![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/eb/19491f0bb1d2766be5783c2104b99818.jpg)
今回の冬芽と葉痕はマタタビ(↑・↓)です。マタタビはサルナシやキュウイフルーツと同じ仲間ですが冬芽は微妙に違いがあります。
マタタビの冬芽は円形の葉痕腋の盛り上がった葉枕の中から少しだけ覗いています(葉枕内に半分以上隠れているので葉枕内半陰芽と言います)。同じ仲間のミヤママタタビはほとんど見えるか見えないかで葉枕内陰芽です。葉痕は盛り上がった円形で維管束痕は一つ・・・
切断してみると構造が良く分りますね。髄は詰まっています。一方、ミヤママタタビやサルナシの髄は隔壁に隔てられ空隙があります・・・
冬芽の付き方は2回まわって5つ目の芽で元の位置に戻る「2/5らせん生」・・・
(冬芽と葉痕:191種類目)
一方、サルナシ(↓)の冬芽は葉枕内陰芽で冬芽は見えませんね・・・
キュウイフルーツ(↓)の冬芽は葉枕内陰芽ですが幹は毛むくじゃらです・・・
冬芽は毛に覆われ葉枕内に隠れています。髄は褐色で隔壁があり中空ですね・・・
(冬芽と葉痕:192種類目)
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。下のバナーを押して応援よろしくお願いします。(2844話目)
「人気ブログランキング」にも参加しています。こちらも応援よろしくお願いします。
![]() |
冬芽ハンドブック |
クリエーター情報なし | |
文一総合出版 |