世界ボクシング評議会(WBC)ダブル世界戦で11連続防衛を果たしたバンタム級の山中慎介と日本男子選手最年長35歳9か月で王座を獲得し、3階級制覇を達成した長谷川穂積の快挙には興奮させられた。スーパーバンタム、バンタム、フェザーの3階級制覇は素晴らしい。
山中慎介の11回連続防衛もすばらしい。具志堅用高の13回防衛の日本記録にあと少し。内山高志が11回で途切れている。
ただ日本は海外での防衛戦が少ない。世界で強い名選手の評価は無い。メキシコのチャベスは88連勝、米国のタイソン、アリ、デラホーヤは17回連続防衛、フイリピンのマニーパッキャオは6階級制覇。
世界の評価は日本ではファイテイング原田がただ一人殿堂入りしているのみ。具志堅の記録を上回れないと世界の評価は得られない。
井の中の蛙とならぬよう。ラスベガスでタイトル戦をするなど、世界で通用する評価を得られる様に願ってやまない。