赤城山水源の森の観察会シリーズが続きます(それぞれの専門家に講義していただいたのでもったいないので細かく記事にしています)。今回はチョウやトンボなどの虫たちです。まずはシモツケの仲間が食草のホシミスジで産卵のためシモツケの周りを飛んだり停まったりしていました。特徴は翅裏にある多数の黒点・・・
次はヤナギの仲間が食草のコムラサキで♂の翅表が瑠璃色に輝く綺麗なチョウです。
こちらは♀・・・
翅の大きな目玉をクジャクの羽根の斑紋に見立てたクジャクチョウでイラクサなどを食草にしています。
そして・・・毛虫が嫌いな方はゴメンナサイ・・・クリの木に付いていたヤママユの幼虫です・・・
夏の暑さに弱いので高原に避暑に来ているアキアカネ・・・胸の斜めに入った3本の黒帯の真ん中が上部に行くほど細くなっているのが区別点で、ナツアカネは平らに切れるのが特徴です。
渓流沿いの林縁部にはイケマが生えていて丁度花の時期だったのですがマメコガネが花を食べていました。
そしてイケマが大好きなジュウジナガカメムシ・・・この赤と黒の色合いが「私は毒を持っていますよ。食べてもまずいですよ。」とアピールしているのだそうです。
イケマの花の傍には集まってくる虫を狙ってムシヒキアブの仲間シオヤアブが停まっていました。
そしてヤマホタルブクロの花を渡りあるっていたマルハナバチ・・・
虫たちを眺めていると飽きないですね・・・・
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