冬芽マニアと虫こぶマニアの行き着く記事はこうなるのだろうなぁ~(笑)
新潟の山小屋周辺で見られるクロモジは雪の多い日本海側特有のオオバクロモジなのだけど、太平洋側のクロモジに較べて葉や冬芽が大きい!
葉痕は側芽部分のものは半月形で上部のものほど三日月形になっていく。 維管束痕は横長に伸びた1個が見られる。
花芽は球形で葉芽の周りに1~3個付き、半曲した花柄を持っている!
歩道脇のオオバクロモジの枝先には芽が肥大したオオバクロモジメウロコフシ(大葉黒文字芽鱗附子)が幾つか付いていた!
オオバクロモジメウロコフシは最近になって見つけられた虫えい(虫こぶ)で図鑑には載っていないんだ・・・(↓)肥大中のもので玉原で撮影。
秋に肥大したものを切断してみると虫えい室は作らず、肥大した中心部の葉片の間に白色の幼虫(タマバエの一種)が数匹棲息していた!
幼虫は10月下旬には虫えい(虫こぶ)から脱出して地中で越冬すると言われている・・・
幼虫は残っていないとは思ったけど切断してみた・・・やはり幼虫は居なくて、脱出口は見つけられなかったので葉片の隙間から出ていったのだろう!
虫えい(虫こぶ)は、しっかりと枝先に付いていて簡単には外れず、落下せずに残っているんだね・・・
二つのブログランキングに参加しています。 (↓)のバナーをクリックして応援よろしくお願いします! (4050話目)
冬芽ハンドブック | |
クリエーター情報なし | |
文一総合出版 |