しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

改憲勢力3分の2

2016年07月18日 | Weblog

参議院選挙の結果、「改憲前向き4党」と言われた政党が獲得した議席の合計は

「77」自民56、公明14、おおさか維新7、日本のこころ0、だった。

参院は定数が242で、非改選の121議席のうち、与党とおおさか維新、

日本のここおの「改憲4党」で84議席を占めており、今回の参院選挙の結果

78議席以上を得れば3分の2(162議席)確保し、発議が可能となる。

しかし、その後、非改選の無所属議員のうち、4名が改憲に前向きであることが分かった。

この4名を足すと165議席となる。自民党に鞍替えした議員も1名出たので、166議席。と

安定3分の2となる。ここに来て岡田民進党の代表も態度が変わって来た。

阻止できなかった事実を「惨敗」と認めない代わりに「改憲容認派」の民意に迎合する態度に

変わりつつある。世論に世を向けるのでなく、一定の聞く耳を持ちつという態度を示すことで

党内の改憲派の声に応える方向性に舵を曲げたかの様子。

当然、共産、社民とは意見が異なる。

18歳に引き下げられた選挙年齢。多くが改憲派に票を投じた結果も驚きだった様子。

多数決の世論の動向に耳を貸す態度がなければ政権担当の意思が無いと思われてもしかたがない。

その様な判断もあったのかも。事実として民意が示された数字の力は大きかった。


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