一昨日の小根山での観察会で見つけたヤマウコギの虫えい(虫こぶ)・・・ウコギハグキツトフシかなと思ったのだけど形成部位や形状が違っていた!
葉表・・・ウコギハグキツトフシは葉柄の基部近くに不定形の虫えい(虫こぶ)を作るのだけど、これは小葉の葉柄に作られ、ほぼ球形だね!
葉裏・・・
家へ帰ってから日本原色虫えい図鑑で調べてみても見つからなかった・・・
図鑑のリストに名前だけ載っているウコギハグキタマフシで当たりを付けてググると「虫えい同好会掲示板」でヤマウコギハグキタマフシがヒットした!
葉表の拡大・・・
葉裏の拡大・・・
虫えい(虫こぶ)を慎重に切断するとオレンジ色の幼虫が数匹出てきた。
「虫えい同好会掲示板」に報告をしたら、湯川先生から回答が有ってヤマウコギハグキタマフシ(形成主:タマバエの一種)であることが確認できた。
なお、ヤマウコギハグキタマフシの確認は青森県・栃木県に続いて群馬県は初めてで3県目らしい・・・当ブログ掲載164種類目
この幼虫が、虫えい(虫こぶ)から脱出して地中で越冬するのか、虫えい内で越冬するのかで種類が違うようなので観察を続けることにした!
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