注意!!
①これはいわゆるボーイズラブというジャンルの女性向け小説であり、同性間の恋愛を扱っており、性的表現を含みます。このジャンルに興味のない方、そのような内容を苦手とする方はお読みにならないよう願います。
②テ○ミバチ「サンダーランドJr.Xゴーシュ」です。このカップリングやゴーシュ受が苦手な方はご遠慮ください。
③設定については大部分捏造しております。くれぐれも信じないように!(笑)
④文章の一部は、うっかり目に入らないよう反転させることがあります。反転箇所は携帯からは読めません。ご了承ください。
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店を出ると、先に出ていたスエードが少し困ったような笑みを浮かべて待っていた。
「すみません、ごちそうになってしまって」
「構わないよ。私が誘ったのだから」
私につきあって一杯だけ飲んだはちみつ酒のせいで、スエードの白いはずの頬はりんごのように紅潮している。目も少しトロンとして、酔ってしまったようだ。大丈夫だとは思うが、家まで送り届けることにした。ここでさよならしてしまうには、別れ難くもあった。
彼の腕をとり、ゆっくりと来た道を戻る。もう明かりの消えた時計屋の前を通り過ぎたところで、スエードは突然立ち止まった。
「スエード?どうした?」
「……方向が…違います。博士の家は、さっきの角を曲がった方でしょう?」
「あ、ああ。君を送っていこうと思って」
「え……?」
彼は目を見開いて、傷ついたような目で私を見つめた。
「……ぼくはまだ、帰りたくありません。あなたといたいです。……迷惑ですか?」
「……ゴーシュ……」
私はしばらく、その場で呆けていたらしい。我に返って、繁華街からは離れているとはいえ、人通りがないわけではない道端だということに気づいた私は、彼の手を引いて横道の陰に入った。
「…その……ゴーシュ・スエード……」
「はい」
「私は君が好きだ。友人や仕事仲間としてだけでなく、その……」
長い間知られないようにと悩んでいたことを、あっさりと口にしてしまい、言ってから冷や汗が噴き出た。しかし今さら言った言葉は引っ込められない。
「知っています。……今日、やっと知ることができました」
「だったら……あまり私の理性を試すようなことを言わないでくれ。君に不快な思いをさせたくないんだ」
「不快……?なにを、どうしてぼくが不快だなんて思うんです」
彼のまなじりがきつく上がる。射るような、揺らがない強いまなざし。そうだ、彼は今や「テガミバチ」のエース、テガミの配達率トップ、鎧虫殲滅率もトップの男なのだ。その顔を私に見せたことはなかったが。
「あなたは……ぼくを何もわからないこどもだと思ってらっしゃるんですか」
そう言う彼の頬はまだ少年の柔らかな線を描いていて、そのひたむきで変化を恐れないまなざしも、彼はまだ本当に若いのだと思い──そう思う自分だからこそ、もう若くないのだと思い知らされる。
「そういう意味じゃない……。私は聖人君子じゃないから、君の望まないことをしないでいられる自信がない」
「望まないことって……」
泣きそうに顔を歪め、彼は目を伏せた。
「……ぼくからお願いすればいいんですか……」
横を向いた頬の赤みが増す。
「ぼくと……寝てくださいって……」
「ゴ……」
私はひどくうろたえてしまい、その自分の狼狽ぶりを笑いたいくらい滑稽に思いつつ、激しく突き上げてきた欲情に押され、彼を抱きしめていた。
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どこで切ろうか悩んだら、やけに細切れになってしまっているなあ・・・と今頃になって気づきました。ううむ、週刊マンガ雑誌のようだ・・・
この話には全く関係ない、役に立たない人物(?)解説。
ステーキ・・・(また人物じゃないじゃないかーっ)ニッチの携帯非常食料。ニッチに食べられることを使命と思い、誇りにしている・・・ので、「うまそう」が褒め言葉。フライパンで焼かれてはあはあしてるドMな生物。てゆーか2度も焼かれたことがあるが毛がチリチリになっただけ。丈夫だな(面の皮が厚いのだろうか)。しかも焼かれながらぐうぐう寝ていた。不感症のドMって・・・
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