しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

パチンコ業界の現状

2009年12月19日 | Weblog
「レジャー白書」によれば日本のパチンコ参加人口は95年が2900万人だったが2005年年には1710万人となり、この10年で約1200万人減少したそうです。
日本の人口は約1億3000万人。かっては3000万人と言われた日本最大のレジャー産業〔ギャンブル)といわれたこともありました。
(1997年の売り上げは日本のGNPのなんと4%に到達した。!)

20歳以上の3人に1人はこの業界で遊んでいることになります。
なぜ急速に遊戯人口が減ったかというと
○ 04年7月の遊戯規則の施行によりギャンブル性の高い器械が廃止されギャンブル性の低い機器に変わっていったこと。

○1973年の電動式パチンコ認可以降コンピューターによる確率制御で出玉コントロールが容易になり店のリスクが減少。

大勝ちする人の割合が減少⇒嗜好心を著しくそそることの減少⇒客離れの増大
に陥っている状況の様です。

「パチンコ業界資料」
○ 店舗数 12937店舗 〔2008年)
○ 遊戯台数 453万台  〔2007年)パチンコ308万台、
               パチスロ145万台
○ 年間売り上げ 22兆9800億円 (2007年)生命保険業界に比肩。
○ 従業員数   30万人 〔2006年)

「業界の課題」
パチンコ離れから業界は危機感を持って新しい取り組みを始めた。
「1円パチンココーナーの設置」である。
「安く、長く、楽しく遊べる〔安長楽)要素を入れてパチンコフアンを呼び戻さなければならない。
従来からの4円で遊ぶコーナーとはゾーンを仕切り、景品交換の玉数を4円コーナーの4倍で交換する。大勝しても4円コーナーの4分の1の交換率となる。
常連客、ファンの増加にはかなりの効果が期待できるようだ。
店にとっては4円の売り上げが1円になるわけで売り上げは4分の1。
店にとっては儲からないが客離れには効果がある。
顧客の増加も見込める。
○ ギャンブルから「時間つぶし」産業への変身。案外生き残りには有効な脱皮要件だったり。の期待もあります。

かって33連チャンしてパチンコ依存症に嵌り込んだ小生としては再びパチンコ店に入ることは抵抗感があります。
1円パチンコ店が多くなってかっての気安さが楽しめる時代が来たら考えてみたいと思うところです。

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