だ。。。」
「ええ?!そうなんですか?!」
「はい、ホラ、とかしてもよじれてるでしょ?」
ショックを受けているお客様に、
「なんとか直しますから毛をかなり切ってもいいでしょうか?」
と聞き、ご承諾いただいてから毛をひねって、ガッツリ切って。
いつもならせいぜい多くても5本程度なのに、
この時ばかりは20本以上切ったと思います。
「ギョッとするほど沢山切りましたが、
私、日頃福音弓の毛のブレンダーしてますから全然問題無い量だって判ります。
この量ならまだまだ大丈夫だから安心してください」
「そうなんですね!」
しかしその弓で弾いた店主は、
「まだ駄目。一見整って見えるけど、元々のねじれの分が張りきれていない」
無理やり直したので、見た目には”よじれ”は無くなっても、
弓を手元まで引いてきた時に”張り”が狂っていた分たるんでしまうのです。
「じゃあもっと大胆に行きますよ?まだ毛量的には問題無いですから」
そう言って更に15本くらい、さっきは遠慮していた分をカット。
普段もこのくらい切ってしまいたい弓はたくさん来店するのですが、
持ち主さんにショックが大きかったり、
切っても切ってもキリが無いことが多いので控えているのですが、
お許しが出たのでザックリいきました。(ちょっとスカッとしました)
その甲斐あって別物のように美しい音色を奏で始めたその二胡、
元はとても高い値段だったそうで。。。
それにしても、自分で売った物を売りっぱなしで、
日頃からレッスンで酷い音を聴いていても何年も放置なんて、
或る意味、生徒さんの時間を奪っているとしか思えません。
その生徒さんが居づらくなってしまうから名前は言いませんが、
その方の直前にいらしていたお客様も偶然そこの被害者さんで、
とんでもない値段の二胡を皮張替え。。。
お二人で顔を見合わせ、「あなたもですか。。。」
本当に一人一人が正しい知識を持って反論できるようにならないと、
口が上手い酷い人はたくさんいるものです。。。
この日、とある名古屋の店に、音が好みでないと楽器は返品したのに、
そっちが酷い状態にして戻したからと言いがかりを言われ、
楽器を送っても返金されず、50万近くを返してもらえなかった(!!)
という方もいらっしゃいました。
消費者センターに相談しても、
「そういう事例は期間が長引き裁判費用等でもっとかかってしまうから、
取り返すのは不可能だろう」
と言われ、泣き寝入りだそうです。。。
これが、まだ現在の日本で起こっている事なんです。
本当に信頼できるか判らない店の通販で買う時の怖いところです。
状態が本当に酷くなったかなんて確かめようがない状態で
相手にいいように言われて終わってしまう。。。
ワタクシが見ていても、言葉巧みに上手く書いてあるな、と思う
二胡を取り扱う所のHPは巷にいっぱいあります。
誤字脱字も全然無くてウチより信用出来そうな文章の所から、
こういった被害が出ているのが現状です。。。
2に続く