先日、安中市の毎戸に新聞折込で入ったチラシ・・・市庁舎建設問題について比較的分かりやすく書いてあった!
私も、古い耐震性の低い庁舎の建て替えの必要性は認めるけど、庁舎機能の一極集中や他所への大規模庁舎の建設には反対だ!
そこで、私なりに市庁舎建設の経緯を整理してみた。
安中市の市庁舎建設は平成18年の安中市・松井田町の市町村合併当時からくすぶり続けている課題なのだ!
合併当初の協議書では現・安中市役所を新市の事務所とする。 そして、松井田役場も機能の低下を招かないように調整すると書いてある!
庁舎機能の一極集中はこの協定に反しないのか? 均衡ある発展に役立つのか? コロナ禍で露見した危険性は分散化でこそ低減できるのではないか?
行政機能の効率化と云う短絡的な面だけで、一極集中を唱えるのは反対である! 分散化こそが安全性でも発展性でも好いと思う!
合併から1年経った平成19年に市役所の耐震診断結果が出て安中市庁舎の旧庁舎と中庁舎の耐震性に問題があるとの結果が出たのだ!
特に旧庁舎の耐震性は非常に弱く大規模改修が必要であると言われた。 中庁舎においても耐震性が低く補強が必要との結果が出た!
しかし、岡田市政では何も対策がなされず、現茂木市政でも令和2年の現在まで何も行われてこなかったのだ。
職員や利用者の安全性を考えればスペースが有り耐震性に問題の無い松井田庁舎(↓)や谷津庁舎などを代替的に使えば好いと思う・・・
そうすれば何億も使って仮庁舎を立てる必要も無く、現在位置に建て直せるはずなんだ!
長年、何もせずに来た庁舎建替について事前準備組織で検討が始まったのが平成27年で、平成29年には以下のような報告書が出されてしまった!
このような動きは、合併特例債の起債期間が何度も延長され、現在は令和8年まで起債できることになったことから動き始めたと思っている!
合併特例債起債のためには新市建設計画の策定が必要で、今年の3月に変更された計画では何時の間にか新たに4つの計画が追加されていた!
さらに、庁舎建設については市議会の特別委員会や市民懇談会において検討されているのだけど・・・これは長くなるので別稿で書くことにする!
この中に「市庁舎建設整備事業」や「道の駅整備事業」が入っているんだ! ここから現在、問題視されている計画が始まったと言える!
安中市には財政面での問題が多く、如何に合併特例債が利用できて国からの補填も期待できると云っても借金は借金なんだよねぇ~
なぜ今、50億も掛かる大きな新市庁舎は必要なのか? そして市全体の均等的な発展のためには何が必要なのか? 一極集中の行政が是なのか?
政治的・行政的な問題にあまり口を出さないようにしていたのだけど今回は黙っていられない!
・・・と云うことで何度かに亘ってこの問題を掘り下げて考えてみたい!
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