基本的に二胡は、柔らかい音になるには、時間がかかります。
最初から二胡の良い音がするというのは、かなり無理があります。
毎日弾き込んで、2年かかるともいわれます。
でもこの事を実感として皆さんが感じるのは、もっと時間がかかっているのかもしれません。
どうしても、二胡を習い始めてから、2,3年すると、
もっと良い音で柔らかい音で鳴らしたいという欲求が出て来るのも、これはやむおえないとは思います。
そこで、先生方は、麻の千斤を使ったり駒を変えたりと、色々みなさんの楽器に手を加えてくれる方もいます。
もっと弾き込みなさいとも言い切れないのかもしれません。
そこで、ハンドクリームを塗ったりオイルを塗ったりするのを進める先生もいます。
冬場に、空気が乾いてくると、皮も硬くなり新しい楽器ですと、かなり硬い音にはなります。
でもそれは一時の事です。
ハンドクリームも、手についた分を皮に移すくらいなら問題はそれほどないでしょうが、どうしても皆さんやり過ぎます。
オイルなど、とんでもない事です。
どんな皮でもオイルを塗れば、柔らかくなります。
でもそうしなくとも自然に伸びて柔らかくなるのです。
伸びてしまったらもう硬くはなりません。
張りのある音と言うのが出てこなくなるのです。
ヴァイオリンに塗ってある、塗料が固めだからと言って、皆さんそれを何か縫って変えようとするとおもいますか?
楽器に訳も分からず手を加えようとしますか?
二胡には何で皆さんご自分で手を加えようとするのでしょう?
ある意味そのくらいの物だと考えているのでしょうか?
確かに千斤は糸で出来ていますしなんとかなりそうではあります。
そこで器用な男子たちは、千斤のまき直しなどやってみようとします。
いろいろものの本にも、千斤のまき直しの仕方など書いてはあります。
しかし巻き方は書いてあっても、何故このように巻くのかというのは書いていません。
棹からは、20ミリなどとも書かれていますが、その時の駒の高さなど書いてはありません。
ましてや皮の柔らかさなども書いてはありませんね。
二胡が今の形になったころは、千斤は金属で作られていて、固定千斤でした。
糸の方が古いように感じますが、実際には、糸千斤と言うのは、この30年ぐらいのようです。
いまだに固定千斤使っているところもありますが、
プロの方で固定千斤と言うのを見たことがありますか?
(お一人だけいますが、そのことはまた今度)
糸千斤は、変えられるから良いのです。
棹からの高さを変えられるのですね。
18ミリにしたり19mmにしたり。
糸千斤になってきたのには、皮の変化に対応するという事が有ったからです。
これ相当難しいですね。
プロの方は、ご自分の楽器に自然に合うように千斤をまけますが、
皮による雑音が出る楽器などにはどう対処しているのでしょうか?
だいたいがプロの方の使っている楽器で皆さんが悩むような雑音の出る楽器と言うのを聴いたことはありません。
千斤の巻き方で雑音を消したりしなくても良い楽器を持っていらっしゃるでしょうし、
その上もう既にご自分の好きな音色を作れるくらいの腕を持っています。
多少難点があってもそれを弾きこなしてしまう腕を持っているのではないでしょうか。
発展途上の、二胡愛好家にこそ、楽器の調整というのは必要なのだと思います。
それは楽器が新しいという事もあります。
楽器が良い音でなるようになるには、プロが弾いて2年かかると言われます。
毎日3時間弾いたとして2年です。
約2000時間ですね。
皆さんが2000時間弾くのにどの位の年数がかかるでしょうか?
