かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

里山のもみじは褐色系だ・・・

2018年12月06日 | 植物

昨日も暖かかったのだけど風が強かった・・・またもや釣りに行かずに里山歩きをしていたよ! 今年の榛名湖はもう行けないな(涙)


紅葉(もみじ)の原理は、葉の老化現象なのだけど、葉に含まれる大切な栄養素を樹体内に取り戻す目的があるんだ!

詳しくは書かないけど、葉が赤くなるのはアントシアニンという色素が、黄色くなるのはカロテノイドが、褐色になるのはタンニンやフロバフェンが有るからなんだ!

西上州の里山はナラ類の樹が多いのでもみじは褐色系になることが多いね!


同じ褐色系でも色調や濃さに違いが有る・・・赤味が強かったり、黄色味が強かったり、緑が残っていたりと様々だね!


緑が残るのは栄養が良くて二次伸長してまだ老化していないからなんだろうな、そして赤味が強いのはフロバフェンに加えアントシアニンが濃いからかな・・・


黄色っぽいのはフロバフェンとカロテノイドの混合かな・・・


所々にモミジが有ったりするけど今年の紅葉は赤味が弱いね・・・色々な原因でアントシアニンの生成が少なかったんだろうな!

寒暖差だとか、台風の影響だとか、不順な気候のせいだとか諸説あるけど、この辺の明快な理由は未だに解明されてはいないんだ!



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