彼岸入りしてから雨続き・・・撮り貯めたつる植物の花の記事をアップ!
今回は外来種2題でマルバルコウとアレチウリ・・・
まずはマルバルコウ(ヒルガオ科ジャガイモ属)だけど別名がマルバルコウソウやルコウアサガオで名前のとおりルコウソウの仲間で葉が丸い!
北アメリカ原産で観賞用として持ち込まれたものが野生化してしまった。 ツルは左巻きで絡みつく纏体植物・・・生態系に影響を及ぼすということで植物防疫法規制対象となっている。 本州中部以南(長野や山梨)に分布となっているけど群馬県でもよく見られるようになってしまった!
バックが稲穂なので黄緑色に仕上がってしまった・・・
北アメリカ原産で花は朱色のロート型で中心部は黄色味を帯びる。 花を上から見ると五角形に見える。 雌しべは長く突き出て柱頭は耳かき棒の梵天のようだ! 雄しべは5本ある・・・何となく赤いパラボラアンテナに見えるね!
2題目はマルバルコウと一緒に生えていたアレチウリ・・・手入れの行き届かない荒れ地に生える瓜という意味なんだ!
アレチウリも北アメリカ原産で猛烈な勢いで伸び、巻きひげで絡みついて荒れ地を覆い尽くす纏鬚植物の一年生草本・・・特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100にもなっている!
(↓)雌雄異花で、雄花は長枝に総状花序となって咲き、雌花は短枝に頭状花序となって咲く
雄花は黄色味を帯び葯は一つにまとまっている・・・虫媒花なのでアリが訪れていた!
雌花は淡緑色で雄花よりも小さい・・・柱頭は3つに分かれている!
果実は扁平な長卵形で軟毛と棘が混生している・・・(↓)は若い果実
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