フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

coming and going letter-8-

2010年06月20日 | テガミバチ関連

注意!!
①これはいわゆるボーイズラブというジャンルの女性向け小説であり、同性間の恋愛を扱っており、性的表現を含みます。このジャンルに興味のない方、そのような内容を苦手とする方はお読みにならないよう願います。
②テ○ミバチ「サンダーランドJr.Xゴーシュ」です。このカップリングやゴーシュ受が苦手な方はご遠慮ください。
③設定については大部分捏造しております。くれぐれも信じないように!(笑)
④今回文章をすべて反転させているため、携帯からは読めません。ご了承ください。


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 彼の体中に口づけ、舌を滑らせる。時折くすぐったそうに体をよじっていた彼の息の中に次第に喘ぎが混じり、先程はほとんど反応しなかった彼のものも、芯を持ち始めた。
 私は彼を片手で抱き寄せて、もう一方の手を彼の脚の間から奥へと進めた。
 びくっ、と彼は体を硬直させた。
「痛いか?」
 私の胸に顔を伏せたまま、彼は首を振った。
 解剖学的な知識はあっても、臨床経験が豊富とはいえない私は、文字通り手探りで、内壁を指で押してその場所を探した。
「……っ」
彼が息を呑んだ。私の指も、感触を探り当てていた。それまでの抵抗のない柔らかい感覚とは違う、押せば押し返してくる存在感。
「あ……あ、んん……」
 しがみついてくる彼の指先が、私の胸に食い込む。彼が声を抑えようと口を閉じるほど、甘い淫らな呻きが鼻から抜け、私を煽った。ずっと中途半端な状態に置かれていたせいか、こらえるのがつらいほど私は勃起してしまった。
 彼の快いところを攻めてやる余裕などなくなり、もう彼を貫くこと以外考えられなくなってしまった。
 指を引き抜き、彼の脚を開かせ、その奥の色づいた蕾に雄の頭部を押し当て──何をされるかまだよくわかっていないらしい彼の、予感に怯えながらどこかあどけない表情が目に入った──蕾を開かせるように先端を捻じ込んだ。
「ンン……ッ」
 何の警戒もしていなかったのだろう、一気に半分ほど入ったところで、きつい締めつけが来た。ゴーシュは最初にわずかに声を上げただけで、すぐに歯を食いしばって声を殺している。そういえば彼は、ケガの治療のときでもいつも声一つたてず、涙も見せない。
 体を倒して彼に体重をかけると、重みでぐっと入り込む感覚があった。もう、ほとんど彼の中に納まっている。
「ゴーシュ……声を殺すと、体に力が入る。口を開いて…大きく呼吸して」
 彼がなんとか息をつき、握りしめていたこぶしが緩めたところまでは待った。が、そこまでだった。私は彼の肩を押さえつけ、突き上げた。彼の口から短い悲鳴が洩れた。私が彼の奥に打ち込むのに合わせて、切れ切れのむせび声が上がり続ける。それが苦痛だけではなく聞こえたのは、決して私のうぬぼれではなかったと思う。
 彼の中は熱く、柔らかいのにびくびくと締めつけてきて、たまらなく気持ち良かった。粘膜同士が擦れ合う擦過感も、彼と交わっている、彼を犯しているのだという実感を強くもたらした。私は、初めて自分でも声を上げながら迸らせ、果てた。


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 今回は反転部分だけということで、ずいぶん短いです。最後まで載せてもいいんですけど、携帯の人に不親切かなー・・・と。反転して見えないと、何が書いてあっても恥ずかしくないなーっ。(←大きな間違いです)
 というわけで、次回で終わりです。むしろHシーンより恥ずかしいセリフばっかなので、反転してしまいたい・・・


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