しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

宝の山は現場から

2014年04月26日 | Weblog
実に分厚い資料だった。   新年度最初の会議「自治協会議」が開催された。
旧年度1年間で研究・会合を重ねて来た結果の報告書が多数資料化されていた。大型定型封筒に収まらず、カバンに半分バラで収めて帰宅した。

会議が終わっても資料を読み直したら何時間もかかった。
これだけのボリュームの資料を自治協委員に審議させるには無理がある。委員とほぼ同じ数の説明する担当課長が入れ替わり立ち代わり
説明に立った。一人5分以内。程度の説明時間に限定されている。座長の大変さは見ていても感じる。極力意見を抑える方向で議事を進める。

区における自治の深化にむけての説明が多い。月1回の定例会で2時間の時間内で審議するのは限界にきている。

特別部会、専門部会が活動している。そこでの会議は月に2回程度ある。定例会を含めると月3回は自治協委員に就任すると市役所に呼ばれることになる。会議終了後も当然活動が伴ってくる。議事録作成、課題の調査・解決活動が伴う。
一部特定の委員に負担がかかっている。

成果を求める方向性が見えてはいる。されど相反する不満も出る。既存の委員会のやっつけ仕事である。
委員会の組織があると何かしらの会合を行ったとする報告が必要なのだ。会議の中身が問われることがないと、開催しましたという事実のみ
重視の会議運営に終始する。

一年間にただ1度の会合。それも自己紹介中心・資料説明中心で中身の審議時間は実質15分だけの会議があった。条例に定められた委員の責任が果たせない。中身のある会議が運営されていない。

苦言を申し上げて会合を終えた。出身母体でもその旨の報告をした。議事録に残るだろう。
それでも、改善の見えない会議運営ならば「時間と経費の無駄使い」だ。市長にも苦言を伝えたい。
あまりにもバランスが悪すぎる。

会議の実態、組織の実態。体よく作られた議事録で判断してはならない。現場に出て「生の声を聞いてほしい」
それこそが「自治の深化」であるから。

ブログランキング

人気ブログランキングへ