そこまでいかなくともせめて300時間ぐらい経つと、かなり良い音にはなってきます。
でも、まだ、安定するという感じではありません。
そこで調整が必要になってきます。
安定していないからです。
最初から二胡の良い音がするというのは、かなり無理があります。
毎日弾き込んで、2年かかるともいわれます。
でもこの事を実感として皆さんが感じるのは、もっと時間がかかっているのかもしれません。
どうしても、二胡を習い始めてから、2,3年すると、
もっと良い音で柔らかい音で鳴らしたいという欲求が出て来るのも、これはやむおえないとは思います。
そこで、先生方は、麻の千斤を使ったり駒を変えたりと、色々みなさんの楽器に手を加えてくれる方もいます。
もっと弾き込みなさいとも言い切れないのかもしれません。
そこで、ハンドクリームを塗ったりオイルを塗ったりするのを進める先生もいます。
冬場に、空気が乾いてくると、皮も硬くなり新しい楽器ですと、かなり硬い音にはなります。
でもそれは一時の事です。
ハンドクリームも、手についた分を皮に移すくらいなら問題はそれほどないでしょうが、どうしても皆さんやり過ぎます。
オイルなど、とんでもない事です。
どんな皮でもオイルを塗れば、柔らかくなります。
でもそうしなくとも自然に伸びて柔らかくなるのです。
伸びてしまったらもう硬くはなりません。
張りのある音と言うのが出てこなくなるのです。
ヴァイオリンに塗ってある、塗料が固めだからと言って、皆さんそれを何か縫って変えようとするとおもいますか?
楽器に訳も分からず手を加えようとしますか?
二胡には何で皆さんご自分で手を加えようとするのでしょう?
ある意味そのくらいの物だと考えているのでしょうか?
確かに千斤は糸で出来ていますしなんとかなりそうではあります。
そこで器用な男子たちは、千斤のまき直しなどやってみようとします。
いろいろものの本にも、千斤のまき直しの仕方など書いてはあります。
しかし巻き方は書いてあっても、何故このように巻くのかというのは書いていません。
棹からは、20ミリなどとも書かれていますが、その時の駒の高さなど書いてはありません。
ましてや皮の柔らかさなども書いてはありませんね。
二胡が今の形になったころは、千斤は金属で作られていて、固定千斤でした。
糸の方が古いように感じますが、実際には、糸千斤と言うのは、この30年ぐらいのようです。
いまだに固定千斤使っているところもありますが、
プロの方で固定千斤と言うのを見たことがありますか?
(お一人だけいますが、そのことはまた今度)
糸千斤は、変えられるから良いのです。
棹からの高さを変えられるのですね。
18ミリにしたり19mmにしたり。
糸千斤になってきたのには、皮の変化に対応するという事が有ったからです。
これ相当難しいですね。
プロの方は、ご自分の楽器に自然に合うように千斤をまけますが、
皮による雑音が出る楽器などにはどう対処しているのでしょうか?
だいたいがプロの方の使っている楽器で皆さんが悩むような雑音の出る楽器と言うのを聴いたことはありません。
千斤の巻き方で雑音を消したりしなくても良い楽器を持っていらっしゃるでしょうし、
その上もう既にご自分の好きな音色を作れるくらいの腕を持っています。
多少難点があってもそれを弾きこなしてしまう腕を持っているのではないでしょうか。
発展途上の、二胡愛好家にこそ、楽器の調整というのは必要なのだと思います。
それは楽器が新しいという事もあります。
楽器が良い音でなるようになるには、プロが弾いて2年かかると言われます。
毎日3時間弾いたとして2年です。
約2000時間ですね。
皆さんが2000時間弾くのにどの位の年数がかかるでしょうか?
そこまでいかなくともせめて300時間ぐらい経つと、かなり良い音にはなってきます。
でも、まだ、安定するという感じではありません。
そこで調整が必要になってきます。
安定していないからです。
でも今の日本の二胡業界には、私を含めてまだmだそれほど優秀な楽器の調製師と言うのがいないのですよ、
私はまだ7年ですし他の会社は演奏家が教室をやっている間に、調整の真似事ですし、木工そのものが出来ない人も多いですし、演奏は皆さん上手なのですが、、