しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

韓国の苦悩

2014年04月28日 | Weblog
「セウォル号」の沈没事故を受け、韓国首相が辞任する。
「政府の総体的欠陥」で事態報道が二転三転した。174人の救助された人は誰1人海軍の手による救助者はいなかった。
ボランテイアの潜水士も門前払い、海外の救助申し出も当初受けず、対応が後手後手だった。

「三等国家」「発展途上国の対応」と地元新聞に政府批判が殺到。朴クネ大統領の支持率も急落した。
人災の様子。船長を初め、乗組員が乗客の避難誘導をせず、真っ先に逃げ出す失態。救命いかだもピンが抜けず全く使われることがなかった。

避難訓練などしたことがない。と乗組員の弁も出て来た。船長を初め極端な低賃金。
定員オーバー、積載オーバー、バラスト水を減らして危険なほど荷物を積んだ。復元力が極端に悪くなり、急速方向転換で荷物が動いたらしい。横転、転覆。となったらしい。
正に人災だ。

法律順守の徹底がなされていないことが原因だろう。人命よりも営業利益優先、会社の方針が招いた事故だろう。
原因が究明されると出てくる政府批判。多分、根は深い所にある。

韓国のマスコミが徹底的に自己批判して再発防止に努める必要がある。東日本大震災、日航事故、日本の経験が役に立つはずだ。
この時期だからこそ、日韓協力の実をあげて、関係改善の努力が必要だろう。

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