紫檀と言っても様々あります。私が見たことがある二胡に使われていた紫檀の名前。木の硬い順番に書きます。ホンジュラスローズウッド(マリンバの材料)アフリカ紫檀手違い紫檀(チンチャン)ココポロ。ブラジリアンローズウッド。日本でいう本紫檀(現地名パユン)アフリカ小葉紫檀小葉紫檀(日本名コウキ)皆さんが紫檀と言ったときに一番思い起こすのがこの木の音色でしょう。大葉紫檀(二種類あります)ソノケリン(薔薇紫檀と . . . Read more
これは20年以上前に購入された二胡です。偶然にも日本の各地から4台もこの千斤の付いた二胡が送られてきました。久しぶりに見ましたが、まだお使いの方もいらしたのですね。その中のお二人は、ご相談しまして糸千斤に交換することになりましたが、ご自身で糸千斤を巻けないということで、二胡の救急箱の中の画像を送りました。どうやらご自身で巻けたようです。何時頃からでしょう?糸の千斤に変わって来たのは。感覚的には金属 . . . Read more
今まで長い物作りの人生でしたが、その間に個展というのを一度しかしていません。32才の時にやった横浜の有隣堂での展覧会ですね。伝統工芸の作家でもクラフトの作家でも、みなさん最低でも年に一回くらいは個展を開くかグループ展を開きます。凄いなーと思います。私の場合自分で作ってそれを人様に見せたいという気持ちがほぼ、殆ど無いですね。勿論色々年中作ってはいます。むしろ作っていない日がないくらいです。でも、それ . . . Read more
お客様から二胡を作りたいと、昨年送られてきたこの木がどうやら良い乾燥になりかけています。胴や棹の材料の大きさの近くに製材して本格的な乾燥ができる時期に来たようです。これは、原産地はどうやら中国の四川省から荊州(重慶のあたり)と言われています。比較的暖かい地方で栽培されたりしています。どうも、私はこの木にご縁があるのか、地域は違うのですが家内の家族からも兄からもこの美味しい実が送られてきます。最近で . . . Read more
冷凍ベスト。背中と脇の下に、この保冷剤を入れます。これがなかなか優れものです。このくらいの温度だと、何とか外、と言っても直射日光はないけれど、木工所はかなり暑いです。もう34度!!去年は工房の立ち上がるまで、旧木工所で、この冷凍ベストと扇風機付きのじゃヤンパーで過ごしました。本当は新しい木工所には冷房入れたいのだけれど、紫檀の粉で多分あっという間に故障するでしょうね。去年はなんとか40度を過ごせま . . . Read more
数十年天然で熟成された松脂をモデルとして作り始めた光舜松脂です。テストも含めて4年経ちました。つくづく思うのは、いくら人工的に環境を整えたとしても、やはり松脂は天然自然の物なのだなと感じます。光舜松脂は市販品のように何かを加えて混合させたものではありません。自然環境での変化を加速したものです。言ってみれば、お酒などと同じようなものと言えるとおもいます。お酒やウィスキーあるいはワインなどは、作る年に . . . Read more
二胡の木軸はこの絵のどちらかの形になっているものがほとんどです。最初からなっちる場合もありりますし、また経年変化でなっていく場合もあるのです。左の場合は抜けやすいです。右の場合は回しづらくなります。これが黒檀などの場合全く動かなくなることもあります、無理にハンマーなどでたたいて折ってしまった方もいらっしゃいます。この左の抜けやすい場合、ほとんどの木軸には最初からチョークの粉が入っています。あるいは . . . Read more
これは昨年初めてネオちゃんが蛇皮を張った二胡です。工房に転がっていた、アフリカ紫檀の棹、アフリカ小葉紫檀の胴、そして大葉紫檀の木軸と台、というごちゃごちゃに混ざった材料を組み合わせたものです。その上、何しろ見様見真似で最初に張った蛇皮ですから、多少歪みもあったのですが、、、まあ、雑音の塊でしたね。最初は!最近ネオちゃんは弓作りに燃えています、何とか一日に一本はできるようになったのもありますが、光舜 . . . Read more
弓の毛の量は増えると引っ掛かりが強くなります。気持ちよく楽器が鳴るという方もいらっしゃいます。その多い分雑味も増えます。比較的少ないと音はクリアーになります。そして、速い曲を弾くのには向いているようです。では、その毛の多い少ないという基準となる量というのは決まっているかと言いますと、決まっていません。各会社によって違います。そして馬毛の種類によっては比較的少なくとも、見た目に、少ないように見えても . . . Read more